kato takao | weblog
ロボピッチャー・かとうたかおのweblog
少年探偵SCRAP団っていうものの募集が始まっている。
まあ、端的にいえばSCRAPのファンクラブだ。
入会金と、年会費を払えばいろいろと特典がやってくる。
「ファンクラブが必要だ!」っていう話は一年位前からあった。
でも僕は反対していた。なんかそんなのかっこ悪いし、お客さんを囲い込んでるみたいで嫌だったからだ。
でも、去年の夏ごろから「チケットが取れない」ってことが本格的に問題になりだした。
転売でちょっとした儲けを得る人たちも出てきた。
僕はそれをとても悲しい気持ちで見てた。僕らの作ったものが、それを求める人たちに正しく届かないのはとても悲しかった。
だから、欲しい人が確実にチケットが手に入るシステムを作ろうと思った。
僕らのことを強く求めてくれるなら、それに応えられる状況を作りたかったのです。
そして、どうせやるなら、もうめちゃくちゃハッピーな場所にしてやろうと思った。
「金を払えば確実にチケットが取れますよ」っていうだけのケチ臭い場所にするつもりはないぜ。
入会金が1000円で、年会費が3000円。
高いと思う人もいるかもしれないけれど、東京ドームでライブをする他のミュージシャンやアイドルに比べたらずっと安いはずだ。
でも、毎号フリーペーパーは発送するし、このファンクラブのためのwebシステムは作ったし、ファンクラブを管理するための人だって雇う。もちろん、このためのイベントをわりと近々やることが決定している(3月5日空けといてね)。
お金を儲けるつもりがまったくないかといわれたら、そりゃそんなことはない。儲けるつもりもある。でも、あなたが支払ってくれたその金額に、必ず応えるものを提供する自信だってやっぱりある。少なくともこの金額分以上には幸せになったり、ポジティブな気持ちになったり出来ると思う。
なにより、「少年探偵団」っていう言葉にわくわくする人たちが、このコミュニティーにはたくさんいる。いろんな年齢でいろんな職業の人たちがただ「少年探偵団」っていう言葉の持つ浮遊感に吸い寄せられて集まるって素敵なことじゃない?
きっとびっくりするくらい仲良くなったり、けんかしたり、リーダー争いをしたり、でも最後には仲直りして泣いたりするんだろう。謎の美少女を取り合ったりするんだろう。
金儲けに走ったとか、高すぎるとか、足元見やがってとか、そういう意見もあるかもしれない。
だけど、僕らは不誠実なことはしない。
期待をこめて僕らに預けてくれたお金は、きちんとしたエンターテイメントにして返す。
入ってよかったなあときっと思わせる。
無理に入ってくれとは言わないけれど、「たった4000円で君の2011年を夢みたいに楽しくしてやるぜ」ってくらいは言いたい。
少年探偵団にあこがれたすべての人たちが集う場所を作りたかったんです。
もし気が向いたら、遊びに来てください。
http://www.scrapmagazine.com/tanteidan/
あ、もちろん、少年探偵団に入らなくても、がんばればリアル脱出ゲームのチケットは取れるからね。
では!
旅行用かばん一個で僕の引越しは済んでしまった。
東京在住の優秀なSCRAPスタッフが僕の住居を決めておいてくれたおかげだけど。
お風呂、トイレ、洗濯周りのものを買ったらあとはもう備え付けの家具で十分生活できるようになった。
食事を作る時間はないだろうから、特に器具は必要ない。
パソコンと書き物をするための机があれば、特に不都合は感じない。
ユニットバスはせまっくるしいけれど、新しい生活を始める最初はこんなもんだろう。
やたらと豪華な家に最初から住むのもなんか抵抗あるし。
まずは小さくはじめよう。いつもみたいに。
東京に住もうかなあと思い始めたのは40日ほど前のこと。
いくら何でも忙しすぎて、このままじゃ倒れると思って、何かの時間を削ろうと思った。東京に住んでしまえば移動の時間がかなり減る。それが最初のきっかけ。
次に、プロモーションの仕事がどんどん入ってきたこと。「リアル脱出ゲーム」などのSCRAP主催イベントだったら、僕がほとんどのことを決めてしまえばいいから、誰かに迷惑をかけたって僕の責任でなんとかできる。でも、プロモーションの仕事は代理店や、クライアントや、それを実行するさまざまな人たちが複雑に絡み合って進んでいく。そんななかで僕が東京に住んでいないせいで結構たくさんの人たちに迷惑をかけることが多くなってきた。せっかくの素敵な話が、僕が京都に住んでいるせいで流れてしまったりもした。ここ6年くらい、なにをするにも僕が一番の責任者のポジションで動かしてきたけれど、そろそろ大人になったことだし、ちゃんとしたクライアントのいる仕事を本腰入れてやってみようと思ったのがもう一つの理由。
最後の理由は、「東京に住む」という手順を踏んでみたかったこと。前の日記でも書いたけれど、今僕が作っているものをなるべく広げていきたいと思っている。そう強く思ったときに、可能性が少しでも高まるのは京都じゃなくて東京だなと思ったから。
恋愛相談王決定戦というイベントを今度京都と東京で開催する。
京都のほうが料金が安いけど、圧倒的に東京のほうがチケットが売れている。
僕らはもう6年間も京都でフリーペーパーを発行しているのに、なぜか京都ではチケットが売れない。
なんでだかぜんぜんわからないけれど。
ほとんど誰にも告げずに東京に来てしまった。
京都の人たちはびっくりするかな。それとも「ああ、やっぱり」って思うかな。
この数年でたくさんの人たちが京都から東京へ行った。
その人たちを見送りながら、僕は京都にいようと思っていた。
なぜか思い出せないけれど、僕も僕の周りの人たちも僕は京都にいると思っていた。
京都が好きだったし、京都から尽きせぬほどの恩恵を受けた。
でも、とりあえずいったんお別れだ。
三ヵ月後に戻るかもしれないし、もう二度と戻らないかもしれないけれど。
三日前に入ったお店でお勘定のときに「京都の方ですか?」と言われた。支払いのときの少しの言葉でわかったらしい。
「そうですよ」と僕はいった。
そう、僕は京都から来たんです。
フリーペーパーSCRAPはもちろん今後も京都で配られます。そのために今弊社スタッフは沖縄で免許合宿に行ってます。
僕が京都を離れても、SCRAPの本社は京都ですのでどうぞみなさま今後ともご愛顧のほどを。
まあ、月に三回くらいは帰ると思います。
そして、東京のみなさまこんにちは。
この一年ほどものすごくたくさんの仕事を断ってきましたが、さすがにそろそろ本腰入れて働いてやろうかと思っております。
懲りずにご連絡くださいませ。
そして、さすがに寂しがっているので誘い出して東京の面白いところをプレゼンしてください。
とりいそぎ、引越しのご報告でした。
今後ともよろしくお願いいたします。
加藤
2018年08月
2017年12月
2017年11月
2017年06月
2017年03月
2016年10月
2016年09月
2016年05月
2016年04月
2016年01月
2015年12月
2015年11月
2015年07月
2015年06月
2015年04月
2015年03月
2015年02月
2015年01月
2014年12月
2014年10月
2014年09月
2014年08月
2014年07月
2014年06月
2014年05月
2014年04月
2014年03月
2014年02月
2014年01月
2013年11月
2013年10月
2013年09月
2013年07月
2013年06月
2013年04月
2013年03月
2013年01月
2012年11月
2012年10月
2012年09月
2012年08月
2012年07月
2012年06月
2012年05月
2012年04月
2012年02月
2012年01月
2011年12月
2011年11月
2011年10月
2011年09月
2011年08月
2011年06月
2011年05月
2011年04月
2011年03月
2011年02月
2011年01月
2010年12月
2010年10月
2010年09月
2010年08月
2010年07月
2010年06月
2010年05月
2010年04月
2010年03月
2010年02月
2010年01月
2009年12月
2009年11月
2009年10月
2009年09月
2009年08月
2009年07月
2009年06月
2009年05月
2009年04月
2009年03月
2009年02月
2009年01月
2008年12月
2008年11月
2008年10月
2008年09月
2008年08月
2008年07月
2008年06月
2008年05月
2008年04月
2008年03月
2008年02月
2008年01月
2007年12月
2007年11月
2007年10月
2007年09月
2007年08月
2007年07月
2007年06月
2007年05月
2007年04月
2007年03月
2007年02月
2007年01月
2006年12月
2006年11月
2006年10月
2006年09月
2006年08月
2006年07月
2006年06月
2006年05月
2006年04月
2006年03月
2006年02月
2006年01月
2005年12月
2005年11月
2005年10月
2005年09月
2005年08月
2005年07月
2005年06月
2005年05月
2005年04月
2005年03月
2005年02月
2005年01月
2004年12月
2004年11月
2004年10月
2004年09月
2004年08月
2004年07月
2004年06月
2004年05月
2004年04月
2004年03月
2004年02月
2004年01月
2003年12月
2003年11月
2003年10月
2003年09月
2003年08月
2003年07月
2003年06月
2003年05月
2003年04月
2003年03月
2003年02月
2003年01月
2002年12月
2002年11月
2002年10月
2002年09月
2002年08月
2002年07月
2002年06月
2002年05月
2002年04月
2002年03月
2002年02月
2002年01月
2001年12月
2001年11月
2001年10月
2001年09月
2001年08月
2001年07月
2001年06月