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ロボピッチャー・かとうたかおのweblog

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2006年10月26日
秋が深まっていきますが

 まあ、なんとも風情のない生き様であります。
 毎日毎日打ち合わせと、こつこつと地味なライティング作業で、うおー音楽やりてーと思っていると、音楽は音楽で僕を待ってくれているようで、それっぽい話はいくつかいただくのですが、とにかく時間がたりません。
 ふと本屋さんで目にした「時間管理術を学べ」という本を買ってはみたのですが、それを読む時間がないというこの微塵も面白くないパラドクス。

 ともあれ、今日は告知を二つほどさせてください。

 告知その1
「輝け!第1回面白企業説明会決定戦! 」
2006年10月28日(土)
OPEN 18:30 START19:00
@京都YMCA三条本館
入場無料 ※
主 催: ヤングジョブスポットきょうと
製 作: SCRAP http://www.scrapmagazine.com/
協 力: ヨーロッパ企画

RULE 1:企業とエンターティナーがコラボレーション
企業と京都のエンターティナーのコラボレーションでその企業説明会を作る。
RULE 2:一番入りたくなった企業を投票
見に来てくれたお客さんに投票してもらい、「一番入りたくなった企業」を選出。
RULE 3:SCRAP 1ページをプレゼント!
一位になった企業とエンターティナーにはSCRAP1ページをプレゼント。何でも宣伝してー。

参加企業&エンターテイメント
●Collaboration 1
株式会社インテリジェントシステムズ
 ×
ヨーロッパ企画(演劇)

●Collaboration 2
株式会社おたべ
 ×
SCRAPチーム(スーパー紙芝居)

●Collaboration 3
株式会社フィール
 ×
齋藤 真希(バレエ)

※メールにて事前にご予約いただければ確実にご入場いただけます。
 下記アドレスにお名前とチケット予約枚数を書いて送付ください。
 yjs@kyoto.ai.to

 当日直接来ていただいても多分大丈夫ですが、いつも言っているように予約してくれたらなんかほっとしますから、予約もしてやってください。
 まあ、なんともややこしいイベントですが、とにかく面白い企業説明会を作るんだっつう話です。どんなところにだってエンターテイメントが落ちていて、ここにもまたありましたっつう話だよ。入場は無料。間違いなく面白いコラボレーションが見られます。就職とかについてまあちょっとは考えてて、でもガッツリ活動すんのとかは大変だと思っていて、どうしようかなああ、なんて思っちゃってる人はどんぴしゃです。ぜひお越しを。これにお客さんが入らなかったら、ちょっとつらいです。


告知その2
★加藤隆生ソロライブ
■ 2006/10/27(金) 京都・ネガポジ 「ジャイアントシリーズ」
【出演】ワゴンズ / コナンドラム / ファテリアバンド / 加藤隆生
【時間】open 18:00 start 19:00
【料金】\1500/\1800 (いずれも+drink)
【info】NEGA・POSI http://web.kyoto-inet.or.jp/people/negaposi/
*ロボピッチャーHPで予約できます!!
http://www.robopitcher.com/

 毎度おなじみになりました。告知が遅すぎてだれも見にこねえソロライブ告知です。
 本当に脅迫とでも言わんばかりに「なんでソロの告知はいつもこんなに遅いんですか!!」ってしかられるんですが、たぶんそれはソロだからです。つまり、僕だけが管理しているとこうなります。ぎりぎりにしかうごかへんねん!振り返れば徳俵やねん!行きつ戻りつ息をはいてんねん!!

 とか、そんなこんなです。
 ボロフェスタの後処理もやっと下火になってきて、それももちろんまだ終わったわけじゃなく、僕の中ではこっからがむしろ大変くらいの勢いですが、そろそろ日常のレベルが少し上がった僕の音楽や、企画や、僕らのバンドを本当に本当に本当に世の中に投下してやりたいと思っているこのごろです。
 世界にはロボピッチャーが必要なのではなく、必要という言葉がすなわちロボピッチャーであるとかなんとかいうレトリックの狭間で、われわれは時に恋とかをして、キスして、触ったりして、甘く、また苦い妄想の錬金術を生き延びて、そしてそのうち生き延びることに失敗して死ぬのでしょう。甘いと苦いは20:80が良い割合です。20:80の理論ですな。WEB2.0においてロングテール理論が20:80の終焉を告げ、われわれはどこへ向かえばいいのでしょうか。

 わかんないから、もう俺は、闇雲にやる。
 いろんな人に迷惑をかけていることを受け入れて、それでも進む馬鹿になるって決めたんだ。

 ありがとうのことだけ忘れないようにしないとな。

 ありがとう。>ALL(今顔の浮かぶ)

kato takao** 26/10/2006 木曜日 04:04 | Link | TB (0) | コメント(0)
2006年10月14日
紺碧の歌を歌っていたのだ

 洛陽を染め替えるような勢いで、紺碧の歌を歌っていたのだ。

 ボロフェスタが終わって、でもいろんな人の中で終わっていなくて、ポジティブなものやネガティブなものが消費されないまま残っていて、言葉とかが弱くて、空間がねじれていて、結局どこへも行き着けなかった人たちが相変わらずこの場所でだらだらと。

 死がすべてを定義するんだってね。
 言葉はいつだって弱く、だから僕らは死力を尽くして言葉を紡ぐ。
 僕は音楽を選び、意味のない場所で意味を探すことに意味を見出した。

 意味なんてないという絶望の中で、初めて見つかる意味があった。
 意味がないって確定したなら、そこから歩みだせる僕らだっているはずだ。

 俺は頭がおかしいのかもしれない。
 でも。
 僕は僕の皮膚で、脊髄で、反射神経で言葉を紡ぐ。
 それが作品であろうとなかろうと、僕の言葉はその程度のことだ。

 ボロフェスタは、どうしようもなくひどいイベントで。
 ただの時間の浪費で。
 近隣の住民には迷惑をかけて、たくさんのスタッフがとんでもなくつらい思いをした。
 僕らはいらいらとミーティングを重ね、何も生み出さず、疲労はその目の下に濃く。

 もしそうだったとしても、意味がなかったなんて誰にも言わすものか。
 どんな意味があったかなんて知るか。
 意味を言葉にきちんとできるのはイデアの世界での話。
 つまりそれはファンタジーの世界の話ってことだ。

 今いえることは、ボロフェスタが終わるまでは、本当に本当に今年こそ本当に、「僕が関わるボロフェスタは今年で最後だろうなあ」と思っていたけど、終わってみたらまだ出来ることがある気がしてるってことだ。

 最近友人になった知り合いがステージで言っていた。
 「大好きですボロフェスタ。そしてアイヘイト ボロフェスタ」
 その気持が、100%わかるといったら、それもまた嘘くさいかな。

 今年ほど何かを考えさせられたボロフェスタはない。
 結局のところ、僕の理想は、僕が何かを生み出し続けるということだけではないかとすら思っている現状。

 フェスティバルは終り、観念が空間に漂った。
 意味はフェスティバルに関わったすべての人たちがそれぞれ探し出し、僕ら4人が創造した空間は意味なく消えていくんだってさ。

 そのことをすばらしいと思っている。
 そのことを哀しいと思っている。

kato takao** 14/10/2006 土曜日 02:17 | Link | TB (0) | コメント(1)
2006年10月07日
詩?

 なんどもいうけれど
 僕は君の詩を偽者だなんて一度も言っていない
 ただ
 君の詩を本物だという人たちが
 偽者だっていってるんだ。

kato takao** 07/10/2006 土曜日 05:02 | Link | TB (0) | コメント(0)
さらさらと

 さらさらと流る
 うねず まがず ひっかりもせず
 さらさらと

 雲に煙る月がどうやら満月で
 ああ満月だと彼人がおっしゃるが
 僕は足も止めずちらと見て
 ああほんとだと思いもせずに
 ランダムな感情精製機は
 ちょうど目に見える満月分の穴を体にこさえた
 たださらさらと流る
 穴から穴へ
 コーヒーからセメントのお花畑へ

 砂利を踏み
 弧を描き
 給食にあがきながら
 切れかけた糸のように歌い
 塵芥のようにこっけいで
 夜店の金魚みたいに比類ない 
 コーヒーを飲むたび性別を変えて
 焼酎を飲んだコップでワインをぐびり
 頭をかち割ったらおたまじゃくしが出てきたよ
 たださらさらと
 おたまじゃくしは川へ洗濯へ

 さらさらと
 止まらないならば
 もう戻ってくるな
 そのまま行って
 僕以外のなにかになれ
 。

kato takao** 07/10/2006 土曜日 04:54 | Link | TB (0) | コメント(0)
2006年10月06日
ボロフェスタ

 もう言葉にするのはあきらめた。
 そんな日が来るとは思っていなかったけど、もう無理だ。

 とにかく、今起こっていることや、流れている時間の1%も言葉で伝えるのは無理だ。
 ボロフェスタはすごいと思う。
 一歩はいるだけでそこが特別だと分かると思う。
 今までふれたことのない何かだと分かる。
 
 ロボピッチャーはそこで、そこを生み出したという誇りとともに、演奏します。
 もう後戻りできない場所だ。
 進んで進んで、振り返ってももう岸は見えない。もう進むしかない。
 そんな演奏。
 今までで一番の演奏でした、とかそんなこととは別次元の話。
 
 一番とか二番とかじゃなくて、もう基準自体が無駄になるような、そんな演奏。
 みんな80点とか95点とかの音楽をやっている世の中で、ロボピッチャーはs+の演奏をしているような感じ。

 チケットをご予約された方々はおめでとうございます。
 一生携えていられるような、空気や温度を伝えます。

kato takao** 06/10/2006 金曜日 05:46 | Link | TB (0) | コメント(1)

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