kato takao | weblog
ロボピッチャー・かとうたかおのweblog
くるり関連の半年かけたプロジェクトが終わり、さて音楽に戻ってまいりました。
今日東京でライブです。よければぜひ。
■ 2009/9/26(土) 東京・下北沢 BASEMENT BAR & 251 & 440
『東京 BOROFESTA × eetee』
【時間】OPEN / START 19:00 - 5:00
(3店舗同時開催&行き来自由! 440は23:30 OPEN)
【料金】前売¥2,500 当日¥3,000(いずれも+drink)
※ロボピッチャーの出演はBASEMENT BAR、時間は21:40~の予定です。
チケット予約はinfo@robopitcher.comでも受け付けていますよ。
一人でもたくさんの人に来てもらいたいっす。
よろしくお願いします!!
くるりの「魂のゆくえ」というアルバムがあって、そのプロモーション企画としてずっと謎と物語を考えていました。
企画のスタートからは半年くらいかけて作ってきたものだったのでものすごく思い入れがある仕事になりました。
こんなのです。
http://www.quruli.net/nazonoita/
もともとはARGという「まるで自分が物語の登場人物になったみたいな遊び」をメディアやミュージシャンの力を借りて作ってみたくて、しかもそれが宣伝になるのなら最高ですよねーみたいな感じで出してみた企画が、驚くべきスピードで通り、ARGって言葉なんかぜんぜんわからないままとにかく作ってみた感じでした。
その中で物語を書いたり、謎やシステムの構築をしたりしている中で、このプロジェクトの可能性や、もっとできるはずなのに自分が出来ていないことを強く感じたりしました。
この素晴らしい企画にはたくさんの人に感謝しなくてはならない。
まずは、やはりくるりの事務所であるバッドニュースの藤井くんには最大限の感謝をしなくちゃならん。
いくつかの陰惨な事件を乗り越えて、不敵に笑うこの男がいなかったら、もちろんこの企画は成立しなかったろう。後半の謎は彼が考えたものが多かったです。
そして、イラストを描いてくださった永野さん。僕の物語の原稿が遅すぎるせいで猛烈に迷惑をかけました。
しかし、サイトを見てもらえばわかるとおりものすごいクオリティーのイラストばかりです。物語をビジュアル面から支えてもらいました。
WEBデザインをしてくれた山崎さんも僕の遅筆犠牲者の一人です。どんくらいの迷惑をかけたのか考えるのもつらいくらいです。でも、いつもものすごいスピードで物語をアップしてくれていました。一度、僕が夜に書いた物語が翌日のお昼には上がっていたことがありました。度肝を抜かれました。
そして、そもそもARGという概念を僕に教えてくれたメディアファクトリーの三原さん。
この人に出会ったせいで、僕の人生はゆっくりと変わり始めているようです。
これからもぜひ。
そして。
こんな不思議な企画を聞いてすぐに「やろう!」と言ってくれたバッドニュース社長の千葉さん。
あんな大人になりたいぜ、と思っている。
さらに、その話にあっさりと乗ってくれて、めちゃくちゃ協力してくれたくるりメンバーの二人。
アーティストがきちんと全面的に協力してくれて、しかもいろんな意見もくれたから、この企画の芯が揺るがなかったのだと思う。
本当にありがとう。
さらに、この企画はめちゃくちゃたくさんの人を巻き込んだ。
いろんな人たちがこの企画にのっかかって遊んでくれた。
どうもご迷惑をおかけしました。
ありがとうございました。
なにより、この遊びを実際に体験してくれたみなさま。
ほんとうにありがとう。
遊びを通じて宣伝を作るということはほとんどやったことがなかったのですが、どうでしたか?
楽しかったですか?
物語の中に入ったような、仲間同士で協力しながら物語を進めていくあの不思議な気持ちは体験できましたか?
よかったら感想を聞かせて下さい。
今日、このくるり謎の板ARGの最後の仕込みをしてきました。
最後の物語です。
明日の朝からある場所でこの物語を読むことができます。
どんな気持ちにみんながなるのかなあと思っています。
謎を解いて解いて解いてその最後の物語がある場所にあります。
今からでも遅くないから、まだまったくなにもしていない人たちもよかったら上のサイトから物語を体験してみてください。そして、最後の物語を読んでほしいな。
今日改めて最後の物語を現場で読んで、なんだかほろりとして、一人でもたくさんの人に体感してほしいなと思いました。
よければぜひ。
僕は物語に力があると思っています。
それは現実を豊かにし、豊かな現実からさらなる物語が生まれると思っている。
そんなことをずっと伝えていきたいなあと思っています。
あ、もう22日が京都音楽博覧会ですね。
超楽しみ。
僕は会場内のブースで宝探しキットを売っていると思います。
宝探しも来てねー。
今年の謎も本当に本当に名作ですよ。
http://www.scrapmagazine.com/wps/archives/1895.html
それでは。
いくつかの修羅場を乗り越えて、やっとSCRAPが小康状態を保っている。
とはいえ、まだ予断を許さない案件がいくつかあって、「当面際立ってやらなくてはならないことはないが、緊張はしていなくてはならない」という状態である。
そういうときって、意外と疲れてしまって、覇気もなくなる。いっそめちゃくちゃ忙しい時のほうが元気です。
今日は朝起きたときからちょっと元気がない。
涼しくなってきて、たぶんもうすぐ寒くなるんだろう。
あまり好きじゃない季節がやってくる。
寒さはまもなく僕に届くだろう。
京都に帰ってきてから、少し気が抜けている。
ぴりっとしていない。
ああ、でもなんか「怒ってばかりいるな」とこないだリミテッドの飯田君に言われたから、しゃきっとはしていないけれど、ぴりっとはしているのかも。こないだは久しぶりに少し怒って、けっこうしょんぼりした。その後仲直りして、話をして、今に至る。
9/26にロボピッチャーのライブがある。東京で。下北沢で。
どうぞお越しくださいませ。
今僕らいいですよ。
http://www.robopitcher.com/
ボロフェスタが近付いてきた。
今僕の体が鉛のように重いのは、ボロフェスタへ力を溜めているのだとじつは知っている。
毎年のことだ。
そして、ボロフェスタで爆発する。
どんなことがあっても、僕はボロフェスタを忘れないだろう。
この僕らが作り上げたフェスティバルを見捨てはしない。
今年は10月17,18日ですよ。
僕らは18日に出演です。
あと、10/10に出るLimited Express (has gone?)のアルバムが名盤なのではないかと思っている。
こういうアルバムをきちんと聴くのは久しぶり。
いや、きちんと聴けるアルバムが久しぶりなのだ。
事務仕事が本当に本当に苦手で、今も請求書や領収書やいろんな手配書などが僕のせいで滞っている。
しかも、たぶん出来る人からしたら驚くべき稚拙さで滞っている。
頼むから誰かやってくれと思うのだけど、なかなかそうはならない。
明日一日かけて、なんとかその難敵をやっつけよう。
夢を見るように生きていたいなあと思ってた。
夢を見るためにどれだけの瑣末な現実をみなくちゃいけないのか僕はもう知っている。
さて、次に僕が夢みたいなことを思いつくためにしなくちゃいけないことはなんだろうか。
大好きだった歌をひさしぶりに聴いた。
やっぱり今も好きだった。
好きだったことを忘れていただけだった。
でもそれって、意外と致命的なことかもしれないね。
なんとなくひさしぶりに夜にきちんとネットにアクセスできている。
ここ二日ほどネットのない夜だった。
東京での時間はきちんと流れています。
思った通りのこともあり。そうでないこともあり。
そんな折、京都での僕の引っ越し先がふと提示されたり。
この提案があと2か月早かったらいろいろ変わったのになあ、とか思ったり。
東京で毎日やけに面白い人たちと出会う。
毎日毎日出会う。
とても面白くて、新しい。
違うことがどんどん起こる。良くも悪くも起こる。
明日が最終日。
どんなことが起こるかとても楽しみにしている。
僕はよくホームについて思う。
僕のホーム。
それはボロフェスタのみんなに会うときにも思うし、家族に会うときにも思う。
もちろんロボピッチャーのメンバーと会うときはとてもわくわくするし、友達や親しい人と会うときにも思う。
でも、今なんとなく僕はSCRAPの人に会いたいなあと思っている。
今作っているものがSCRAPの延長線上にあるからかもしれないし、たまたま今そう思っているだけかもしれないけれど。
SCRAP。
僕とデザイナーさんのエゴが肥大化してできたフリーペーパー。
たくさんの人たちを巻き込んで、なぎ倒しながら今日までやってきました。
これからもそうであれと、願ったり。
明日、ダンスホールの謎は完成する。
それもどうかと思うけど、とにかく明日完成する。
必死でイベントを造る中で、なんとなく魂の通じ合う人を見つけていく。
僕がこれまでやってきたことは、ここでも通じたみたい。
とても面白い人たちと出会えて、面白いものを作れた。
そのことを、ずーーっと一緒に物を作ってきたSCRAPの人たちにいいたいのかな。
それとも、ふとさみしくなっただけか。
あとこれ防備録だけど、51歳男性の「なぜ俺が体を鍛えるか?」というコメントが心に刺さった。
理由はここでは書けない。直接聞いてくれたら教えます。
特別な体験をしている人は、特別な生き方を選んでいるのだなあ。
さて、明日に備えて眠ります。
明日の二公演で終わりだー。
京都に帰ったら遊んで働きます。
もしくは遊びを仕事にします。
今日の日記のタイトルおざけんの「春にして君を想う」みたいですね。
あの曲好きでした。
渋谷にある広告代理店の会議室を使って、やや小規模の謎解きゲームを製作しています。
昨日から始まって、明日で終わり。
きっと今日はものすごく良くなると思う。
今回は一人で東京に来ていて、イベント製作チームにも京都の友人は一人もいない。
recommuniもSCRAPもボロフェスタもロボピッチャーも関係なく東京でイベントを作っているだなんて、なんて丸裸なんだろう!
僕がコツコツと作ってきたチームで作ってきたものを別の場所で作る(ややこしいね)ってのはなかなかエキサイティングな体験であるし、ここで感じたことはいろいろと持って帰ることができる気がする。
そうこうしているうちに京都でもいろんな仕事の依頼がやってきているようで、みんながちょっとそわそわしている。
実は俺はこのちょっとそわそわした感じが好きで、なんかさあがっつりがんばんなきゃなーっていう感じと、ぜーんぜん今は平穏だねーっていう感じの間あたり。じわじわとした緊張感とあきらめにも似たリラックスが交互にやってきて、ゆったりとした不安と自信が根底で同居しています。
あ、あと、今イベントやってる代理店はいろいろ華やかなイベントとかファッションショーとかもやってるようで、昨日は異常にきれいな女の人たちがやってきて、コンパニオンの衣装に着替えたりしていてビビった。
というか正直言ってものすごくテンションあがった。
もうこの年になるとテンションの上がり方に浄も不浄もねえ。
せっかくだからこの勢いで残りの二日間を乗り切ろうと思います。
以上渋谷の薄暗いマンガ喫茶背中を丸めて日記をつけるロックバンドボーカル加藤でした。ふふふ。
ふん。
毎日がとてもカラフルだ。
いろんなことが起きて、いろんな人がいろんな話をして去っていく。
僕はいちいち頷いて、忘れたくないものを積み上げようと思っている。
今すぐ結論のでないたくさんのことを抱えている。
「今すぐ結論の出ない仕事ばかりですね」とSCRAPのスタッフが言う。
「そうだね」と僕はいってみるけれど、ひょっとすると結論の出る仕事なんてこの世にはないのかもしれない。
僕らはこつこつと、深い洞穴の奥で静かにものを作っているけれど、たくさんの極彩色な人々が訪れて僕らをかき乱す。
僕らはそれを拒絶するのでもなく、すべて受け入れるのでもなく、受け流すように受け入れながらそっと自分たちの息吹を吹き込んでいく。
立ち向かってはいけない。
僕らは毒だ。
毒はいつか彼らの中枢に届く。
夢を見た。
幸せな夢だった。
目が覚めたときにそれがここにはないことを知る。
夢の向こう側になにがあるだろうか。
忘れたくない記憶を、一つでもたくさん積みあげるんだ。
最近なぜかしょっちゅう鼻血が出る。
なんだろう。
僕の中の悪いものがどんどん出て行っているのだろう。
10リットルの鼻血が出た後で、僕はどんなふうになるだろな。
どこまでも飛んで行けるという幻想を抱えたカゲロウが、24mほど飛んで息絶えて死んだんだって。
誰も彼を笑えないだろう。
誰も彼のことで泣かないだろう。
せめて彼の死に意味を見つけてあげたいと、僕は思っている。
僕にまとわりつくたくさんの死が、どうか安らかなものでありますように。
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