kato takao | weblog
ロボピッチャー・かとうたかおのweblog
時間がない、と書くと語弊があるような気もする。
時間はある。
ただ、クリエイトするために充分な時間はない。
「すこし、つめこみすぎたか」と思う。でも、とりあえずやってみると決めた事を全部やっているのだ。楽しくないはずがない。楽しい事は寝る時間を削ってでもやるのだ。
だから、日々は楽しい。たぶん。楽しいような気がする。
ただ、クリエイトに必要な時間がない。精神がさくさくしてる。サクサク。
jimamaのボーカルの妹さんから書きこみがあってびっくり。
沖縄で偶然会ってたんですね。すげー。ちょっとしたミラクルがいくつも合わさって出来てるんだな。
だめだ。疲れてる。よい文章を書くのに必要な精神が、疲れてる。
ここらで。
あ、歌詞のリクエストはもうないかい?
今度、ボツになった歌詞特集をしよっかな。変なのがあるのさ。
変則なリズムで生きていて、書く時間がない。
すまん。
毎日書くとかいってたのにね。
えーっと、まあ、ぼちぼちやります。
そういやきーぽんさんにまたもや会った。
それについては後ほど。
では。
今帰ってきました。
いま、かえって、きた?
ただいま、5/26のAM8:15で、いったいいつから外出してたのかよくわからないし、今から3時間ほど眠ってロボピッチャーの練習に行くこととかもうまく理解できない。
まあ、睡眠不足自慢はする方が野暮というもんで、みんなもぎりぎりで頑張ってはいるのだろうけど、おれいったい何時間寝てないんだろう、とかくらいはぼやいてみてもいいかい?
クラップ3号はすごい出来です。
まあ、びっくりすると思うね。っていうかびっくりしろ。
僕はびっくりしてます。
自分の才能の奥深さに。
まあ、いいや、そして、東京ツアーが近づいてきて、なんかわさわさしてきました。
なんせ、東京ですからね。前に行った時はかなり打ちのめされましたからね。ついこないだですけどね。
リバース。
とても気にかかる言葉です。
かけがえのない何かを、まるで無意味に切り捨てるように、冷たい。
そこが、いいとこじゃないすか。って、いえるような、いえないような。
ずっと前にゆーきゃんから借りたオアシスのセカンドアルバムが最近の愛聴盤。よかった返すの忘れてて。
あの、俺様ロックはジャイアンに通ずるものがありますなあ。
では。
あなたは腕時計をしている。
別に急いでいるわけでもないのに、さっきから5分に一回の頻度で腕時計をみる。
なぜだろう。
なにかがおかしい。
なにがおかしいのかは、はっきりとはわからない。
でも、致命的に何かが狂っている。
時間?
今ほんとは6:23なのにこの時計は6:38を指しているのではないか。
あなたは確かめてみる。こんな時のためにあなたは携帯電話を持っている。
「たとえ少しくらいおかしなことがあったって、わたしはきちんと対処して、やりすごすことができる」とあなたは思っている。
117を押す。
乾いたトーンの女が、冷徹な声で時刻を告げる。
「まもなく、6:23ちょうどをお知らせします」
ピ・ピ・ピ・ピーン。
あなたは自分の腕時計をみる。間違っていない。
むしろ、この時報を告げる女の声の方が間違っているような気がする。しばらく聞いていたら「ぶふっ」っと笑い出すのではないか。ひょっとして彼女は笑いをこらえているのではないか。
あなたは、まるまる20分も時報をを聞き続ける。もちろん、なにも起こらない。あなたは、諦めて、電話を切る。
それでも、あなたはまったく安心できない。
今わかっていることはなにかがおかしいってことで、なにもおかしくないってことはありえないのだ。もっと根源的で決定的な間違いがある。それがなにかがわからない。
リバース。
そう、リバースなのだ。
あなたは、昨日友人とやっていたカードゲームを思い出す。リバース。
自分の順番がやってくると思っていて用意したカードを出せない。あなたの前の人間がリバースのカードを出したのだ。突然、秩序は乱れ、当然のようにあなたの順番は逆に遠ざかっていく。
「そんなバカな話があるだろうか?」とはあなたは思わない。なぜならそれは、歴然としたルールであり、それもまた秩序だからだ。
むしろ「しかたがない」とあなたは思う。そんなことにまで文句を言っていては、この世界では生きていけない。
あなたの腕時計は逆向きに回っている。
それでも時間を正確に刻んでいる。
あなたはそのことに気づいている。
でも。なにかが違うと思うそのなにかが、それだとは気づいていない。
あなたの腕時計は逆向きに回っている。
正しい方向ではない。でも、なにが正しいかなんて、だれが決めることなんだろう。
あなたは、それに気づかない。ただ、なにかがおかしいと思っている。
まるでリバースのようだと。
また今、あなたは時計を見た。
さっき見たのは4分と28秒前だ。
まあいいや、とあなたは思う。
時間は正確だし、あなたの日常に影響があるわけでもない。
ただ、「なにかがおかしい」と思いつづけていなくてはならないだけの話だ。
ところで、これは、だれの話なんだろう、とあなたは思う。
ひょっとして、わたしのことなんじゃないか。
これは、あなたの話なんだろうか。それとも、僕の話なんだろうか。
世界がぐるぐると回っている。リバースに次ぐリバース。
上と下が右と左が静と動が正と邪がリバースに次ぐリバース。
なにを信じてやろうか、なにを信じずにいてやろうか。
さて、あなたは、なにを信じてみるのだろう。
リバースだ。
これは、あなたの話だ。
あなたの、話だ。
話だ。あなたの。
リバース。
スーバリ。
バリース。
まるでまるでまるでなにかのようだ。
まるでまるでまるでなにかのようだ。
までるでるまでるでまるかになうだ。
冷蔵庫の音がうるさい。
こんにちは。
激しくプロ意識に欠ける昨日の日記を読み返して、暗澹たる気持ちになりましたが、仕事で「ガーリー伯爵とティンカーベルのファンシートーク対談」を書いてるうちに、本物のデカダンをみちゃって、「俺なにやってんだろうなあ」とさっきから100回はつぶやいてる加藤です。
ちなみに昨日のライブには来なかった友人と僕との会話。
「なんか昨日のライブは俺が楽しそうじゃなかったって言われちゃったよ」
「ああ、あれね」
「え?」
「そういうライブすることあるよね、時々。日常の疲れをステージに持ちこんでるのよ。で、すごく顔に出るからね」
「そうなの?」
「うん。知らんかったん?」
ええ、知らなかったです。そうなの?
では「はいや小笠」の歌詞です。
はいや小笠
はいやはいやはいや小笠 はいやはいやはいやはいやほ
はいやはいやはいや小笠 はいやはいやはいやはいやほ
双手を振る枯れ木の擦れる音 火の粉を追う野分に身を呑んだ
焼け野の雉子緑陰もがき飛ぶ 子を顧みぬ淫売の美しさ
始まりならば御髪を絡ませて 火影に潜む濡事に身を寄せる
はいやはいやはいや小笠 はいやはいやはいやはいやほ
はいやはいやはいや小笠 はいやはいやはいやはいやほ
朧沸き立つ寒天の花曇り 転び寄るなむ散り花もうち絶えて
凄天の下狂い人堰を切る 徒党の流れ細石のみ穿つ
消えゆく紅に唇染めて 思いの丈を冷まらぬ指で弄ぐ
からたつ小唄に手を添えて 踵の行路に子を宿す
小石に焦がれて華やぐ 褥にからぶく小手を引く
恋に変わらぬ戯の唄や 為す間もなくただ意のままに
ほつる身の舞う奥の戸の 太鼓の音に目を閉じる
うん。すごい歌詞ですね。僕が曲を作り出した最初期のころの曲。たぶん、4曲目くらい。
「井戸を掘って」「からすが飛んでいく」「テキーラ!テキーラ!」の次に作ったのがこの曲。たぶん。20から21歳にかけての頃。
その頃は別に誰も僕のことを「曲を作る人」だとは思っていなかったので、僕が曲をつくってギターを持ち出したらえらくびっくりしていた。それまでは、ただのボーカリストだったんですね。
とにかく、どれだけ遠くの言葉を使って曲を作れるかの実験をしていたような曲です。正直言ってそれがどの程度成功しているか疑問ですが、まあ、いいや。でも、こんなわかりにくい歌詞かいといて、お客さんに100%の理解を求めてたので、なかなか人生がしんどかったです。ずーっとイライラしてましたね。たぶん、すごく評価されたかったんだと思う。ちょっとでもけなされたら、めっちゃくっちゃに哀しくなってました。ぴりぴり。
こんなこと書いたらなんですが、おそらく僕の曲で唯一セックスがテーマの曲です。この曲を作ったときのぼろぼろな私生活が大変複雑なレトリックとともに表現されており、個人的に感慨深いものがあります。
とにかく、造語がいっぱいあります。使い方を間違ってる言葉もいっぱいある。でも、メロディーとの相性はすこぶるよかった。この曲あたりから、メロディーと言葉の響きを一致させる歌詞を作ることを心がけはじめました。
この曲は沖縄音階で作られているのですが、初めて沖縄でライブをしたときにこの曲を演奏してみたけど、そんなに評判はよくなかった。なぜかボサノバのリズムの「たまごやきにケチャップを」がやけに評判がよくて、沖縄は奥が深いなあと思った。
そういえば、僕は曲を作り出してから4年間くらいずーっと、「曲は良いけどバンドはつまらない」って言われつづけていて、「ソロでやったら」ってものすごくよくいわれました。それでも、なぜか意固地にずっとバンドを続けてきて、今ロボピッチャーって言うバンドをやっていることがとても誇らしい。
6/18に心斎橋クアトロでライブが入りそうです。
詳細は後ほど。
では。
ライブでした。
とてもつかれました。とても。
つかれたって事がなにを評価するのかはわかりませんが、残念ながら今日は見にきた人達すべてにとって良いライブではなかったようです。
個人的な感想はとにかく疲れた。ひどく疲れて、今は眠りたくてしょうがありません。
良いライブってなんなんだろう。よい音楽ってなんなんだろう。
とにかく、今日のライブに来てくれて、いくばくかのお金をはらい、その上で「今日のロボピッチャーはいまいちだなあ」と思った人に対して大変申し訳ないと思います。
もちろん「今日のライブは良かった」と言ってくれる人もいたのだけど。
ただ、宣言しますが、僕らはいつもあなたを満足させつづけることはないでしょう。
僕らにとって良いライブは必ず毎回していると思うけどね。
いつもじゃない。でも、いつか、すごいライブをするよ。
それは本当にすごいライブで、なにもかもぶち壊してしまうようなすごいライブなのさ。
今日のライブって、そんなにひどかったかい?
それじゃね。
明日がライブです。正確には今日だけどね。
ライブの前の日ってどうもそわそわする。いつまでたってもどっしり構えて「なんとでもなるんだよ、ライブなんて」とかはいえません。なんかざらざらしてます。
繰り返し念の為宣伝です。
ロボピッチャーライブ
5/20(火)
wマジシャンズ、おやつ
@西院ウーララ
前売 ¥1000 当日¥1500 (ドリンク代別途)
18:30 OPEN 19:00 START
京都市西大路蛸薬師東入る北側 アシダビル1F
TEL 075-311-3400
ロボピッチャーの出演は3番目です。
たぶん20:30くらいからの演奏だと思われます。
では、リクエストの「花が咲く」
花が咲く
皐月待つ花たち枯れて 夜陰に落ちて土にかえる
濁り酒透かす落ち光 薄紅の中弔い詠む
雲を追うそして夜に泣く 舐めた土の端にたまゆらを呑む
花が咲くまだ花は咲く 今は枯れても明日は咲こう
腐り果てて地に伏しても 汚れた川辺にせめて咲こう
絶え間なく続く夢現 祝いの声も今は遠く
その意味を探す根無し草 賜る生の軽さを知る
雲を追うそして夜に泣く 舐めた土の端にたまゆらを呑む
花が咲くまだ花は咲く 今は枯れても明日は咲こう
腐り果てて地に伏しても 汚れた川辺にせめて咲こう
花が咲くまだ花は咲く 今は枯れても明日は咲こう
腐り果てて地に伏しても 汚れた川辺にせめて咲こう
うん。よい曲だったと思います。
たしか、まだ学生のときに作ったんじゃなかったかな。22歳くらいのときの歌。
この頃は横井さんというピアニストと二人でライブをすることが多かった。
とにかく「よい曲だよい曲だ」とみんなから言われた結果、当時嫌いになりました。
この曲で僕が言いたかったこととは別のポジションで、評価されている気になったのです。でも、考えてみたら、それってすばらしいことですよね。製作者の意図を超えて曲が別の解釈をされ、しかもそれを良いといってくれる人がいる。
でも、この頃は、お客さんにも完璧な読解力を求めていて、「よい曲ですね」と言ってくれた人に「どこが良いんだよ!!わかんのかよおまえに!!」みたいな感じでつっかかってました。あばれんぼうですね。
僕の曲の中で繰り返し出てくるモチーフが、この曲では顕著に出てきます。単語としてもそうだし、テーマとしてもそう。いまだに同じ事を歌っている。
なお、「立ち枯れる」「落ち光」等は造語。こんな言葉はありません。「夜陰」なんかも今となっては怪しい。こんな言葉あったっけ?でもヤインって打ちこんだら一発で夜陰って出てくるところからこれは世の中に流通してる言葉みたいですね。賢いなこの頃のおれ。
さて、とりあえず、リクエストには全部応えました。もうないかい?
明日からなにしようか。ライブの日も更新するのかなあ。
あとさ、ライブの日くらいは、ライブの感想を書きこんでいただきたい。ロボピッチャー掲示板でもいいですが。感想って大事よ。それがロボピッチャーの未来を変えるかもしれない。
では。今日来てね。仕事や学校の帰りにちょっと寄れる感じの時間だしね。そして、ライブの後は呑もう。ある意味オフ会やね。
今日はとてもとてもお疲れさんですので、歌詞更新はなしで頼む。
森脇健二さんはよい人でした。6/6の放送良かったらみてね。
えーっと、つかれた。励まされたいです。
では。
ところで奇跡のナンパはどうなった?
緊急の告知です。
えーっと、5/16じゃねえや、5/18(日)13:00から新風館にて、KBS京都テレビの番組の収録があります。「ダルコロ」という番組で毎週金曜日、夜11時から放送されているそうです。
司会は森脇健児さんととにしゃんたさんです。
6月6日(金)に放送予定だそうです。ひまなら見に来てください。2曲ほど演奏します。大丈夫たぶんをやろうかなと思ってるところ。
さて、ではリクエストのにこたえます。
「ビッグバンデイ」
ためらってもためらっても繁殖してくバカなのだ
もうとまんないしもう止めないよ 走りはじめたバッカスファイター
侵食された窓からは 闇雲な決意が漏れる
心せよ友それは愛じゃない まやかしに似たやさしさだ
踏みしめるその足の裏の 痛みだけを今は信じよ
生きる強さと引き換えに ぼやけたフレーズたずさえて
はじまらないの?ビッグバンデイ 漂うだけで死んでくの?
砕け散ってでも見つめるよ
しゃべり出したパントマイマーいつも言いたかったことを叫び出した
本当の涙でついに泣いた ビッグバンデイ
息を吐いたら白く濁った 内側から腐っていってんだ
僕は知ってる知らないふりして ここはなにもない底無しの沼
愛の言葉を語るなら だれも知らない言葉でさ
はじまらないの?ビッグバンデイ 漂うだけで死んでくの?
砕け散ってでも見つめるよ
しゃべり出したパントマイマーいつも言いたかったことを叫び出した
本当の涙でついに泣いた ビッグバンデイ
僕らが僕らであるための 悠久の歌がきこえるかい?
百億の孤独をたえぬいた 悠久の歌がきこえるかい?
はじまらないの?ビッグバンデイ 漂うだけで死んでくの?
砕け散ってでも見つめるよ
しゃべり出したパントマイマーいつも言いたかったことを叫び出した
本当の涙でついに泣いた ビッグバンデイ
以上です。
さて、自分で自分の曲を解説するのってかっこわるくないかなあ、ってすごく最近考えてるんですが、よく考えたら、僕が好きな曲をその製作者が解説してくれたらすごくうれしいよなあ、と思って、わりきりました。いえー。
この曲はハラッパカラッパがあまりよい状態ではないときに作りました。いや、積極的に最低な時期。バンド内は非常に険悪なムードで、みんながだれかの悪口を言ってました。いや、悪口っていうか、バンドがよくならない原因を全部人のせいにしてました。みんなが。
というような状況でこの曲をつくりました。カウボーイビバップを見ながらつくったのを憶えてます。なんでかはわかんないけど。イメージがはまってたのか。
「はじまらないのビッグバンデイ」っていう言葉とメロディーがぴたっとはまったときは背筋がぶるってなるくらい感動しました。ものすごく複雑なパズルが一瞬でとけた感じ。「やったー」って叫んで部屋をぴょんぴょん飛びまわりました。ああ、でもそれはいつものことだけどね。
ライブではこの曲を歌うとテンションがあがりすぎて、そのあとの曲がボロボロになるので、よくメンバーにしかられました。特にCメロの「僕らが僕らであるための」のところは、本当に自分でもやばいほどのテンションで、おきゃくさんがどんどん引いていくのがステージの上からでも手に取るようにわかりました。しかし、この曲の歌詞ってよく見るととてもオーソドックスなメッセージソングですよね。
ライブハウスの店長さんやオーナーさん、業界の人にもわりと評判がよかった曲。キャッチ—だしね。でも「歌ってるときの顔が怖い」って言われて、なんかすごくむかついたのを憶えてます。じゃあもうくんなって思った。思えばそれが間違いだった。
なんか、この曲については話したいことがたくさんあるような気がする。
ビッグバンデイは、お客さんには比較的人気な曲でしたが、メンバーはそんなに好きな曲じゃなかった気がする。それは「売春婦の歌」とかもそうだったんだけど、なんとなく「みんながやってほしそうだから一応やっておこう」みたいな温度があった。違うかもしれないけど。
そう言えば、この曲のリズムを決めるためにドラムの三吉さんと二人でスタジオに入って延々練習した。「ギターがひどすぎる」とか文句ばっかり言われて、コードとかも変えさされた。「じゃあ。お前のドラムはどうなんだ」という言葉をぐっと飲みこんで、練習しました。
あ、でも、ハラッパカラッパの黄金パターン「サビでボーカルとドラムコーラスがオクターブユニゾン」っていうパターンはこの曲から生まれました。倉光さんも入れて三声でやったんだっけかな。とにかく、オクターブユニゾンが楽しい曲第1号ってこと。
そう言えばロボピッチャーってオクターブユニゾンないな。
なんかいっぱい書いた。
なぜならこれを書き終えたら、仕事の文章を書かなくてはならないからです。がーん。
まあいいや。
あ、ボロフェスタ今年の10月に開催する事決まりました。
今度はロボピッチャーも出ます。
ボロフェスタです。今から胸がときめくね。
では。
では「メッセージ」の歌詞を。しかし、この頃のハラッパカラッパの曲は歌詞がいいね。
メッセージ
君がどこかで泣いている 深夜のニュースで目にしたよ
100万マイルを泳ぎきり 君に届けばいいけどなあ
そういえば僕は泳げない 冬の寒さにゃ負けぬとも
最後の光を吐き出して 君に届けばいいけどなあ
僕ならばそうここにいる 僕はそうまだここにいる
誰かのために今 輝き出そうとしてるところ
昔拾ったビー玉の かすれた光りがまぶしくて
ちっちゃな声でつぶやいたよ 君に届けばいいけどなあ
だれかが呼んでる声がする 駅のホームで振りかえる
気のせいだなんて思わない 君に届けばいいけどなあ
僕ならばそうここにいる 僕はそうまだここにいる
誰かのために今 輝き出そうとしてるところ
生まれたばかりのマグカップ あなたを慰めたくなって
いつもよりちょっとだけ近くにいたんだ 気づいてね
君がどこかで泣いている 深夜のニュースで目にしたよ
100万マイルを泳ぎきり 君に届けばいいけどなあ
君に届けばいいけどなあ
君に届けばいいけどなあ
以上です。
この頃は、なんか自分の事はあまり覚えていなくて、まわりの人のことばっかり考えていたような気がします。たしか、先日の「大丈夫たぶん」とほぼ同時期の作品。
あまりよい記憶はありません。友人は交通事故で歩けなくなっちゃったり、仕事が本当に嫌になった友人がストレスで、いろんなものに依存しだしたり、とにかくみんなが悩んでて、アンラッキーな状態が続いていて、そのオーラが僕にも届いて、鬱々としていた気がする。なんとなく。
で、その交通事故で歩けなくなっちゃった友人に書いたお見舞いのメールを元にこの歌詞を作りました。もとにした部分は「マグカップ」が出てくるくだり。
「マグカップだって、あなたを慰めたくって、いつもよりちょっとだけ近くにいるのです」みたいな内容でした。それはとても素敵なメールで、僕も書き上げたときにちょっと誇らしい気持ちになったのだけど、その直後にPCがクラッシュしてどっか行きました。”人類の偉大な遺産になるはずのものが、現実には永遠に葬り去られるというのが、この世の定石なのかも知れませんね。”
この曲はよく、「詞がいいですね」といわれましたが、実はメロディーも秀逸です。だから詞もよく聞こえる。抑揚を抑えたメロディだけど力があって、なにかを伝えるっていう情熱にぴったりと来るメロディーラインでした。全体的にとても僕っぽい曲だと思います。
そうだ、サビの話を付け加える。人から「加藤はいいよね」ってよくいわれた。今もなんかよく言われるけど、別によくない。さらにもし僕がよかったとしてもそれは僕の頑張りのおかげなんだから、「加藤はいいよね」とかいわれても困っちゃうわけです。第一、僕は「ああ、俺でよかったなあ」なんて別に思ってない。で、俺はまだここで、つまらない事で悩んだり、しょんぼりしたりしてるんだぜ、もちろん、もうすぐ輝き出すけどね、という意味でサビの歌詞を書きました。まあ、そのままですが。
あのとき、「まだここにい」た僕が、まだ相変わらずここにいる。
それを喜ぶべきか、哀しむべきか。まあ、いずれにしても、特別な話ではない。
えーっと、歌詞については以上。
>逆ナンはできます!
>ミラクルもあるし!
>ムキになりました。
っていわれてもねえ。逆ナンができる事をこんなに高らかに宣言されても困ります。照れちゃいます。顔が赤らみます。いや、そういう人好きですけどね。
とにかく、ものすごく気になるのはどんなミラクルだったのかってこと。「逆ナンしたら盲目の少女に光が戻った」とか、「逆ナンしたらクララが立った」とか「逆ナンしたら小泉純一郎だった」とかいうレベルのことなんでしょうか。いやもう、さっきから普段は使ってない種類の想像力が働きまくって困ります。
逆ナンして起こる奇跡ってなんなんだ!!
まあ、そんなわけで、逆ナン(もしくはナンパでも可)して起こった奇跡についてのご意見を希望。僕のオモシロナンパ話もありますが、それはまた今度。
じゃね。
それでは、「大丈夫、たぶん」の歌詞を。メッセージは今度。
大丈夫、たぶん
少年が叫んだ言葉はかき消され 花が飾られた
黒板消しぱたぱたとはたきながら少女は枯れ果てた
教頭は校長になれずに食卓で妻に愚痴り出す
臆病なライオンは一人で空見上げ手がかりをつかんだ
それぞれがそれぞれの夜を越えた 手を伸ばせば届いたかもしれないな
トマトジュースを飲み干して 僕だから行ける場所へ行こう
やがて目にする結末をどうかせめて恐れずに
ばからしく騒いだ夜などもう過ぎて生活が始まって
守るべき何かが形を変えながら 僕をうちのめす
知らぬ間に右手に出来てたさかむけを写真に撮っておこう
二億年もたったらどこかで意味を持つこともあるだろう
正しくて哀しい夜につかれたら 手がかりなど残さないで消えようか
トマトジュースを飲み干して 僕だから行ける場所へ行こう
やがて目にする結末を どうかせめて恐れずに
愛される価値を いつも探してた 気取っておどけてふざけて諦めた
天気予報は雨の予想100% それでもなんだか晴れそうさだいじょうぶ たぶん
トマトジュースを飲み干して 僕だから行ける場所へ行こう
やがて目にする結末を どうかせめて恐れずに
君が確かに立っている その場所の名前はなんですか?
わからないまま佇んで 雨に打たれてだいじょうぶ たぶん
以上。
付録「そのころのこと」
この曲を作った頃、4年ほど前ですが、叔母がガンで入院していました。幸い良性で比較的簡単な手術で治りました。
彼女が退院した時に僕に言った言葉の中で本当に心に突き刺さった言葉。
「”だいじょうぶだよ、たぶん”って言われるのが一番辛かったし、一番腹が立った」
もし逆の立場だったら確かにそうだと思う。医者でもないくせに、”大丈夫”かどうかなんてわからないんです。だったら黙っとけ、と。でも、お見舞いに行った人は「大丈夫であって欲しい」という気持ちをこめてこの言葉をいってるわけです。慰めてるつもりだし、相手の事を思いやっているつもり。
結果的に、その言葉が一番その相手を傷つけてしまうわけです。
なんてイノセントで、無責任で、祈りや、怒りや、たくさんの物語を含んだせりふだろう、と僕は思ったんですね。
たしか、この曲は、その話を聞いた直後に一瞬で作りました。ぐらっと揺れるみたいな感覚があって、次の瞬間にはメロディーも歌詞も構成も出来あがってました。
人を励ますようなつもりで書いた曲ではなかったけど、たくさんの人達(ほんとうにたくさんの人達)に「励まされました」というような感想をもらって、それはそれでとても良いことだなあ、と思いました。
ハラッパカラッパでの練習で、倉光さんがこの曲にすばらしいベースラインを作ってくれて、それをきっかけにハラッパカラッパが「良いバンド」になったと記憶しています。平井のピアノや、三吉さんのコーラスもものすごくよかった。清原のギターがはじめてはまったのもこの曲。文句なくこの曲は、ハラッパカラッパの代表作の一つ。
あ、そういえば、実はこの曲ハラッパカラッパでレコーディングしているのですが、ネガポジのTさんがちょっとしたミスでデータを全て消してしまわれました。なので、この世には残ってません。えーっと、そういうことが世の中でどの程度の頻度で起こるのか知らないですが、ものすごく、いやもうなんつうか、ものすごく残念です。
ソロでは今でもこっそり歌ってます。
では次回はメッセージを。
感想などもよろしく。
今日、会った人のコメント
「日記見ましたよ。あ、でも恥ずかしいから書きこみはしてません」
こら!
恥ずかしがってちゃ革命はおこせません。
いや、おこさなくてもいいんですが、要は気構えの話です。ガッツの話。
こんなところで書きこみをためらってて、理想の男性が現れたときに躊躇なく逆ナンできますか?後で思い返して「ああ、あのときの彼に声をかけられなかったわたしのバカバカっ」って思う前に、まず書きこみ。見る前に書け。飯食ってる暇があったら書けってことですね。
クロ様書きこみありがとう。
リクエストには素早くこたえることにしました。過剰サービスです。この借りは返してね。
ジャイアン
消えかけた歌ほど大きな声で
こじつけた倫理で蟻を踏み潰した
弁舌冴え渡る頃歯が抜け落ち始め
弱肉の声こそ強さと知った
これから幕を閉じるべき演劇の
爆撃とも見紛うよな輝きが彼を指差す
ジャイアンいざ行かん磐石の唾棄すべき世界を
荼毘に伏したる目撃者目が開く
2Dの中で見てた3Dの世界
インクの匂いに泣き出しそうだ
陵辱と侮蔑の雨に打たれながら
それでもまだ歌っているガキ大将 でべそのままで
ジャイアンそこから何が見える?世界の果てまでも?
振り返れば踏みつけた花が枯れ果ててる
ジャイアンいざ行かん磐石の唾棄すべき世界を
荼毘に伏したる目撃者目が開く
ジャイアンそこから何が見える?世界の果てまでも?
振り返れば踏みつけた花が枯れ果ててる
以上。
特別付録
「自詞を語る」
これは卒業してから5年くらい経つ大学に行って、僕のゼミの先生にコメントをもらってくる、という非常にアンビバレントな仕事の最中に作りました。そのときは本当に意に染まない仕事に明け暮れていて、でも、ここでいろんなことを学んで次すごい雑誌を作ろう、と毎日毎日暗い気持ちで思ってました。目が覚めると、何もかもいやんなってて、何一つやりたくないけど、仕事とか、システムとか、歯車とか、人に迷惑がかかるとか、そういう自分の誇りとは全然別の場所で働いていたときの詞。
たぶん、ものすごく僕らしくない詞。漢字が多い曲を作りたかったんですね。ナンバーガールのライブをみた後だったからかも。
「2Dの中で見てた3Dの世界」っていう歌詞を書いたときに「これたぶん、だれもライブで聞き取れないし、だれも良いと思ってくれないだろうなあ」と思った。でも、きっちり聞きとって、良いといってくれた人がいて、そのことをとてもうれしく思いました。
あ、あと、もともとは「ライアン」って言う歌詞で、あのメジャーリーガーのノーラン・ライアンをイメージして歌詞を書いてましたが、鼻歌で歌ってるときに妹に「ジャイアン!そんな曲つくんの?」といわれ確実にそっちの方がかっこいいと思いあっさり「ジャイアン」に改名しました。
ロボピッチャー内では、作った直後はすごく評判が良かったものの、ライブで2回位やったら飽きちゃってボツ曲になりました。
こんな感じでどうかね。
こんにちは。
いや、むしろおはようっていう時間ですね。
歌詞を載せて欲しいっていうメールがなぜか何通かうちに届いております。
歌詞を載せることになんの抵抗もないし、別にいいんですが、何を載せたらいいですか?
僕もこう見えて長いこと曲を作っているので、100曲以上の持ち曲があります。
載せて欲しい曲を書きこんでくれた上で、気が向いたら載せますが。
来週の今日、5/20にウーララでライブをやる事はもういいましたっけ?今日DMを送りました。ハガキのDMは作るの忘れてました。どうしよう。もういいかな。メールでのDMだけですますなんてなんかちょっとバーチャルな感じがしていいんじゃないですか。よくない。
今日はelementsのライブを見に行ってきました。すばらしかったですね。いや、すばらしかった。オープニングアクトで、元ハラッパカラッパの清原がギターを弾いているバンドも見ました。相変わらずでした。よいギターを弾く人だなあ。ロボピッチャーのギターの座は一応空けてあるんだけど。
さらに今日はLOFTで次のクラップの打ち合わせ。次の特集が「ザッツガーリーショウ!」というとぼけた企画なので、そんな商品を見せてもらいました。
LOFT広報の人「こちらの自転車なんか、可愛いですけどね」
おれ「いや、ガーリーな子っていうのは家でじっとしてるもんだから自転車には乗りません」
ああ、この雑誌の未来もどうやら真っ暗ですね。
しかし、毎日更新するって言ったって、ムダな独り言が増えただけのような気もします。ムダな独り言を読むってどういう気持ちだろう。あまり理解できない。
そういえば、昨日オリジナルラブ田島貴男さんにロボピッチャーのCD渡したのだ。メールアドレスと携帯番号も書いて渡したから感想とか送ってくれないかなあ、と思ってどきどきしながら待ってるところ。来たらいいなあ。
ところで「ガーリー」ってなに?みなさんのガーリーって言葉に対する印象をお聞かせ下さい。
ほな。
>別に毎日じゃなくていいからさ、
>たまに君のいる極彩色な場所について
>話してください。
>そこではどういう音が鳴るのか
>どういう関係性があり得るのか
>どういう空が広がっているのか
>ここのところ随分とくぐもった景色ばかりを見ているので。
>東京ライブは行かないよ。
>時間の切り売りで忙しいんでね。
>でも耳は澄ますよ。
>東京の街のスミからスミまで聴こえるんでしょう?
>そういえば先日もなにやら歌声が聴こえたな。
>それともあれは走っている子どもの足音であったか。
僕は、とても小さな場所で生きていて、それはとても脆弱な場所です。明日吹く風の匂いも知らない。足元はいつもぬかるんでいて、じっとしているとずぶずると沈んでいくのです。
でも、僕はこの場所のことが好きで、しばらくここにいようと思っている。
一つだけいいわけを。
時給で働いている人に対するとても攻撃的な文章になったことは申し訳ないと思う。
これは僕にだけ通用するルールで、僕が時給で働く人達をレスペクトしないという意味ではない。
ああ、でも、ほんとにいいわけですね。ごめん。
今日は、とても特別な一日だった。
オリジナルラブの田島貴男氏にインタビューしてきたのだけど、とても特別なインタビューになった。とても特別なオーラをもった人だった。こんなに短い時間で、人のことを理解した様な気になり、好きになることが出来るのだなあ、と思った。
くぐもった景色の尊さも知っている。知らないのかもしれないけど知った気になってる。
あのさ、いいたいことがたくさんあるのです。
この借りは、長い時間をかけて返していくよ。
僕は半分夢の中なのさ。
仕事で書く以外の文章を書きたくてここに来ました。加藤です。憶えてますか?
僕はライターとしてはとても未熟で不完全でしかもプロ意識だけはあって、最低な部類の文章書きなのですが、なぜか自分ではパーフェクトだと思っている音楽ではお金がもらえずに、文章的なことだけで生活しています。せつないですね。
まあ、なんとか生きていけていることを今は喜ぶべきなんだろうけど。
僕は、時間を売るのをやめたんです。
23のときに会社を辞めたのですが、その時に「時給いくらの仕事をするのはやめよう」と思ったんですね。僕は時給という概念が嫌いです。大嫌いです。なんだよ時給って。結果だろ結果。要するに、どれだけ経済を動かしたかだけ考えてりゃいいんだろ!?とか思っちゃうわけです。歩合制も給料制もいいんです。もちろん、自営業なんて最高。でも時給はいけない。それが仕事である以上、尊いこともわかってはいるのですが、僕はそれはやりたくない。時間を売るなんて最低な所業です。時間の配分は自分で決めなくてはいけない。絶対に。誰に何を支配されてもいいけど、時間だけは俺のもんだ、と思ってたんですね。なんかえらそうですね。
というわけで、生活は苦しいのでした。生活が苦しくても誇りは失ってないぜ!!とかいいたいですが、誇りもくそのないので、とにかくなんかお金とか欲しかったりします。いやーん。俺かっこいー。宝くじあたっちゃえー。
そんなこんなで心の病んだ僕ですが(先輩mぞぐち氏談)まあ、なんとか生きています。生きてるってだけで、それ以上でも以下でもないけどね。
やって欲しいことで「歌詞をのせて欲しい」以外になにも来ていないのですがこれは歌詞をのせて欲しいとみんなが思っていると解釈してよくって?それとも、だれもこれといってなにも思いついてないと思ったほうがよろしくって?
というわけで、にわかにものすごく不安になってきたので、「ある意味なにかは期待してるけど今はなにも思いつかない」という人は、その主旨を書き込むなりメールくれるなりしていただきたい。「っていうか正直加藤の一人相撲ですよ」っていう意見もあえて聞きたい。いや、聞いておきたい。傷ついてみたい。君になら傷つけられてもいい。いやむしろめちゃくちゃにされたい。なんていうか、こう、その、あんなことや、こんな、。ぽあsd:あlskdjgc。
さて、人生とはさまざななシーンがありますね。
花に嵐の例えもあります。
幸せになろう。
じゃ。
ついさっき大学の時の先輩から久し振りに連絡があって、「いやあ、日記見たよ。あはは。心が病んだ人をみるのは楽しいなあ」と幸せそうに笑っておられました。
そうですか。よかったよかった。
でも、その先輩は、日曜日なのに出勤させられて、やらなくてはならないことがあるけどやりたくないからHPをいろいろ見てまわっているそうです。ばーか。俺はもっと極彩色な場所にいるぜ。
ではまた後ほど。
うひょーあぶねえ。昨日あんなこと書いたのに、そっこー忘れて寝るとこだったぜ。
今日はロボピッチャーのレコーディングでした。
歌った歌った。もうしばらく歌わんでもいいね。
さて、まえぴょんさん書きこみありがとう。
歌詞を載せるのはぜんぜんいいんですが、なんつうか、突然日記で歌詞をのせてもねえ。必然性っつうかさ。うん。まあ、アイドルだって必然性があったら脱ぐわけですよ。必然性ってすごいなあ。
というわけで、もう少しいろいろ待ってみます。
今日は激ねむなので寝ます。
あ、そういえばさあ、
いろいろ思うところあって、しばらくこの日記の更新をやめようかと思います。
というか、なんで俺はこんな天邪鬼な書き方するんだろう。
1行目はフェイクです。ちょっとした茶目っ気です。いやしかし、茶目っ気ってなんのためにあるんだろうね。ムダだね。ムダ。
やりなおし。
いろいろ思うところあって、しばらくこの日記を毎日更新してみようかと思います。
なんでってこともないんだけど、まあ、なんとなく。
独り言のつもりで書きはじめて、もうすぐまる2年になります。
このページを管理しているキーポンさんに劇的にタイムリーなメールを書いてからもう2年。
細々と続けてきましたが、最近頻繁に「今日の日記は良かった」とか「昨日の日記はいまいちだった」とかいわれ出してきました。それはそれでうれしかったり、気恥ずかしかったりするのですが、せっかく何十人かの人達がここを日々のぞいてくれているなら、なんかもっと面白いことができるんじゃないかと思っているところです。
みなさんが書きこめるスペースもあることだしね。
というわけで、まずは、「こんなことをやって欲しい」「こんなことを書いて欲しい」などの要望をお聞きしたい。
もし誰もなにも書いてくれなかったら、明日からの日記はいきなり企画が上手くいかない事への愚痴から始まります。まあ、それはそれで面白いけどね。
というわけで、なんか、書き残して言ってくれると大変うれしい。たぶん、この文章の下のコメントってところをクリックしたらいろいろ書きこめるはず。
以下はぼんやりと考えていること。
1、キン肉マンが日本の音楽シーンに与えた影響について真摯に語る
あ、もういやんなった。ばかばかしくなった。
でも、このキン肉マン企画は、実際に僕が編集しているフリーペーパーで企画として今まさに通らんとしているところなのです。止めるなら今ですよ。立て!!勇気ある若人よ。
まあ、それじゃ、いろいろよろしく。お元気で。僕はお元気です。
なんとなくいろんなことの輪郭がはっきりしないのです。登場人物の顔が覚えられない。
僕は基本的に人の顔を覚えないのですが、最近その傾向にターボがかかってきて、イヤになります。結構いろいろなことを一緒にやってきて、顔も名前も一度は完璧に覚えた人の顔と名前も忘れちゃいます。
「年のせいだよ」とか、あなたはいうかもしれない。でもそれは年のせいではない。単純に僕の他人に対する接しかたの密度が下がっているのだと思う。
もう、生まれてはじめて朝までお酒を飲む体験を共有する、とか、はじめて付合った女の子との関係性について打ち明けるとか、「いや、実はさ、俺の妹、俺とは血つながってないんだよね」とかいう衝撃の告白とか、「俺だけが知ってる場所があるんだ。すげーきれいな夕日が見られるんだぜ」とかいうなんとも痛い感じの秘密の共有とか、「ちょっと、、その、お前のやつ見せてくれよ・・・。頼むよ・・・。心配なんだよ・・・。いや、その、大きさとか、形とか・・・。いいやん、なあ、頼むよ・・・」とかさあ、そういう関係性はいまさら築けないじゃない?
なので、ある一定以上の密度でのつきあいはもう出来ないわけです。
さらに、前までは、席が隣だったとか、袖が触れ合ったとか、目と目が合ったらミラクルだったとかで仲良くなれたわけです。いや、なれなかったけど、そういう種類の夢だって見られたわけですよ。もう、いろんな夢見まくっちゃったわけですよね。
そういうのが今はない。
むしろ殺伐とした感じの出会いの方が、しっくりくるわけです。
名刺交換に始まり、ちょっとした社交辞令の後ビジネストーク。商談の後でちょっと一杯のつもりで飲んで、ほんとにしっかり一杯だけで、別れる。別れ際のトーク再現
「いやー、今日は楽しかったですなあ。ほんと。いや、また飲みに行きましょうよ。ぜひぜひ。うん、はい、今後ともよろしくお願い致します。体気をつけてくださいね。ほんとに。いやいや、よろしくお願い致しますよ、ほんと」
なんて感じなのよ。鳴けちゃうのよ。いや、泣けちゃうのよ。
まあ、いいや。それはそれ、これはこれ。関係なく生きていこう。めんどくさくなったなり(なり語)。
さて、かねてより噂されておりました東京ツアーですが、決まりました。
6/4、5です。あと、6/6にはテレビの収録があるそうです。これも希望者は見に来る事が出来るそうです。無料です。でも、詳しくはわかりません。
というわけで、詳しいことはそのうちHPに載るんじゃないかな。要注意。
歌ってない。
そのことを不安に思えるうちは、まだましか。
では。
さて。
まず告知。
5/20に久し振りにロボピッチャーの通常ブッキングがあります。
西院ウーララです。マジシャンズ、おやつとの対バンです。おやつはドラヒップの二人がやってるばんどですね。イベントじゃないのにこのブッキングはすごい。ラッキーです。ぜひ来てね。詳しくはHPに更新されるんじゃないかな。更新されなかったら抗議のメールを送ってあげてください。
さらに告知。
にしき屋責任編集のフリーペーパー「クラップ」の2号目が出ました。JEUGIA全店や京都中のカフェに設置しております。もし、京都以外の人で読みたい人がいたら連絡下さい。定期購読も受け付けようかと思っているところ。
では、あいさつ。
元気ですか。ハロ、ハロー。
この、ハローっていう挨拶が一昔前のネオアコっぽくていやですね。自分のことだけがかっこいいと思っていた自称おしゃれな女の子、男の子の映像がいま浮かびました。
本日のテーマ。
戦争が終わりましたね。
なにも言いたいことがないことにほんの少しの罪悪感を感じながら、いや、でも俺は何一つこの戦争自体についていいたいいことなんてない。
人が死にましたね。
どんな種類の死であったか僕は知らないし、知ろうともしない中途半端な人間なのだけど、とにかく人が死んだ。そのことは知っている。
何が正しいかなんてわからなくなった。正確な情報なんてなかった。少なくとも、正確な情報だと確信できる情報はなかった。理念や、正当性や、コンセプトや、愛や、ピュアさから一番遠い場所で、僕は主張する。
でも人が死にましたね。
それがたまたまあなたでもなく、あなたの隣の人でもなかった。そのラッキーに大喜びすればいい。
もし、あなたの近しい人が、この戦争の中で亡くなられたのなら、僕はその憤りを理解することなんて出来ない。その理不尽さに堪える想像が僕の中にはない。
でも、このイノセントな場所で、遠い場所のだれかの死についてなにも考えなくても済む人たちのことは、よくわかる。僕もその一人だからね。人の恋人が死ぬのと、自分の恋人が死ぬのとでは絶望的に距離感が違う。
せめて、この日々の中で、戦争なんて言うつまらない理由で、僕らの隣人が死ななかったことを喜んでみよう。ラッキーだったんです。
次もラッキーかどうかなんてわからないよ。
たぶん、もっと近い場所の話なのです。
明日死ぬのは、誰なんだろうね。
では。
2018年08月
2017年12月
2017年11月
2017年06月
2017年03月
2016年10月
2016年09月
2016年05月
2016年04月
2016年01月
2015年12月
2015年11月
2015年07月
2015年06月
2015年04月
2015年03月
2015年02月
2015年01月
2014年12月
2014年10月
2014年09月
2014年08月
2014年07月
2014年06月
2014年05月
2014年04月
2014年03月
2014年02月
2014年01月
2013年11月
2013年10月
2013年09月
2013年07月
2013年06月
2013年04月
2013年03月
2013年01月
2012年11月
2012年10月
2012年09月
2012年08月
2012年07月
2012年06月
2012年05月
2012年04月
2012年02月
2012年01月
2011年12月
2011年11月
2011年10月
2011年09月
2011年08月
2011年06月
2011年05月
2011年04月
2011年03月
2011年02月
2011年01月
2010年12月
2010年10月
2010年09月
2010年08月
2010年07月
2010年06月
2010年05月
2010年04月
2010年03月
2010年02月
2010年01月
2009年12月
2009年11月
2009年10月
2009年09月
2009年08月
2009年07月
2009年06月
2009年05月
2009年04月
2009年03月
2009年02月
2009年01月
2008年12月
2008年11月
2008年10月
2008年09月
2008年08月
2008年07月
2008年06月
2008年05月
2008年04月
2008年03月
2008年02月
2008年01月
2007年12月
2007年11月
2007年10月
2007年09月
2007年08月
2007年07月
2007年06月
2007年05月
2007年04月
2007年03月
2007年02月
2007年01月
2006年12月
2006年11月
2006年10月
2006年09月
2006年08月
2006年07月
2006年06月
2006年05月
2006年04月
2006年03月
2006年02月
2006年01月
2005年12月
2005年11月
2005年10月
2005年09月
2005年08月
2005年07月
2005年06月
2005年05月
2005年04月
2005年03月
2005年02月
2005年01月
2004年12月
2004年11月
2004年10月
2004年09月
2004年08月
2004年07月
2004年06月
2004年05月
2004年04月
2004年03月
2004年02月
2004年01月
2003年12月
2003年11月
2003年10月
2003年09月
2003年08月
2003年07月
2003年06月
2003年05月
2003年04月
2003年03月
2003年02月
2003年01月
2002年12月
2002年11月
2002年10月
2002年09月
2002年08月
2002年07月
2002年06月
2002年05月
2002年04月
2002年03月
2002年02月
2002年01月
2001年12月
2001年11月
2001年10月
2001年09月
2001年08月
2001年07月
2001年06月