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2002年08月08日


 最近、何人かの人物の文章を添削する機会がありました。
 なにせ僕はいま編集の仕事で食いぶちを稼いでいるので、そういうこともよくあります。で、持ち込み原稿などを読むことがあるわけです。
 この1週間4人くらいの人の文章を読んだのだけど、そのすべての人に対して、「読む人のことをもう少し想定して書いたら、ずっと良くなると思います。読む人が、お金を払ってでも読みたい、と思わせてはじめてプロのライターです。大変ですががんばってください」という返事を書きました。

 で、いったいここで書かれている文章のどこが読む人を想定した文章なんだろー、というのが今日のテーマ。

 で結論は、「いや、想定はしていない。時々想像するけど」というのが結論。

 ま、いいや、そんな話。べつに面白くもない。僕は割と上手に文章の添削とかをする能力があるので、大切なラブレターなどを出すときはまず僕に見せて添削してもらうと良いでしょう。恋愛の成功率が跳ね上がります。

 昔親父が僕に出した問題
 「ある高さから落としたボールがその高さよりも高く弾むことってあると思う?」 
 僕の答えはイエス。
 もちろん答えはノー。

 でも、どこまで高く飛べるかをきめるのはルールや公式というよりは、そのまったく逆の物なのだと言いたい。言ってみたい。ためしに。

Posted by kato takao at 2002年08月08日 01:13 | TrackBack
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