ロボピッチャー二人バージョン2daysを終えて、なんとも不思議な気持ちになって、ああ４人でライブやりたいなあという気持ちがはちきれんばかりだ。ロボピッチャーはやはり４人でなくちゃいかん。そのための道筋を見つけなくちゃならん。

　で、もう２人のロボピッチャーはしばらくやらないつもりで、しかし４人集まることがそこはかとなく大変な現状を鑑み、また僕がやっている謎解きイベントと僕の音楽の集客がリアルに100対１くらいの集客比率になっていることを鑑み、以下のようなユニットを作ってみました。

　http://koyodare.com/

　５月１５日にnanoにてデビューワンマンライブをします。
　ツイッターで宣伝したら信じられないくらい予約が入ったので、ほんとにもうすぐ売り切れちゃうと思います。
　少しでも興味のある方は早めにご予約ください。

　ただライブを見てるだけでも楽しいかもしれないけれど、参加できたらもっと楽しいなあと思ってる。
　ただぼーっと何かを見るって事がもともとあんまり好きじゃなかった。
　僕は知ってるんだけど、ミュージシャンて、タイバンのこと見て観想言ったりするけれど、ライブを全部みることって案外少ない。２、３曲見てなんとなく感想言ったりわかった感じになったりする。じっと見ていられない人たちがステージにあがるんだろう。

　じっとしていられない人たちのためのユニットを作ってみました。
　もしよければ、ふらりとお越しください。

　セバスチャン加藤

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　生活がなんだかがらりと変わってしまった。
　まるでこれまでの生活が一つ一つ否定されていくように。
　今の場所は心地よく、ささやかな安定感があり、そこには限定された形での「生きる確かさ」みたいなものがあって、まあなんというかとにかく居心地がいい。

　そんな場所でもきちんと心には穴があく。
　これはきっと神様からのプレゼントなんだろう。
　空虚がなにかを作らせるのだ。
　足りない何かを補うように、少しの空白が恋を高めるように、ぽっかりとあいたこの穴が、確かな質感のあるものを僕に作らせるんだろう。たぶん。
　
　先日東京で旧友と二人で飲んだ。
　ゆっくりと話したのは何年ぶりだろうな。８年ぶりくらい？
　音楽について、経営について、未来について、遊びについて、現状について。
　彼とは高校のときからの友人で、二人でよく木屋町にナンパしにいった。
　アメリカでケンカしたり、二人で路上弾き語りをしたり、そういえば初めてちゃんと飲みに行ったのも彼と二人ではなかったか。
　ぜんぜん外見はかわらなかったけど、話す内容はお互い致命的に変わった。
　時間が僕らから奪ったものと、僕らが時間から奪ったもの。
　
　また会おうといって別れた。
　別れた後なぜかすごく混乱して、三茶の路上にずいぶん長いこと一人で座っていた。
　そして、びっくりするくらい酔っ払っていた。

　彼は俺に「やっぱり今も作ってるんだね」といい、僕は彼に「お前はもう10年後が見えてるんやな」といった。
　「俺は、高校の時からお前は文章を書く才能があると思ってたよ」と彼は言ったが、彼は株式会社の「株」という字を「様」と書いて履歴書を送ったことがあることを俺は知っている。
　　
　10代って思い出せないけれど、とにかく作りたくて作りたくてしょうがなかった。
　なにもつくらなかった。
　20代になってやっと作り始めた。ガラクタばかりだったけど、とにかく作った。
　なぜか30代になって少しずつみんながほめてくれるようになった。世界が敵ばかりではなくなった。

　僕には、二ヶ月先の予定しか入っていない。
　10年後どころか１年後もわからない。
　でも作ってる。

　いつかどこかで、何らかの取引をしたんだろう。
　僕は三ヶ月先の予定が埋まることと引き換えに、作る人生を手に入れた。
　楽しくって仕方ないけれど、今の心地よさいつまでも守れるだろうとも考える。

　守るってあんまり考えたことないから、少しだけ混乱している。
　ほんの少し、ちょうど心地よいくらいの揺れだけど。

　守ったり攻めたりして生きていく。
　攻め続けたらそれが守りになるかな。
　どうか僕の攻めるスピードは変わりませんように。

　あ、新ユニット動き出します。
　もう少しでちゃんと発表します。
　初ライブは５月15日の予定。
　いきなりワンマンライブです。
　関西の方々は少し予定を空けておいていただけると助かります。
　音楽と謎が好きな方はぜひ。

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　ワンマンライブを終えて、友人の家でゆっくりしている。
　ライブが出来てよかったな。
　あの４人で出来てよかった。

　僕にはいくつかの才能がある。
　少なくとも胸を張っていえるのは、僕には人に出会う才能がある。
　ロボピッチャーのメンバーと出会えたことはなんて素敵なことだろうか。

　そして、今日来ていただいたみなさまに本当に心からの感謝を。
　物販のところで何人かの人たちと話したけれど、本当に励まされた。
　これからも音楽を続けていくための熱をもらった。
　話せてよかったな。
　また東京でもやると思うので、遊びに来てください。

　今日は、ステージの上で、熱くなるだけじゃなくてすごくクールになるときがあって、体を動かしたり、ぐっと声を出したりするよりももっとなんだか曲の上にプリミティブに乗っかってるみたいな時間が合って、それこそ三条商店街での自分の様子なんかが映像で浮かんできた。忘れてたことがすごい勢いで思い出された。
　音楽は不思議だ。
　音楽は残酷だ。
　音楽があるから、僕はビジョンを曲げずに生きていけるんだろう。
　ビジョンを作ったときの気持ちを忘れずにいられるのだ。
　それはなんて素敵なことだろう。

　ワンマンライブはいかがでしたか？
　ありちゃんの歌はどうでした？すばらしくなかったですか？
　僕のエレキギターはどうだったでしょうか？
　伊藤君のMCは？
　森さんのドラムは？
　もし、アンケートに書ききれなかった感想があるならどうぞコメント欄にどんどん書き込んでください。
　僕らはそれを糧にまた音楽を再構築しようかと思います。

　今日ずいぶんいろんな人に声をかけてもらえてうれしかったな。
　またお会いしましょう。

　明日は東京で最低二本打ち合わせをして京都へ帰ります。
　京都ひさしぶりだなー。
　どうなってるんだろう。

　とにかく、ワンマンがうまくいってとてもほっとしています。
　お越しいただいたみなさま本当にありがとうございました。
　そして、誘っていただいた下北沢440の金杉さん。心から、もう命がけで感謝を。
　
　それでは、ここちよい疲れの中眠ります。
　ツイッターでロボピッチャーのことつぶやいてくれた人たちどうもありがとう。
　思わず「ロボピッチャー」で検索して見ちゃいました。
　なんだかとてもうれしくて、心がぽこぽこになりました。
　ちなみに僕のツイッターアドレス。http://twitter.com/ohoho1974
　ロボピッチャーのもあるでよ！　

　そんじゃね！
　また！

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　京都でのさまざまなことをぜーーんぶほっぽらかして、東京へ向かいます。
　ロボピッチャーのワンマンライブです。

　音楽がなかったら、どうなるのかな。
　ほかの事を全部やらなくなる気がする。
　また、昔みたいになんにもせずにだらだらするんじゃないかな。
　
　今は音楽があって、それを支えるためにさまざまな仕事が僕にはある。
　少しずつためこんだ喜びや憎しみが、ゆっくりと時間をかけて音楽になっていきます。

　聞いてほしい音があります。
　今の僕らの音で、それは僕らが生きる音でもある。
　ロボピッチャーのワンマンライブです。
　どうぞ、みなさまお越しくださいませ。

■ 2010/4/11（日）東京・下北沢440
「ロボピッチャー突然の東京ワンマン！！」
【時間】OPEN　18：00　START　19：00
【料金】前売￥2，500 当日￥2，800 (いずれも+drink)
【info】live bar 440　03-3422-9440 http://www.club251.co.jp/440/----------------------------------------------------------------
チケット予約はロボピッチャーWEB(http://www.robopitcher.com/)
もしくはticket@robopitcher.comにて承ります。

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