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ロボピッチャー・かとうたかおのweblog

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2007年04月30日
昨日の日記

 昨日の日記を読み返して、やっぱりこういうことを書くと負け犬の遠吠えっぽくなるなあと思った。
 やっかみとか嫉妬とかがゼロではないとは思うので、それもまた一面かもしれん。

 ただ、だからといって、こんなことをめちゃくちゃ売れてから書いてもすごく問題があるし、いろんな人に迷惑をかける。じゃあ、現状の閉塞感に「これおかしいんじゃねえの?」っていえるのは誰なんだろう。ミュージシャンじゃないってことか。

 まあ、いいや。とにかく。こつこつやっていこう。俺はすくなくとも。

 今日はのんびりとすごした。
 そしてさっきまで格言を書いていた。
 格言ってなんなのか、という結論がいまだ出ずにいる。
 格のある言葉ってなんなんだろう。

 曲をたくさん作った。
 ロボピッチャーでもやりたいけれど、時間がかかってしまうので、ソロでどんどん出していこう。
 ソロをもっといろんな展開が出来るように現在画策中。ソロをいっそソロプロジェクトにして、どわーっと動かせないかなあと思っている。一人でやるときもあれば、二人の時もあり、多い時は五人くらいでやるの。
 自分から出てくる音楽を、出来るだけスマートに直接的にアウトプットしたいなあと思っている。それは、実は一番難しいことではないかとも思っている。どんどん身軽になりたい。

 FFVを買った。
 今、水のクリスタルがピンチです。

 春は、通りすがりの家の窓からもれる光に、心を持っていかれそうになる。
 あそこで生活があるってことになぜか圧倒される。
 ひとりで生きてるんじゃないんだなあ、とかそういう感じ。

 今日は、新しいパンツで、ビールを買いに行ったよ。

kato takao** 30/4/2007 月曜日 06:11 | Link | TB (0) | コメント(0)
2007年04月29日
むうう

 とりあえず格言集は制作することになりました。
 まだ一字も書いてないけれど。
 格言探しの旅に出ますとも。

 それから、グッズの対談がロボピッチャーHPにアップされております。
 よかったらご覧下さい。
 このぐだぐだ感も共有しようではありませんか。

 http://www.robopitcher.com/

 さっきカウントダウンTVを見てて、「うわあこの中に入りたくねえ」と思った。
 先日本屋さんで音楽雑誌のコーナーに久しぶりに立って、絶望的に興味がわかなかった。
 ミュージシャンとして、「売れたい」と切実に願うことはつまりカウントダウンTVのゲストライブをこなし、音楽雑誌50社のインタビューを受けるとかがある種の必要条件だと思うので、やれといわれたら出来ると思うけれど、やりたいと思わない。というか、なんだあれ。あれは本当に音楽なのか。本当にまともな大人が頭をひねって作り上げた文化なんだろうか。
 もう俺にはわからん。
 年をとったからなのかも知れないけれど、そうだとしても無理やり理解することはしないでおこうと決めた。
 
 先日、「チャートを見てて最近すごくがっかりするんだ」という話をSCRAPのスタッフ(平均21歳くらい)にしてみたところ「ああ、あんなの高校生とかをだます為のものですよ。kinkikidsが毎回一位とかおかしいし。高校生だってまあ若いからしょうがなくだまされてるだけで、私たちだれもあんなの信じてないですよ。あれは中学生、高校生が音楽を買うときの指標であって、大学生はあんなのバカバカしくて参考にもしてないですよ」といった。
 ああ、しかし、そのチャートを音楽業界は参考しにしてるどころかあらゆる判断をそこ基準でしているのだ。
 もちろん実際の売り上げともある程度はリンクしているのだろうけど、この市井の人の意見は胸に刺さった。

 プロのミュージシャンが「売れることに興味がない」といったらそれはもうプロではないと思う。
 だから僕はやはり「売れたい」と願う。
 一人でもたくさんの人に僕らの音楽を聴いてもらいたいと思う。
 でも、その手段としてあんなモンキービジネスに加担することはしないでおこう。ぎりぎりまでは。

 本当の意味で音楽が好きな人は、チャートなんか見ないんだろう。いまどき。
 そしてちょっと音楽が好きなうちのスタッフは「チャートなんてフィクションでしょ?」と当たり前のようにいう。
 
 フィクションかどうかは知らない。
 ロボピッチャーはあらゆるチャートに顔を出したことがないので、その真偽はわからない。
 でも、まあ関係なくやっていこうと思った。
 つまり、昨日よりももっと強くそう思ったってこと。

 結論はいつも同じだ。
 
 今僕が出せる最高の物を出すこと。
 自分の中の一番奥を見続けること。
 誰の意見にも耳を貸さず、自分であり続けること

 単純なことだ。
 そんな簡単なことも出来ないなら、もうやめてしまえ。

kato takao** 29/4/2007 日曜日 05:24 | Link | TB (0) | コメント(0)
2007年04月26日
もうなんでもやってやるのだ

 今日は今から3時間眠り、起きてパンフレットのテキストを直し、チラシを配布し、SCRAP会議に突入し、某氏と対談し、原稿を仕上げ、寝る。そんな予定です。

 先ほどヨーロッパ企画の諏訪さんに「こないだヨーロッパ企画のこと書いてくれてましたね。読みましたよ」といわれてすさまじく恥ずかしく「・・・いや、嘘は書いてないですよ」とか言ってしまい、だれも嘘だなんていってないのに一体これはなんの言い訳なのか。中学の頃女子の前では変なことを言ってしまう、みたいな感じを久しぶりに思い出した。うーん。諏訪さんでほろ苦い初恋とかを思い出すのもいやだ。

 あ、格言集がなんと9人希望者が現れました!
 まじか。あと一人。いよいよ格言書くのか、俺。もう二年くらい書いてないけど。連載再開なのか。
 ところで、倫理的に言って、販売した格言集の内容をロボピッチャーHPに載せても良いんだろうか。それじゃあ500円出して買った人が怒り出したりするのだろうか。
 あ、わかった。格言集にしか載ってない取って置きの格言が一つあればいいんじゃないか。それだけはもう格言集を買った人しか絶対読めない、みたいな。でもそのほかの奴はコンテンツ不足著しいロボピッチャーHPにおいて垂れ流されるといった具合で。うむ。我ながら完璧なディレクション。
 ディレクションであり、サジェスチョンでもある。

 あ、あとα-STATIONで毎週ラジオをやっていますが、来週はFM大阪にも出ます。

■ 5月1日(火) FM OSAKA 「ROCK the RADIO 851」にゲスト出演!
FM OSAKA (85.1MHz)「ROCK the RADIO 851」(19:00~20:55)に
ロボピッチャー加藤・伊藤がゲスト出演!(出演予定は20:20頃です)
(この日の模様は「ROCK the RADIO 851」のホームページで、楽曲以外の部分がリアルタイム配信されます。電波が届かなくても大丈夫!しかも映像つき!)
http://fmosaka.net/rr851/

 だそうなので、もしよかったらふらっと遊びに来てください。
 ああ、さっき放送聞けなかったなあ。RADIO SCRAPの感想なども聞かせてください。
 今回は自作のポエムを垂れ流してやりました。なかなか良作だと思ったのだけど。

 じゃ、まあ、そんなで。
 
 
 
 

 

kato takao** 26/4/2007 木曜日 08:00 | Link | TB (0) | コメント(2)
2007年04月24日
新・格言集について

 昨日の日記でふと書いた「新・格言集」を購入したいという方がなんと2人いた。

 うーん。相変わらず微妙な数字をたたき出すぜ、俺の日記。
 2人ってことは、まあギャザリングが成立するまで8人足りないってことだけど、思えばあんな微妙な格言集に500円も払おうって人が2人もいるんだから、ちょっとしたもんだ。

 しかし、あと本番まで10日ぐらいとなって、いまさら格言集を書く気力があるのか俺。
 幸か不幸か今ちょっと時間に余裕がある。
 しかし、格言ってのは人生の余暇で書くものではない。追い込まれて追い込まれて追い込まれたがけっぷちでふと口の端からこぼれるのが格言であろう。つまり自分を追い込まないと格言集が書けねえってことか。よし。
 じゃ、とにかく、もう5/5に向けて格言をこつこつ書いていこう。そして、10人集まらなかったら潔くそれをどぶに捨てるのだ。おお!男らしいぜ。でもその場合グッズツアーで俺のグッズがなくなるけどどうしよう。そんとき考えるか。

 よし、方針は定まった。
 つまり、なんだ。10人あつまりゃいいんですよ。きっと。
 あれ?こういうのって、例えば10人集まったとして10しか作らないのかな。ちょっと余裕を見て15とか作るのかな。ん?20とか作って完売したら1万円かあ。すげー。多分材料費に100円くらいしかかからないから99%が利益だなあ。うふふ。ロボピッチャーの財政が暖かくなるなあ。20人も買うかなあ。

 ま、とにかく昨日の日記でも書いたとおり、新・格言集は10人の予約が入ったら制作いたします。
 現在2人です。
 もし良かったらふるってご応募ください。
 詳細お問い合わせや、ご意見などはコメントにお書き込み下さい。
 
 では。

kato takao** 24/4/2007 火曜日 06:44 | Link | TB (0) | コメント(4)
2007年04月23日
花冷えの小康状態

 やや小康状態な日々。

 イベントもなく、ライブもなく、SCRAPの締め切りもない4月をぼんやりと満喫しております。
 こんなにゆっくりしてるのは久しぶり。
 仕事はしてるけど。
 前にも書いたけど、俺はボロフェスタとSCRAPとロボピッチャーがなかったらもっともっと仕事をしてもっと儲けいているんだろう。

 ロボピッチャーHPのテキストを昨晩書いた。
 ものすごく哀しいのに、それで逆にテンションが上がって変なテキストになっちゃった。
 前の「ロボピッチャーが出来るまで」もそんな感じ。
 「長すぎて途中で読むのやめた」とか「あんな文章より音楽作れ」などと知人には言われている上に、特にこれといったリアクションもなく、がんばったわりにぜんぜん報われませんでしたが、また続きを書くつもり。

 あ、グッズ開始ツアーが近づいて参りました。
 みなさまチケット予約はお済みですか?
 今回はロボピッチャーは久しぶりに結構長い時間演奏します。
 新曲もやるはず。今度こそやるはず。ゴールデンウィークは練習ばかりで費やされるはず。
 ぜひぜひお越し下さい。
 個人的に次のライブはものすごく気合が入っています。
 音楽人生を賭ける勢いです。

『ロボピッチャーの物販開始ツアー』 
~マネーゲームに乗り出すねん!~
■ 2007/5/5(土) 京都・MUSE
【出演】LOVE LOVE LOVE / oo-parts / ロボピッチャー
【時間】open 18:00 /start 19:00
【料金】前売 \2,000 / 当日 \2,500 (いずれも+drink)

■ 2007/5/10(木) 東京・下北沢BASEMENT BAR 
【出演】ネジ巻き式 / oo-parts / ロボピッチャー
【時間】open 18:30 /start 19:00
【料金】前売 \2,200 / 当日 \2,500 (いずれも+drink)

 グッズも絶賛製作中でございます。
 ああ、そういえば個人的にもなんかつくらなあかんのやった。何作ろう。
 新作の格言集をつくろっかな。16ページ、500円で売ろっかな。
 購入希望者が10人を越えたら作ります。
 おおギャザリングだ。
 多分500円で売るには忍びないほど簡素な本になると思われます。覚悟の上ご応募下さい。
 info@robopitcher.com まで!

 じゃ、まあそんなこんなで。

kato takao** 23/4/2007 月曜日 05:14 | Link | TB (0) | コメント(0)
2007年04月17日
ヨーロッパ企画について

 これまでにも何度か書いたけれど、ヨーロッパ企画について書く。

 尊敬している人や、バンドや、ユニットはたくさんあるけれど、同時代の中で最も尊敬しているクリエーター集団はヨーロッパ企画かもしれない。
 
 僕は、エンターテイメントな表現者ではなくて、ただ「個を拡大することで見える何か」をこつこつと探しているだけだけど、彼らは違う。それは紛れもなくエンターテイメントであり、しかも「思考が飛躍」している。「世界は平らだ」って思ってた人たちに「いや。地球は丸い」って言い出した学者みたい。
 野に咲く花が綺麗だとか言い出した、数百年前のエッセイストのように「彼らにしか見えないもの」が見えているのだと思う。

 まあ、そんな難しいこと言わなくてもとにかく面白い。
 そしてはっとさせられる。
 頭の中のコリがほぐされていくように、気づいていなかった疲れに気づいてしまうように、ふと懐かしい人に電話したくなってしまうような、そんな空間を彼らは創る。
 ささやかで、小賢しくて、POPで、スマートだ。
 使い道があるようで、ないような空間。
 明日の元気にはならないけれど、今この時に笑ってしまえる秒速の柔らかな刺激だ。
 大掛かりなことはなにも起こらない。でも、日常がちょっとした不思議と発見につながっていることを、きっと彼らは知っている。それをちょうどいい分量だけ僕らに見せてくれる。
 
 今、現代に生きている人は彼らの演劇を見に行くことを僕は強くお勧めする。
 僕はそういうことは滅多に言わない。
 でもヨーロッパ企画に関しては言う。
 今、彼らを見たほうが良いと思う。
 そこにはあらゆる表現の可能性の粒子が詰まっているように僕には思えるからだ。

 現在大阪で公演中だそうです。
 平日は当日でも観られるみたいです。
 予約もまだ受付中!
 どぞ。ふらっと行ってみて下さい。
 そこには間違いなく発見があると思う。

 http://www.europe-kikaku.com/


kato takao** 17/4/2007 火曜日 06:45 | Link | TB (0) | コメント(0)
2007年04月13日
dmを送ったのだ!

 というわけで、12日付けでDMを発送いたしました。
 これで罰ゲームはしなくてすむ。

 今日は起きて、コピーを1つ書いて、ちょっとだけのテキスト仕事をして、ご飯食べて、DM制作。
 DM制作には結局3時間くらいかかった。まあ途中でちょっとだらだらしたから実質2時間ちょっと。
 でも、ずいぶんたくさん宛名不詳で帰ってきちゃった。無念。
 その後打ち合わせ、打ち合わせ、打ち合わせで帰ってきて、ご飯食べて、テープお越しをひたすらやって、原稿をまとめて、メールの返信をして今に至ると。こんな感じです。がんばってる感じするな。

 その合間にじつは逆転裁判4を購入。まったくやる時間はなかったが、今からやるのだ。やってやるのだ。

 14日のソロライブに来て欲しくて気が変になりそうです。
 なぜなら予約が少ないからです。
 来てくれたら伊藤君の恥ずかしい話を教えてあげます。

 うそです。
 でもSOLE CAFEはスパゲッティーがめちゃくちゃおいしいんやぞ!おしどり夫婦がやっててものすごく感じもいいんやで!しかも僕の歌までついて、こりゃあ来ない理由がわからん。というか、なぜこの日だけぜんぜん予約がなかったのかわからん。むー。

 ま、いいや。
 お客さんが多くても少なくても、一生懸命ライブします。
 きっとすごく良いライブをします。
 どうぞお越しくださいませ。

加藤隆生ソロ
■ 2007/4/14(土) 京都・SOLE CAFE 「頂上対決の夜」 
【出演】原田茶飯事(クリームチーズオブサン) / 加藤隆生
【時間】open 18:00 /start 18:30
【料金】前売 \1,600 / 当日 \2,000 (いずれも+drink)
【info】 SOLE CAFE 075-493-7011 http://www.ave-kitayama.net/solecafe/

*チケット予約はロボピッチャーHPで
 http://www.robopitcher.com/

 ではー。

kato takao** 13/4/2007 金曜日 06:38 | Link | TB (0) | コメント(0)
2007年04月12日
DMが出せなかった

 むう。DMが出せなかった。
 DMの本文は書いたのだけど、追加のアドレスを打ち込む時間がなかったぜ。そして今登録している人だけに送付して、残りは後日送る方法がわからなかったので誰にも送らなかったぜ。きゅう。

 明日は必ず送ろう。4/12日付けで僕からDMが届かなかったら、メールをくれた人全員に2000文字以上の返事を書こう。死ぬな。この罰ゲームは完全に死ねる。なので、明日は死を賭してDMを送付するのだ。決死の覚悟なのだ。ふー。

 アドレス登録にどんくらい時間かかるかなあ。どこかに「アドレスを打ち込むのが三度の飯より好き」という美人秘書はいないのか。アミタイツの似合う。そしてちょっととんがったメガネで「もう。またですか社長」とかいうのだ。うう、もうそんな美人秘書がいたらアドレス登録は自分でやってもいい。うん。いい。

 なんか話がそれたけど、ともあれ、美人秘書は大切だ。
 いや、違う、それじゃそれたまんまだ。
 DMだ。きっとこの日記を読んでいる頃にはあなたの元へ届いているはずです。
 最近僕が書くテキストの中でもっとも勢いがあるのはひょっとしてロボピッチャーDMじゃねえかという不穏な噂が流れているほどクオリティーが高いDMです。
 もしまだ「届いてねえ」という方がおられましたら、ロボピッチャーHPから申し込んでみたらいいと思います。

 http://www.robopitcher.com/

 そういえば、昨日の日記で「本屋で散財した」と書いたのですが、今日その袋を良く見たら、妙なライトノベルも買っていてビックリ。西尾維新という方の本で、なんでこんなのを買ったのかよく考えてみたら、近々若い人向けのテキストを書く機会があり、なんとなく若い感じのテキストを探していて、まあ文学ではないなあ、俺って中学のころって何読んでたかなあ、なんて思いながら本屋をうろうろしていて、ふと目が合ったのがこちらの御本でした。だって、おれグインサーガとか読んでたもん。もう15年くらい読んでないけど。なので、現在の若者テキストエンターテイメントの最先端を行くであろう、このジャンルにちょっと手をつけてみたのでした。この年で新しいジャンルに手を出すなら、フランス映画とか、時代小説とか、ジャズとかいくらでも選択肢はあったろうに、なぜかあえてライトノベルなところが、かわいくもあり気の毒でありと思え。

  ちなみに今あらすじを読んだところ「絶海の孤島に隠れ棲む財閥令嬢が、科学・絵画・料理・占術・工学、五人の天才女性を招待した瞬間、密室×孤島×首なし死体の連鎖がスタートする」と書いてあり、うむむ、言葉の意味はわからんがとにかくすごい自信である。これは、意外と楽しめるのか?そして楽しんでしまっていいのか?三十路を越えて、ライトノベルってそんな軽い感じのおじさんになっちゃってもいいのか?いいか、別にこれまでもそんなに重い感じで売ってないしな。
 
 というわけで、感想は読み終わったら書きます。
 万が一お勧めのライトノベルなどございましたらお勧め下さい。

 あ!そして、ロボピッチャーの年始暗号大会のファンの皆様に朗報です!
 次号SCRAPは「謎」の特集です。
 飛び交う暗号!
 複雑なアリバイ工作!
 そして、財閥令嬢と密室と首なし死体が連鎖する!

 ライトノベルと混ざっちゃった。とにかく。まあ楽しみにしておいてください。

 暗号大会の追加問題に正解された方はライブにご招待いたしますので、行きたいライブをメールでお知らせくださいね。そしてロボピッチャーを広めてくださいね。くださいね。

 じゃ、そんなこんなで。

kato takao** 12/4/2007 木曜日 05:26 | Link | TB (0) | コメント(0)
2007年04月11日
今日がどんな一日だったかというと

 昼前に起きて、コーヒーを飲む。少しだけ食事。
 昨日やりのこした仕事の続き。気乗りのしない仕事。人が書いたテキストを直す。直す。こんなに直されなくちゃならないテキストを書くってのはどういう神経なんだろう。

 で、午後からSCRAPの配布の続き。
 嵐山の方まで行ったのでずいぶん時間がかかった。まだ配りきれていない。明日又配ろう。

 夜はSCRAPの会議。
 あ、会議の前に近所の回転寿司ですばやく食事。結局今日は二回だけの食事だった。一人だとあんまり食べない。
 なかなか良い会議。いろいろと進んだ。
 このフリーペーパーは停滞して、停滞して、停滞して、突然進む。
 その瞬間が心地よくてやっているのかもしれない。
 新しく入ってきたスタッフがキャッチーでいかす。
 あいかわらず、スタッフに恵まれた雑誌だ。

 その後本屋さんに行って散財。近所に24時間の本屋さんがあるってのは、良いことなのか悪いことなのか。
 さらさらと数千円が消えていった。
 桜玉吉「御緩漫玉日記」の最新刊を買う。連載が終わってしまった。どっしりと重い漫画。才能はその入れ物の強さも必要とする。入れ物が弱かった漫画家の足掻きっぷりがどしんときた。

 60歳のデザイナーの話を聞く。
 もう充分デザインはやってきた。これ以上頭を使いたくない。マンションの管理人をするかつての花形デザイナー。モノを作り続けた末路。手で一つ一つ作ってきた世代の人たちが、今のデザインを肯定しながら離れていく気持ちはわかる。
「今の技術がね、便利なのはわかるんだよ。誰でもデザインできちゃう。それで良いと思うよ。かっこいいし、スタイルもいい。でも、僕は手で書いてたときのほうが楽しかったってだけ。もちろん必要に応じて時代についていったけど、これ以上はもういいよ。こっから先は勝手にやらせてもらう」

 なんとなく何かを創りたい人によく会う。なんとなく面白いことをやりたい人によく会う。
 それはそれでとても素敵なことだけど、その末路について考えてみるのも一興だ。
 モノを創り続けて野垂れ死ぬ自分を、肯定できるかどうかの話。
 肯定できなくても、可能性を認めることはしなくちゃならん。

 桜玉吉を読みきったあと、いくつかのキャッチコピーの仕事を並行して進める。
 3つのキャッチコピーを並行して進めるのは初めての経験だ。楽しくないといったら嘘になるけど、きちんとしたクオリティーのものが作れるかどうかもまた不安。思うのだけど、どんなにキャッチコピーの大家になったとしてもこの不安は消えないんだろう。自分が良いと思うものを、他人も良いと思う確信は永久に持つことが出来ない。

 仕事の合間にメールの返信。
 でもそれだけで2時間はかかった。ここ3日ほどメールを返してなかったから。
 ぱたぱたとキーを打つ。
 機械的に打つ。でも人間が打ってるんだぜ。

 で、やっと今。
 自分の為のテキストを書いている。
 ビールを1.5リットル飲んだ後、こないだSCRAPの花見でだれも飲まなかった「銀座カクテルピーチ」を飲んでいる。一体誰がこんなものを買ったんだろう。甘くてうんざりする。でも、飲み終えてわかったのだけどアルコール度数が6%だった。結構酔った。一人で飲んでるのに、なんかふらふらする。

 昨日の日記に対するいくつかのメールをいただく。
 ありがとうございます。
 あれはミュージシャンとしては、ほめられた日記ではないと思うのですが、やさしいメールをいただきました。
 そのやさしさに甘えることなく、ちゃんとした活動をしていこうと思う。
 追い込まれるのは嫌いだし、自分で追い込むほどの器量も持ち合わせちゃいないけど、追い込まれないとなにもしないのも事実。
 まずは、滞っているDMを出さないと。
 明日はなんとか出そう。なんとか。だれか手伝ってくれないかなあ。アドレスを打ち込むのが苦手。

 先日SCRAPにある大学の4回生から「新卒の採用はありますか」というメールが来てなんとなくぽっかりと心に穴が空いた。人手は足りている訳ではなく、助けて欲しい局面はいっぱいあって、やって欲しいことは数え切れずあるけれど、誰かを雇い入れることは出来ない。その器量が俺にねえ。あらためて、だめだなあと思った。でもそれはそれで、しょうがないとも思った。

 銀座カクテルピーチがかなり手ごわい。
 くらくらしてきた。
 眠ろう。

 あ、ロボピッチャーHPにて、4人対談がアップされております。
 http://www.robopitcher.com/
 更新遅れてすいません。
 毎週土曜日更新予定です。
 そのことがあのHPに書かれていないのが問題だな。いつ更新されてるのかわからないと何度か言われた。

 グッズをがんばって作らないと。がんばろう。こういうのはメンバーがいてくれるからとても助かる。俺は、結局わあわあ言うだけで、ロボピッチャーでは後のことを任せてしまう。任せられるってのはなんてすばらしいことなんだろう。

 さて、あと1つ、キャッチコピーを考えて眠ろう。
 一行で何かを表現してしまうなんて、乱暴なことだと思っていることは隠して眠ろう。

kato takao** 11/4/2007 水曜日 05:51 | Link | TB (0) | コメント(0)
2007年04月10日
ライブって

 ここでこんなことを書くのは正しいことではないのかもしれないけれど、まあ、書いてみる。
 この場所は、ロボピッチャーのオフィシャルなダイアリーである前に僕の個人的なblogで、ロボピッチャーが結成されるずっと前から存在していたのだから、ある程度そういうわがままも許されるのかなあと思ってみる。

 こないだのライブのことがなんか胸に引っかかっていて、まあ端的にいうと100点のライブではなかった。
 100点じゃない理由はたくさんある。
 練習が少なかったのかもしれないし、初めてのライブハウスと音が合わなかったのかもしれないし、メンバーの体調や精神状態だって関わってくる。僕個人としてもなんとなく直前までぴりっとしなかったし、かといって直前までぴりっとしなくても良いライブになることは多い。直前までだらだらしてても、ステージに上ったらもう何も関係なく全部が真っ白になって、すごい俺になる。

 でもこないだはそうはならなかった。
 ここ最近のライブがずっとすごくよかったから、突然ぽとりと落ちてしまってすごく悔しい。理由もわからない。わかりたくもない。
 ライブが駄目になる理由ってわからない。
 ライブが良くなる理由もわからない。
 それは突然やってきていろんなものを僕らから奪っていく。
 ただただ僕らは僕らに出来るすべてのことをやってステージに上るだけだ。コードを確認して、歌詞を覚えなおして、身体を音楽の状態にして、腰骨のリズムを思い出す。一言歌いだしたらあとは音楽が僕を歌わせる。僕に出来ることはなるべくなんの邪魔もせず、ただ真っ白でいるだけだ。

 次。
 僕は次すごいライブをしよう。
 なにもかも取り返してしまうようなすごいライブ。
 100点じゃない理由はたくさんある。
 でも100点のライブをしたときには理由がない。
 それはあえて言えば「ロボピッチャーだから」とかそんな理由で100点のライブをする。

 これまでなんどもひどいライブをしてきた。
 楽屋でうずくまって出てこられないくらいひどいライブだってした。
 でもまあ、その次になんてことなくすごいライブを僕はする。きっとする。
 生活の中に音楽があるんじゃなくて、生活が音楽なんだ。
 だから、次はあなたのすべての毛穴に入り込むようなライブをしよう。
 歯ぐきからの血が止まらないようなライブをしよう。
 初めてのキスのことを思い出すようなライブをしよう。
 もしくはまだしたことのないキスがわかるようなライブだ。


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 あと、たぶんとてもマイナーな雑誌なのでオフィシャルには載せませんでしたが、立命館大学広告研究会さんが発行しておられる『CHECK NOW』というフリーペーパーに僕のインタビューが掲載されています。とてもきちんとした取材をしていただいて、きちんとした記事を書いてくれたのでうれしかったので、ここに記す。ライブに見目麗しいスタッフの方々が来ていただいたこともうれしかったです。今後ともよろしく。
 どこで手に入るかというと、立命館大学か、その周辺の飲食店だそうです。ガッツのある方はゲットしてみてください。

 何か新しいことをやろうとしている人はなんとなくしなやかだ。
 きちんとした視線を持っていて、それを切り開く予感を感じさせる。
 僕はそういうのに触れているといつも「くそっ!俺も!」と思う。
 いつも新しい何かに触れていたい。

 とりあえず次のライブは4/14のソロライブ。
 出来ることを全部やろう。
 確率を上げるのだ。
 なんとか勝率10割を超えたい。

 予約はロボピッチャーHPからどうぞ。
 いや、ほんとすごいから。ほんとだから。

 では。

kato takao** 10/4/2007 火曜日 03:13 | Link | TB (0) | コメント(1)
2007年04月06日
春の花の夜に

 桜が咲くといつもナーバスになる気がする。
 桜のせいか、この季節のせいか。たまたまか。
 いや、単に疲れてるのかな。

 僕は僕の会いたい人とゆっくりご飯を食べたいだけなのに。

 周りの状況がどんどん動いていくのでそれにあわせるので必死だ。
 今日はSCRAPの配布。真夜中の特集は思っていたよりもずっと良くなった。でも、もっとよく出来るだろう。
 SCRAPは面白い。
 僕の人生は、真夜中から出来ている。と思う。
 僕からにじみ出た真夜中が、フリーペーパーになって京都にばら撒かれている。
 にやりと笑いながら「助けて!」っていってるフリーペーパーを見つけたら、それがSCRAPだ。
 
 そして、昨日から始まったRADIO SCRAP。みなさまお聴きいただけたでしょうか。
 よかったらご感想などおきかせください。

 あー、そして今日はライブです。ライブですよ。
 まだ間に合います。なんとラッキーなことにチケットはまだ売り切れていません。
 僕らにとってはぜんぜんラッキーなことではないのですが、世の中は良く出来たもので、皆さんにとってはそれは良いことなのです。なぜならまだライブにいけるのだから。奇跡の瞬間を見逃さなくてすむのだから。

 ぜひ。ぜひぜひお越し下さい。
 あなたが来てくれないなら僕も行きません。

 


 春の花の夜に思うのは君のことだ。
 君がここにいないしょんぼりのことだ。
 君がどこかでかすかな寝息を立てている幸せのことだ。

kato takao** 06/4/2007 金曜日 05:29 | Link | TB (0) | コメント(0)
2007年04月03日
レトロゲームの夜明け

 すいません。なんか昨日はblogのエントリーに失敗したようです。
 せっかく書いた奴がなくなった。そして、かなり酔っ払ってたので、何書いたかまったく憶えてねえ。

 とにかく、先日、男3人でレトロゲームについての対談を行ったのです。
 レトロゲームにはロマンがあるよね、とかそんな対談。
 そしてその後のどうしようもなくひどい飲み会。
 ここでいう「ひどい」とは、小学生がいうところの「やべー」みたいなもんである。たぶん。

 レトロゲームが注目されだしたのって、ここ4年くらいなのでしょうか。ファミコン誕生20周年の前後から熱を帯び始めて、いまやレトロゲームっていう言葉がすっかり定着した感すらあります。で、それぞれのルーツというか魂の中に染み込んだ「ドラクエ」とか「じゃじゃ丸くん」とか「ディスクシステム」とか「16連射」とかいう言葉を1つ対談という形で残しておこうという企画でした。

 ちなみに、今日は夜12時くらいにめちゃくちゃ眠くなって一旦寝たのですが、駐車場に車を停めたのに警察の駐車禁止で捕まるという、ひどい夢を見てうなされて飛び起きました。国家権力への憎しみが増した。

 4/6はMOJOでライブですよ。
 ぜひお越し下さい。
 DMをそろそろださなきゃね。

kato takao** 03/4/2007 火曜日 05:43 | Link | TB (0) | コメント(0)

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