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ロボピッチャー・かとうたかおのweblog

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2007年01月27日
東京への道は険しくて

 あと4時間ほど京都で作業したら東京へ向かうのですが、果たしてあと4時間でそれが終わるのかどうかがはなはだ疑問であります。「はなはだ」って使い方あってる?はなただ?はだたな?

 ともあれ、後数時間でSCRAPの原稿をあげ、編集を終え、ちょっとした美容室のテキストを書いて、荷物をまとめて新幹線に飛び乗ります。ロボピッチャーのほかのメンバーは既に車で出発しておりますが、僕はぎりぎりまで京都で仕事が残ってしまったのであえなく居残りです。といってもたった数時間のことではあるのだけど。

 数時間後には新宿で打ち合わせ。
 おそらく深夜に眠り、一日後にはライブです。もうライブです。
 なんとラッキーなことにまだチケットに余裕があるそうです。
 ラッキーといったって別に僕らにとってラッキーというわけではありませんが、みなさまにとってはラッキーなのではないでしょうか。しかし、油断してはいけません。ひょっとしたら突然突風が吹いて、ものすごい追い風で、突然ブレイクして、もう二度と手の届かない遠いところにロボピッチャーが行ってしまうかもしれまいのです。行ってしまうかもしれないじゃない?行ってしまったらどうするの?もうあなたのロボピッチャーではなく、みんなのロボピッチャーですらなく、宇宙の為のロボピッチャーみたいな、もう神?神々しいまでのバンドとかですらなく「THE神」みたいな感じ?レトリックとしての神ではなく実存主義者が平こら頭を下げて「あなたこそが神でございます」というほど神ってな感じのバンドになるかもしれません。
 何が言いたいかというと、本気で決死でなんとしてもライブにお越しくださいということです。こないなら欠席届を出してくださいということです。それは嘘です。まあでも出したい人は出してもいいです。

 あああ、こんなに書いちゃった。
 さて、では仕事に戻ります。
 それでは東京の皆様。
 明日お会いしましょう。
 アデュー

■ 2007/1/28(日) 東京・新宿レッドクロス 
【出演】ハネト / かまボイラー / ロボピッチャー
【時間】open 18:30 start 19:00 (出演は2番目、20:00~の予定です)
【料金】前売 \2,000 / 当日 \2,300 (いずれも+drink)

http://www.robopitcher.com/にてチケット予約できます!!!

kato takao** 27/1/2007 土曜日 13:32 | Link | TB (0) | コメント(0)
2007年01月26日
あああ

 新曲を作っていたらこんな時間になった。
 仕事を一秒もしなかった。
 今から仕事をしたら5時間はかかるが、たぶん3時間以内にしなくてはならない気もする。
 でもねむい。
 眠ってから考えようかと思うが、練習が6時間後にあることを思い出した。
 今から6時間眠って、ぱきっとした状態で練習に行くのが一番正しいミュージシャンのすがたであるようにも思えるけど、まあどうなんだろ。

 だめだ。眠い。
 でも、新曲を書きなぐった。

 先日DMを発送したのだけど、そこで「新曲を作った」と書いたら何人かの人たちに「ほっとした」とか言われた。知らないうちにそんなに心配かけてたのかとか思う。もう新曲も書かないくらい駄目になったと思われてたのかな。
 まあ、そんな時期がまったくなかったかといったら嘘になるけど。でも、音楽への熱情が薄れたかといったら1mmも薄れてなんかいない。今作っているこの曲が世界を震撼させるのことを疑ったことは一度もない。

 で、東京。
 今年初ライブです。
 たくさんの人が来てくれないと今年のロボピッチャーの活動のモチベーションに関わります。
 ここは一つ必死で来ていただきたい。
 というより、「来ない」という選択をすることがとても危ういことであると認識していただきたい。

■ 2007/1/28(日) 東京・新宿レッドクロス 
【出演】ハネト / かまボイラー / ロボピッチャー
【時間】open 18:30 start 19:00 (出演は2番目、20:00~の予定です)
【料金】前売 \2,000 / 当日 \2,300 (いずれも+drink)
【info】 red cloth 03-3202-5320 http://sputniklab.com/redcloth/

 ハネトは久しぶりで楽しみだなあ。
 まあ、間違いなくすごいと思うよ。この日は。俺は。

kato takao** 26/1/2007 金曜日 05:54 | Link | TB (0) | コメント(0)
2007年01月21日
今日について

 ぼんやりだ。

 僕はめずらしく焼酎を飲んでいる。友人にもらった。
 でも、それは正確な言葉ではない。
 今日は友人のライブに行ったのでそこでさんざんビールも飲んだ。

 ライブ。
 僕がいるようなシーンとは少し違う音楽のライブ。
 でも僕はそのよさがわかる。
 むしろ僕がいるシーンよりもそのよさのほうがわかる。
 ぬるい歌ものバンドは全部いなくなれ。と何度も神様にお願いしたけれどなくならない。
 
 ライブ。
 今日は僕はどう思ったらいいのか。
 友人はとても素敵なライブをしていて、あんなに音楽を理解している人はそうはいない。
 熱くなってる人は全員美しいと思う。
 今熱くない俺が美しくないってだけか。
 自分の中の熱さって、生まれては死んでいくんだけど、その処理はどうしたらいいんだろう。

 ライブ。
 みんな熱狂しに来ていて、踊りに来ていて、どうにかなってしまいそうな境地を求めていた。
 僕は僕のまま。こっそりと、自分の曲を頭ん中で作ってた。
 言葉が渦巻いて。
 メロディーがはじけた。
 作ってさえいられたらそれでいい。
 
 その後電話。
 メール。
 仕事。
 仕事。
 仕事。
 焼酎。
 今に至る。

 どんだけ儲けたら気が済むんだ。

 寂しさはしかたない。
 寂しくないようにするにはもう少し努力が要る。
 会いたい人に会えなかった。
 
 もうすぐロボピッチャーが動き出す。
 ロボピッチャーが動けば大丈夫。
 世界にロボピッチャーが必要かどうかはしらないけれど、僕にはロボピッチャーが必要だ。僕こそロボピッチャーを必要としてる。
 奇跡的なライブをしようとおもう。
 ただのライブではなく。
 何もかもが攪拌し、爆発し、粒子レベルまで分解された後、再構成されるような。そんなライブ。
 今それが出来るのは、いや、できる可能性があるのはロボピッチャーだけだ。
 俺の知る限り。
 
 さてと。
 明日は、文作りコンクラーベだな。 

kato takao** 21/1/2007 日曜日 04:03 | Link | TB (0) | コメント(0)
2007年01月19日
言葉に興味がある奴はみんなここで

 文作りが異常に好きでした。
 いつまでもやっていたいなあと小学生の時に思っておりました。
 大人になっても出来るなんて素敵。
 ああ、人生に山河あり。

 文作りのイベントやります。
 多分もやーっとした空間になります。
 伊藤君も音楽を奏でてくれます。
 ぜひお越し下さい。

 『文作りコンクラーベ』

2007年1月22日(月)
OPEN 18:30/START19:00
@ ART COMPLEX 1928 (京都・三条御幸町)
前売:1000円/当日:1500円

出演:
 加藤隆生(SCRAP編集長・ロボピッチャー)
 上田誠(ヨーロッパ企画)
 その他

チケット予約:
お名前と予約枚数を明記の上メールください。
前売り料金でご入場いただけます。
info@scrapmagazine.com


《偶然は爆発だ!》
小学生の頃にやった遊び「文作り」。思えばあれは単語を並び替えて新しい意味を見いだすという、生まれて初めてのテキストをめぐる冒険でした。 様々な艱難辛苦を乗り越え、酸いも甘いも知り尽くした今、大人たちが「文作り」をやったらどうなるのか。それはひょっとして革命的な一文が出来上がるのではないか。神がかり的な一文が出来るのではないか?探しにいこうじゃないか、その奇跡の一文を、っていうイベントです。いえー。

※文作り…小学校の頃によくやった、「いつ」「どこで」「だれが」「なにを」「どうした」という5つのカテゴリーの言葉をみんなで書き、それをシャッフルして変な文章が出来上がってみんなで笑うというイノセントな遊び。「40年前、学校で、山田君が、子猫を、ぶんぶん回した」などのテキストが出来上がる。
※コンクラーベ…(conclave)ラテン語
枢機卿の互選による教皇選挙会議。また、それが行われる部屋。群衆は煙突からの煙によって選挙終了を知らされる。 また、秘密会議という意味でも使われる。

kato takao** 19/1/2007 金曜日 04:58 | Link | TB (0) | コメント(0)
2007年01月11日
暗号現状

 こんにちは。
 既に暗号解読が苦しみに変わっておられるでしょうか。すいません。ほんとになんでこんなことやってるんだろうね、俺達。

 さて、現在暗号解読者は3名です。
 まだ二枠残っております。
 どうぞがんばってください。

 そして、先ほど加藤伊藤の秘密会議にて、1/13に難易度がさらに高い問題が一問だけ出題されることが決まったようです。もちろん、前回の問題のヒントも掲載します。

 待て!13日を!

kato takao** 11/1/2007 木曜日 02:08 | Link | TB (0) | コメント(1)
2007年01月08日
暗号途中経過

 現在完全正解者は2名。
 まだ、あと3枠残っておりますよ。
 4、5問目が難問の模様。
 ヒントは1月13日に掲載の予定でございます。

kato takao** 08/1/2007 月曜日 10:23 | Link | TB (0) | コメント(0)
2007年01月06日
ロボピッチャーの暗号を解け!

 やー。
 毎年恒例の宝探し問題公開ですが、今年はロボピッチャーHPにて行っております。
 全部で5問。なかなか難問です。

 正解者先着5名様にはロボピッチャー「卓球makes me high!」のPVのDVDをプレゼント。
 さらにSCRAPでの特集に関連させてロボピッチャーからFAXも届きます。うおーすげー。

 正解者が今何人いるのか、とかの情報はこの日記でも随時発表予定です。
 まあ、僕としてもどの程度の難易度の問題なのか把握できないので、「これが解けたけど、これはさっぱりわからん」などのメールや書き込みなんかをしていただけると楽しいです。どーんと書き込んでくれたもれ。

 では、年始の暗号解読をお楽しみください。

 ロボピッチャー 加藤隆生

kato takao** 06/1/2007 土曜日 20:15 | Link | TB (0) | コメント(0)
2007年01月03日
ささやかな解散。そして年が明けた

 あけました。
 今年もよろしくおねがいします。
 特にめでたくもないので「おめでとう」とは書かないことにしてる。

 友人のバンドが解散を発表した。
 彼(と彼女)のバンドをはじめてみたのは5年くらい前。はじめて見たその日に撃ち抜かれた。
 「解散するよ」と聞いたとき驚かなかった。そうか、と僕はいった。僕らの方が先かと思っていたけれど。

 僕らが「アリバイと40人の盗賊」というアルバムをレコーディングしていたときに彼と話した。「このアルバムの制作で未来が見えなかったらロボピッチャーは解散すると思う」と僕が言うと彼は「なるほど」といった。彼は続けて言った。「バンドを続けて行く事がロックってわけじゃないからな」と。
 そしてさらに彼は言った。「でも、ロボピッチャーは大丈夫。よい演奏とよい曲があるから」
 とても単純な言葉だったけれど、僕は心の芯から励まされて、大切なものがすべてロボピッチャーに詰まっているような気持ちになった。
 ロボピッチャーのアルバムが発売されたときCDショップで働く彼は、ずいぶんロボピッチャーを応援してくれた。彼の書いたコメント。「京都の音楽シーンはロボピッチャーに繋がっていくのだ」。
 ああ、そうだ、と僕は思った。当たり前だ。すべてがロボピッチャーにつながり、すべてをロボピッチャーは内包するのだと。あらゆるクオリアはロボピッチャーから発せられ、感情の粒子はロボピッチャーによってのみ揺り動かされるのだと。
 彼は「いいコメントだろ?」といったので僕は「いいアルバムだからね」といった。そして2人で少しだけ笑った。

 解散は、すべてのバンドの解散は、そこに哀しさを孕んでいる。
 哀しくない解散はない。
 どんなに円満な解散もそれはやはり哀しみを孕み、そして純粋な未来をそこに内在させる。

 もしあなたが今就職活動をしているなら、その就職活動先がすべて倒産したときを思い浮かべたらいい。
 もしあなたが恋をしているなら、その恋がとても芸術的な理由でなくなったときを想像したらいい。
 もしあなたが何かに属しているなら、その属しているものがとてもパーソナルな理由でうまくいかくなったときを思って欲しい。

 そして、今思い浮かべたそれよりも少しだけ哀しさの度合いが深いのがバンドの解散だ。
 「前向きな解散」はあっても「幸せな解散」はない。

 世界中が哀しんでしまえと思う。
 どんな偉い人が死んだときよりも喪に服せと思う。
 彼らは、彼らにしか出せないグルーブを封印してしまったのだ。
 その永遠。
 その喪失。
 では僕らは今後何を指標に生きていけばいいのですかと、問いかけたくなるような喪失のことだ。

 何かが足りなかったのか。
 何かが過剰だったのか。
 早すぎたのか。
 遅すぎたのか。
 ではどうすればよかったのか。

 どうしようもなかったのかもな。太陽のせいかもな。
 つまらない場所で生きて、つまらないまま死んで行くのかもな。
 でも、ここを選んだ。
 このつまらない場所で生きて死んでいく。
 あの時揺らしたすべての感情は死なないからな。
 君がスピーカーから飛び降りたとき、俺はその美しい軌跡にまさしくロックを見たのだ。そのロックは俺の中になかったから、僕はアコースティックギターを抱え、ささやかなローコードを弾き続けてるんだよ。

 まあ、いいか。どうでもいい話。終わったらはじめたらいいし、つまらなかったら止まりゃいい。世界は単純で、容赦なくて、でもそこでかき鳴らした音が、ロックだったのだ。ロックが終わるなら、何かを道連れに。続くなら地獄の果てまでも。俺はせめて見届けようとは思う。

 ささやかな解散。そして年が明けた。
 特急列車がいっちゃった2007年に何を積み上げるのかは、また別の話だ。

 ここ数年恒例だった加藤家の宝探し問題の公開はロボピッチャーHPにて1月6日に行います。
 詳しくは公式HPをご確認ください。
 http://www.robopitcher.com/
 ロボピッチャーはまだ続く。
 そして、その輝かしい軌跡が、一体なんなのかは僕にはわからない。
 やがて目にする結末をどうかせめて恐れずに。

 今年も宜しくお願いします。

kato takao** 03/1/2007 水曜日 06:48 | Link | TB (0) | コメント(2)

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