" /> kato takao | weblog: 2002年08月 Archives

kato takao | weblog
ロボピッチャー・かとうたかおのweblog

« 2002年07月 | Main | 2002年09月 »
2002年08月23日
148


 緊急の告知です。

 8/25のライブですが、8:30スタートでした。遅いね。
 で、僕の出番は5バンド中3番目です。

 イーストは、木屋町の四条と三条の間らへんのライブハウスです。元アニエスbのあったところです。小学校の向かいですね。

 では。

kato takao** 23/8/2002 金曜日 22:19 | Link | TB (0) | コメント(0)
2002年08月22日
147


 僕は自分がやりたいことしかやりません。
 遊びだって、仕事だって、僕がやりたいなあと思ったこと以外は基本的に一切やりません。

 ということは、僕の人生で起こることはすべて納得の行く事のはずなんだけど。
 そうでもない。
 というか最近などは積極的にしんどい。

 やりたいことだけをやるというストレスが、この世界には存在するのです。
 まあ、だからみんなやりたくない仕事をやってるんだよな。

 告知。
 8/25木屋町イーストでライブをします。弾き語りですが。
 でも、ちょっと楽しみです。ライブハウスでのソロは久し振りなのでいろいろ選曲してます。かなり良くなるはず。
 是非来てください。
 多分7:00ごろスタート。僕の出番は一番ではありません。
 対バンはマジシャンズ、片山ブレイカーズのボーカルの人、上海ストリップなんとか、などなど。ちょっと濃い目のイベントです。
 まあ、でも面白いはず。僕は仕事に一段落ついてるはずなので、かなりリラックスした良いライブにするつもりです。
 夏らしいライブを今年はしていないので、この日に集約しよう。

 では。

kato takao** 22/8/2002 木曜日 01:43 | Link | TB (0) | コメント(0)
2002年08月16日
146


 昨日の夜、突然電話が鳴って「明日飲み会だから来い」と高校の時の友人達に誘われました。
 僕は今日仕事があったので、断ったのだけど、今日の9時にまた電話がかかってきて、「今から愛宕山に登る事になったから来い」といわれました。

 登山口に僕がついたのは11時くらいで、みんなはもうそろって、待っていました。みんなの手に懐中電灯。登山用のリュック。
 なんでこんなことになったのかは、だいたい予想が出来ます。いつもの様に飲んでるうちに、なんとなく盛り上がって、こんなことになったんだろうな。いつもの事です。(去年の8/16の日記参照)

 僕らは8人で、夜の山を点呼をとりながら登って行きます。登り始めてすぐ、これはめちゃめちゃしんどいとわかる。15分ごとに休憩。星がとんでもなく綺麗。登りながら話を聞くと、昨日リーダー格の堀田君が愛宕山に登ったそうな。その時にかなり大きな滝があって、それに何人かの人が打たれて修行をしていたらしい。で、それを自分もしてみたい、という夢をかなえるための登山らしい。まあ、納得がいくようないかないような話です。

 途中すごい夜景を見る。京都の町。
 「無駄な電気を使ってるなあ」と誰かが言う。ほんまやなあ、とぼくは思う。

 休憩のたびに僕はみんなに近況を聞く。
 楽しい事ばかりじゃないけど、まあ、なんとかやってるよ。仕事は辞めてしまいたいけど、まあ、そうもいかない。だんだん体も衰えてきた気がする。お腹も出てきた。
 8人の内の2人は結婚している。結婚生活は順調だそうな。

 3時間半ほど歩いて頂上につく。みんなでチョコレートを食べる。すごくすごく美味しい。チョコレート!なんて素敵な食べ物なんでしょう!

 頂上から別のルートで下山。ここはかなりハードな道のり。1時間半ほどあるいて問題の滝に到着。
 最初は暗くて分からなかったのだけど、懐中電灯で照らしてみるとものすごい高さだった。50mくらいはあるかしら。空也の滝っていうそうです。
 で、みんなで服を脱いで、突入。めちゃくちゃ水が冷たくて、しぶきが体に当たると痛い。僕は滝の下に入って、手を合わせてみる。5秒と耐えられない。大変だな修行って。8人の男たちが一糸纏わぬ姿で滝の周りで大騒ぎしている。「冷たいからちんちんが縮んじゃってるけど、ほんとはもっと大きいからな!」
 記念撮影も行う。「ちんちん隠せっ!」隠しました。とにかく冷たい。そして、水が痛い。
 「この修行でなにを悟るんだろう?」と竹村君
 「ああ、こんなことしても無駄だなあって悟るんじゃない?」と僕。

 ちなみに竹村君は去年僕がアメリカに行っていたときに、泊めてくれた人です。(去年の日記6月くらいのところ参照)

 そこからさらに歩いて朝5時に出発地点に到着。
 楽しかったなあ、と僕は思う。
 「今から2時間だけ眠って仕事や」という友人がいる。
 「じゃあ」と言う感じでこれといった意味深げな別れの挨拶もなく、僕らは別れる。
 夜が明け始めていて、まだらの雲が空の5分の3程度を埋めている。
 僕は今日のささやかな会話を思い出している。
 「もう会社は辞めたい」
 「来年はみんなで無人島に行こう」
 「じゃあ、会社を辞める理由が出来たな。1週間の休みを取るよ」
 「最近セックスをしたくなくなった」
 「いや、俺はすごい回数やってるよ」
 「独立しようかなあ」
 「会社辞めたいなあ」

 それで、僕らはまた夢を見る。
 どこかで足音がしている。楽しげにステップを踏んでいる音だ。
 それはとても確かな音で、僕らの心を的確に揺らす。
 そこに跳びこんで行きさえすれば、楽しい時間が流れ出すのだ。
 だれも宿題を出さない夏休みが待っている。
 水道には水滴がこぼれんばかりについていて、蛇口をひねったらすばらしく美味しい水が溢れ出す。
 そんな夢。

 家に着いて、僕はビールの栓を抜く。日記を書こうと思う。そうだ、これは日記だ。
 言葉は二進法で連なり、偶然性の奇跡を信じながら、ここ以外の場所を目指す。
 「来年は無人島に行こう」
 来年。僕は何をしているのか。どんな色のシャツを着ているのか。まったくわからないけど。
 確実に言えるのは、来年も再来年も、僕は彼らと無人島に行ってしまいたいなあ、と思っているってこと。
 もちろん、すぐに帰ってくるけどね。

 では。

kato takao** 16/8/2002 金曜日 06:13 | Link | TB (0) | コメント(0)
2002年08月09日
145


 ども。

 今日は会社の社長とゆっくり話をしました。
 あまり最近話をしていなかったので、我々の抱える問題について丁寧に話しました。

 僕の人生は相変わらずの浮つき様で、安定からはもっとも遠い場所でのたうちまわっているのだけど、とりあえず彼は僕にいくばくかの給料を払い、仕事を回してくれるそうです。まあ、ありがたいようなそうでもないような話です。
 
 いろんなことを学びながら生きてます。そのほとんどがネガティブな学習です。「ああ、こんなことはやっちゃいけないなあ」とか「ああ、こんなものの言い方をしたら部下にこんなふうに思われるんだなあ」とかです。非常に示唆に富んだ時間ですね。

 酔っ払っている。飲む量がとにかく増えている。どうなんだろう。

 

kato takao** 09/8/2002 金曜日 02:29 | Link | TB (0) | コメント(0)
2002年08月08日
144


 最近、何人かの人物の文章を添削する機会がありました。
 なにせ僕はいま編集の仕事で食いぶちを稼いでいるので、そういうこともよくあります。で、持ち込み原稿などを読むことがあるわけです。
 この1週間4人くらいの人の文章を読んだのだけど、そのすべての人に対して、「読む人のことをもう少し想定して書いたら、ずっと良くなると思います。読む人が、お金を払ってでも読みたい、と思わせてはじめてプロのライターです。大変ですががんばってください」という返事を書きました。

 で、いったいここで書かれている文章のどこが読む人を想定した文章なんだろー、というのが今日のテーマ。

 で結論は、「いや、想定はしていない。時々想像するけど」というのが結論。

 ま、いいや、そんな話。べつに面白くもない。僕は割と上手に文章の添削とかをする能力があるので、大切なラブレターなどを出すときはまず僕に見せて添削してもらうと良いでしょう。恋愛の成功率が跳ね上がります。

 昔親父が僕に出した問題
 「ある高さから落としたボールがその高さよりも高く弾むことってあると思う?」 
 僕の答えはイエス。
 もちろん答えはノー。

 でも、どこまで高く飛べるかをきめるのはルールや公式というよりは、そのまったく逆の物なのだと言いたい。言ってみたい。ためしに。

kato takao** 08/8/2002 木曜日 01:13 | Link | TB (0) | コメント(0)
2002年08月05日
143


 人は死んでしまうので、なんとか無駄な時間を過ごさない様に努力するのです。
 いや、どうなんだろう。われわれの努力は何に向かってなされる努力なのだろうね。
 死なないための努力と、生きてる時間をより良くするための努力と、その他の努力があったとして、僕は何に一番時間を費やしているかというと、「死なないための努力」です。

 っていうか、なんでこんなテーマでいきなり書き出してるのか自分でもさっぱりわからない。まあ、でもわからなくたっていい。わかることのほうがずっとすくない。

 死なないための努力って一番シビアな努力なんです。なぜなら失敗したら死んじゃうからです。ね、事の重大さに気づきましたか?命がけとはこのとこです。

 生き延びたいという強い意思こそが表現の原点である、とちょっと前まで僕は固く信じていたのですが、どうも別にそうではないらしく、そもそも原点なんていうつまらない概念すら表現すると言うシステムには今や必要ないようです。
 それはとても素敵な事です。表現は、生死さえも越えて、人間など一人もいない水平線の向こうでタップダンスを踊るのです。それがどんなに素敵なタップダンスかなんて、誰も想像すら出来ないし、想像できたときには次の地平線に行っている種類の物です。

 さて、ここに一匹の金魚が泳いでいる。四角い水槽を悠然と泳いでいる。彼の世界はこの小さな水槽の中のみ。たった一人で、1日2回のえさの時間を待っている。
 彼のひれは、にじむようなオレンジでとても美しい。でもそれを見ているのは時空を超えた世界の、人間だけです。
 その人間は、金魚に名前をつけて可愛がります。仮にマックとつけたことにしよう。
 人間はマックに日夜話しかける。今日会った素敵な女の子の話。会社で上司に理不尽な怒られ方をした話。次の人生の展望。昨日読んだ小説の感想。破れてしまった靴下を見られた感触について。
 マックは思っている。そして、僕の人生はなんなのだろう、と。このまま美しいまま死んでいくのか、と。
 次元の違う見つめられ方のまま死んでいくのです。けして不必要な生ではなく、かといって彼自身にとってその意味を見出すのは難しい。
 考えるなんて無駄だっていえばそうだし、そうじゃないっていえばそうじゃない。

 冷蔵庫の音が部屋を支配していて、うるさくて何も出来ない。
 何も出来ないのです。文字通り。こうしてここに日記をやっと書きました。
 ははは。

kato takao** 05/8/2002 月曜日 03:19 | Link | TB (0) | コメント(0)
2002年08月03日
142


 かねてからの懸案であったライブが終わりました。
 基本的にライブが好きなので(音楽が好きと言うよりも、という副詞をつけてもいいほど)一つイベントが終わってしまうのは哀しみ以外のなにものでもないのだけど、今日はイベントが無事終わった事を素直に喜びたいです。
 はじめて自分達で企画したイベントをホールでやりました。いろんな意見があるとは思うけれど、「にしき屋」という団体としては及第点をあげて欲しい。いくつかの可能性について僕は、とてつもない喜びを持って感じ取りました。

 ロボピッチャーのライブは、どうだったのかしら。感想などお待ちしています。いいたいことがあったらいいやがれ。

 とても哀しいお知らせがあります。こんなことはいいたくないし、出来ることなら僕の胸のうちで留めたまま、墓までもっていきたいのだけど、どうやら
 倉光さんのベースはセキセイインコの生皮で出来ていたようです。ワシントン条約にはひっかからないのかどうかとか、「えっ?セキセイインコの皮ってベースで使うんですか?」っていうせつない質問メールとか、わざわざ倉光さんに会うため「だけ」に来てくれた石郷岡道夫さんとか、「倉光さんがこないんだったら私もうベース弾かないわよ」っていったロボピッチャーのベーシスト(フィクション)とかそういうことをすべて含めた上で、さいごに一つだけ言わせてください。

 今日の集客は99人でした。

 まあ、こんなことここでいってもしょうがないんだけど、あと一人いたら、うちのイベントには莫大な収益が入ったのです。
 100人呼んだら、チャージの比率がかわっていたんですね。
 おかげでにしき屋はじまって以来の赤字イベントになりました。

 と、まあ、そういうわけなので倉光さんはまったく気にしないでください。
 というか(まじで)気にするなよ。時々おかしなこと気にするからなあ。

 今日来てくれた人達に感謝を。「もっとよくなるのになあ」というバンドのため息も感じ取っていただけたら幸いです。
 次はもっともっとよくなります。良くなり続けると思う。
 
 では。
 

kato takao** 03/8/2002 土曜日 02:11 | Link | TB (0) | コメント(0)
2002年08月02日
141


 ども。

 雨に打たれました。
 自転車20分ほどかかる道のりを走り出して、5分後にものすごい雨が降ってきます。15分間濡れつづけました。
 雨がさほど好きなわけではないけど、もうしょうがなくらいぬれちゃうのは好きです。昔野球をやっていたときに、ぬかるんだグラウンドが好きでした。雨にぬれてだんだん重くなってくるユニフォームとか、帽子のつばに雨があたる音とか。
 僕は、高校のときは走高跳の選手だったのですが、生涯でぼくが最も高い場所を背面で越えたときもひどい雨でした。他の選手がいつもの記録を出せずに伸び悩んだときに僕は自己ベストを跳び、初めて府内の大会で一位になりました。その日は、雨のせいかスタジオにお客さんも少なく、やけに静かで、雨の音だけがしとりとなっていました。僕はうれしくなるというよりも妙に静かな充実感で、跳び終った高さをマットの上で眺めました。

 なんにせよ、好むと好まざるに関わらず、雨と言うのは人の記憶に密接にからみつき、それぞれのおもいをぶちまけます。

 さて、明日はライブです。
 倉光さん来るかなあ。みんなで探してあげてください。セキセイインコの生皮でベース弾いてたんじゃないといいなあ。

 では。

kato takao** 02/8/2002 金曜日 01:41 | Link | TB (0) | コメント(0)

Archives
2019年12月
2018年08月
2017年12月
2017年11月
2017年06月
2017年03月
2016年10月
2016年09月
2016年05月
2016年04月
2016年01月
2015年12月
2015年11月
2015年07月
2015年06月
2015年04月
2015年03月
2015年02月
2015年01月
2014年12月
2014年10月
2014年09月
2014年08月
2014年07月
2014年06月
2014年05月
2014年04月
2014年03月
2014年02月
2014年01月
2013年11月
2013年10月
2013年09月
2013年07月
2013年06月
2013年04月
2013年03月
2013年01月
2012年11月
2012年10月
2012年09月
2012年08月
2012年07月
2012年06月
2012年05月
2012年04月
2012年02月
2012年01月
2011年12月
2011年11月
2011年10月
2011年09月
2011年08月
2011年06月
2011年05月
2011年04月
2011年03月
2011年02月
2011年01月
2010年12月
2010年10月
2010年09月
2010年08月
2010年07月
2010年06月
2010年05月
2010年04月
2010年03月
2010年02月
2010年01月
2009年12月
2009年11月
2009年10月
2009年09月
2009年08月
2009年07月
2009年06月
2009年05月
2009年04月
2009年03月
2009年02月
2009年01月
2008年12月
2008年11月
2008年10月
2008年09月
2008年08月
2008年07月
2008年06月
2008年05月
2008年04月
2008年03月
2008年02月
2008年01月
2007年12月
2007年11月
2007年10月
2007年09月
2007年08月
2007年07月
2007年06月
2007年05月
2007年04月
2007年03月
2007年02月
2007年01月
2006年12月
2006年11月
2006年10月
2006年09月
2006年08月
2006年07月
2006年06月
2006年05月
2006年04月
2006年03月
2006年02月
2006年01月
2005年12月
2005年11月
2005年10月
2005年09月
2005年08月
2005年07月
2005年06月
2005年05月
2005年04月
2005年03月
2005年02月
2005年01月
2004年12月
2004年11月
2004年10月
2004年09月
2004年08月
2004年07月
2004年06月
2004年05月
2004年04月
2004年03月
2004年02月
2004年01月
2003年12月
2003年11月
2003年10月
2003年09月
2003年08月
2003年07月
2003年06月
2003年05月
2003年04月
2003年03月
2003年02月
2003年01月
2002年12月
2002年11月
2002年10月
2002年09月
2002年08月
2002年07月
2002年06月
2002年05月
2002年04月
2002年03月
2002年02月
2002年01月
2001年12月
2001年11月
2001年10月
2001年09月
2001年08月
2001年07月
2001年06月