kato takao | weblog
ロボピッチャー・かとうたかおのweblog
よいライブでした。
また、今までで一番よいライブをしました。
いろんなことを試して、ほとんどのことに成功しました。
ステージに上がる直前にありちゃんが「今日はおもしろ演奏をしよう」と言いました。
ありちゃんのそれがどんぴしゃなコメントだったことは、その40分後にわかりました。いかすぜありちゃん。今度シュークリームを買ってあげます。
クアトロクアトロ。
あそこには妙な物が棲んでいる。
ゆーきゃんもすばらしかったと思わない?
よいライブが出来るって、とてもすばらしいことだ。
見に来てくれた人達本当にありがとう。
またぜひ見に来てください。
もちろん、次はもっとよいライブをします。当然。
なんかよくわからないけど、このページがいろいろと変わったようです。
いまいち使いこなせていないのですが、なんかコメントなども投稿できるみたいなのでしてみてください。
えーっと。今日はちょっと練習で書きこんでみました。みんなも練習してみよう!
スローハンドという地下にあるバーで歌ってきました。
栗本英明さんという人に誘われて出演したのですが、なんかすごく良かった。お店も、対バンも。
僕はライブが始まるまでお店でぐうぐう眠っていたのだけど、1番目のあうんさんすうじいさんが歌い出したときに、もうびっくりして目が覚めました。ああいうのを才能っていうんだろうなあ。かっこよく鋭い。やみくもに鋭い歌うたいって最近よく見かけるけど、かれは違った。かっこいい。忘れていた物をいろいろと思い出した。
三人で弾き語りをしてお客さんが7人という抱腹絶倒なライブでしたが、ちょっとよかった。「売春婦の歌」とか歌っちゃったよ。久し振り過ぎ。
この光りと影の中でやってる。
ビールを飲んで歌ってる。6年ほど前にちょっとしたギャンブルで勝った金で買ったギターを僕は持っている。あそこで7が三つ揃わなかったら、僕はこのギターを手にしていなかった。
それ以来このギターで曲を作って、このギターでライブをしている。
この話って、僕がめちゃくちゃ売れたら伝説になるかな。
「加藤は、パチンコで勝った金でギターを買ったが、その値段の2000倍ほどの金額をそのギターで稼いだ」
とかね。
新曲を作った!!
新曲を作りたいようなモードになってから四日ほどかかった。すごくしんどかった。やった。できた。すごい。うれしい。
よい曲かどうかはバンドでやって、ライブでやってしばらくしないとわからない。
でも、とにかく今はうれしい。まだ曲が作れる事がわかってうれしい。
今日はパソコンに向かって言葉を打ち込みながらギターを持って曲を作ったのだけど、Aメロの歌詞とメロディーが出来たときにガッツポーズをしちゃった。です。
ほんと、ほんとに嬉しかったのだ。やった!!できた!!
いつ見せられるかな。わかんないけど。タイトルも決まってないけど。
おおおおお。世界中に伝えてまわりたい。
加藤が新曲を作りました。よい曲です。と。
どうも。
ここ数回の日記を読み返してみて、ものすごくたくさんの誤植を発見しましたが、直すのがめんどくさいのでそのままで。
まあ、たいした間違いじゃない。だれも死なない程度。
歌詞の事を考えていた時期があった。
自分で曲を作り始めたときで、いつも夢心地で、目に映る物がすべて曲になった。
今まではただの世界だった世界にメロディーが流れて、僕が望みさえすればそれはすべて音楽になった。
ずっと曲を作ることについて考えていた。そこに乗せる言葉をいつも探していた。
目に付くテキストすべてが音楽的に見えました。本なんて読めたもんじゃなかった。1頁も読んだら三曲ほど曲が出来上がってしまいそうだった。
「つまり」と僕は思った。「どんなことでも音楽に出来るのなら、だれも音楽にしたことのないことを音楽にしよう」と。
だれも使った事のない言葉で、だれも伝えた事のないメッセージを伝えたい。だれも知らない感情で、だれかのコピーじゃない歌を歌いたい。
「それで」と僕は思っている。「そして彼が辿りついたのは」そして彼が辿りついたのは、うん。なんだったのか?と。
僕は今、歌詞を作るときに、ものすごく時間がかかります。とんでもなくたくさんの物を犠牲にしないと言葉が出てきません。
魂の一番深いところに降りていって、そこに転がっている言葉を拾います。
もちろん、その言葉は昔の曲で使った言葉です。そして僕は気づく。そうか、もう魂の深いところにある言葉は使ってはならないのだ、と。
ならもっと浅いところを探す。もっとそっけない場所。そこには妙にジャンクな言葉が落ちている。「何百人も血祭りに上げた絵本の中の王様」とか「毎日毎日早口言葉の練習をしているチンパンジー」とか。
僕はそれを拾って、しばらくポケットに入れて持ち歩く。時々重たくなって、バンドメンバーなどに見せてみる。「ふうん」っていう感じの表情をされる。よかった。少なくとも、「こんな歌詞を書くやつとは一緒にバンドなんかやってられん!」とはいわれなかった。
ぴりっと冷えたような時間が流れて、ふと、あのジャンクな言葉は、待ったく別の場所にあると思っていたジャンクな言葉と結びついている事に気づく。僕は用心深くそのラインを辿り、その道すじに落ちているパンかすみたいな言葉も丁寧に拾って歩く。時々そのあたりで、崇さんのドラムが聞こえたりする。
途中で、使ってはいけない言葉を7億個ぐらい思いつく。ひょっとして作詞って消去法なのかもね。この世にあるすべての言葉を思い描いて、一つ一つ削除していく作業なのかもしれない。
半分くらい歌詞が出来あがると、なんかロボピッチャーのみんなに会いたくなってくる。こっから先は、かれらの音を聞いてからでないと作れない。そんな気がしてくる。
知らないうちに、僕はとんでもなく酔っ払っていることに気づく。しかもなぜか、メロディーとコード進行も出来あがっている。
なんとなく満足して、僕はそれをテープレコーダーに録音する。MDではない。テープレコーダー。魂はアナログの中にこそ埋没していくのだ。
次の朝起きると、机の上にちょっとした予感がおいてある。
手書きの歌詞。ざっと読んでみる。うん、よい感じ。テープレコーダーの再生ボタンを押す。知らないメロディーを僕が歌っている。
そうか、昨日も俺は曲を作ったのか。と思う。よかった。昨夜もちょっとした魂の格闘があったっていう証拠です。
そして、だいたい七割くらいがボツになる。まあ仕方ない。ボツになった曲がまたジャンクになって、海の向こうの砂浜に打ち上げられる。
僕はそれをその内にまた見つける。無駄がない。よく出来たシステムですね。
後のことは彼らがする。ざまーみろ。次苦しむのはおまえらの番だ、と思う。
僕は残りの時間をぼんやりと過ごす。あとはステージに上って、チューニングを合わせて、歌いさえすればいい。
どうやって曲を作ってるんですか?というとてもイノセントな質問をもらいました。
こんなです。
参考にできるもんならしてください。
どもども。
2/14、2/15と二日続けてライブをしました。なかなか大変でした。
ソロライブはソロライブでなかなか楽しい感じでした。なんつうか、微妙な感じ。
で、ネガポジ。
とてもネガポジだった。ネガポジのままだった。
明け方までネガポジ的な話をして帰ってきました。
さて、ネガポジ的なライブだったのか、と問われればそれはよくわからない。違ったんじゃないかなあ。
よいライブだったのかどうかわかりませんが、身が引き締まるようなライブでした。いつものようなリラックスした感じではなく、特別で生生しいライブ。音がとてもシビアでした。もっとやらなくちゃならないこと、やりたい事をたくさん思いつきました。うん。いい感じ。
で、今日は死んだ用に眠り、いったん起きて激しい吐き気の中でトイレにかけ込み、大切な物を失った後、またむさぼるように眠りました。
昼過ぎに起床。
今日はデートの予定だったのだけど、まだ酔っ払った顔をした僕を見て、相手は大変不機嫌でした。
まあ、そんな日もある。ごめんなさい。
まだ音にしていない音楽があります。
そういうのって純粋に希望みたいですね。
ビューティフルなり。
久しぶりにロボピッチャーの練習をしました。
今日もきちんとロボピッチャーでした。
練習の合間に昔の曲を演奏したりすると、わりと評判がよかったりします。
これまで作ってきた中で、特に好きな曲を歌ってみるので、当然といえば当然ですが、やはりすこし不安定な気持ちになります。
昔の自分に、ほんの少し嫉妬したりもする。
たとえば、2ヶ月前に「チンパンジー」という曲が作れていなかったら、もっとひどい状況だったと思う。あの曲がつくれてよかった。ほんとに。助かった。
よい曲を作りつづけるには、それなりの環境が必要です。いいわけみたいにきこえるかも知れないけど。
とりあえず、ロボピッチャーを1ヶ月以上休んでいたので、今日からはその環境から作りなおしです。そして、何ヶ月か後にもう一度、よい曲を作ろう。
2/14はウーララでソロライブです。いろんな曲をやります。
2/15はネガポジでロボピッチャーのライブ。是非きてください。きてくれないとほんとにこまります。きてくれたら、ほんとにうれしいです。
ほな。また。
まだ、東京ショックがちょっと残ってる。
僕は、僕の音楽がとても素敵だと思うので、それが世の中に伝わればなあ、というなんとも子供っぽい感覚で音楽をやってきたし、そのための努力もしてきました。
でも、あの東京の物流のスピードや、情報量の多さや、人間の多さを見ると、「ここで音楽をやったほうがたくさんの人たちに見てもらえるのだなあ」と単純に思いました。
なぜ、僕はあそこではなくここで歌を歌っているのだろう。
東京のパチンコ屋さんには、一つ一つの台にテレビがついていて、そこでコマーシャルが流れています(すべてのパチンコ屋がそうではないらしい)。電車に乗ってもモニターが延々とコマ—シャルを流している。地下鉄の通路はコマーシャルだらけ。地面にも特別なあしらいをした広告が僕らどこかへいざなう様です。右を見ても、左を見ても、ネオンが商品のメリットを歌い上げ、空をも焦がすような勢いでのぼり詰めて行きます。町中に音楽が流れている。これといったメッセージもなく。垂れ流されている。だれもが音楽を聴いているが、だれも音楽を受け取ってはいない。
そして、マーケットはまた回り出す。ささやかな従業員を養うために。いたいけな子供を大学に行かすために。愛人との愛の巣を作るために。最近できた彼女にネックレスを送るために。僕らはマテリアルな自己主張をする。「この商品を買ってください」それで?「この商品を買ってくれたら」それで?「この商品が売れた金で」そう、その金で、別のマテリアルを主張する。
だれも自分から情報を探さないから、向こうから親切に情報を教えてくれる。ほしいものもいらないものも。頼んでもいないのに。
「親切」の、「押し売り」とは、「このこと」だ。
で、そこには、そこのカルチャーがある。
うねりがあって、人がいる。音楽もある。
そこで僕が音楽をしないのはなぜなんだろうね。
なぜ、あえてここでやっているのだろう。なぜここで努力しなくてはならないんだろう。
僕は自分の中の矛盾を指摘できない。指摘してはいけない。緻密な優先順位をつけてはいけない。
気がつくと、近くに人がいて、音楽を待っている。
僕は、Dから始まる曲を作る。
Dだ。ダメ人間のD。ダライラマのD。
魂の音ではない。
でも、一応、音だ。
それは認める。
歌ってみると、音楽になる。
それでいいや、と思ってもみる。
それでよくないことは、Dの中に埋没していく。
ダメ人間の中に。
必要な、ダメに。
ムダに。
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