" /> kato takao | weblog: 2001年09月 Archives

kato takao | weblog
ロボピッチャー・かとうたかおのweblog

« 2001年08月 | Main | 2001年10月 »
2001年09月25日
60


 秋が来ましたね。
 さびしくてさびしくて気が変になってしまいそうです。

 そうだ、告知です。
 京都の烏丸姉小路にある新風館でハラッパカラッパの最新シングル「ニワトリはいつもはだし」が買えます。300円です。ぜひ買いに来てください。昨日は新風館で弾き語りのライブをしました。とてもよいライブだった。何人かの人が立ち止まってくれて、CDが結構売れました。うれしい。
 明日以降もライブするかもしれません。基本的に毎日顔を出すので、会えたら会おう。三階の西側のアートゲリラってイベントスペースです。

 ちなみに「私はゾルゲ13歳」も意味なしCDに先駆けてこっそり発売。

 ああ、秋ですね。
 美しいメロディラインを作った。切なくて、懐かしくて、とてつもなく新しい。

 それじゃね。

kato takao** 25/9/2001 火曜日 01:10 | Link | TB (0) | コメント(0)
2001年09月21日
59


 さて、まあ、なんというか、色々あるけど、「音楽のない星に行ってしまいたい」病気からはやや立ち直り気味です。

 音市の投票が、今週の土曜日(9/22日)で終わりです。とにかくみんなで頑張って投票してみてください。同じアドレスは一日で一回しか登録してくれないようなので、いろんなアドレスで投票しといて。ずるしてもまじめにも生きていこう。

 http://www.ntv.co.jp/otoichi/

 4位以内ならライブができるそうな。今はその4位です。

 前回の日記とてもいじわるでごめん。
 そんなこともあるのです。

 またね。

kato takao** 21/9/2001 金曜日 04:01 | Link | TB (0) | コメント(0)
2001年09月18日
58


 知ってることかもしれないけれど、どんな物事にもタイムリミットというのがあるのです。

 僕らは臆病で、タイムリミットのない人生を送りたいと思ってる。時間が無数にあるかのように考えたがる。
 気づくのはいつも過ぎてしまった後で。致命的なラインを乗り越えてしまってから気づく。

 僕はラインを越えてしまった。

 何かわけのわからないものに突き上げられるようにして曲を書き始めた。
 でももうそんな風には書けない。書きたくない。
 僕が僕らしい音楽をするための時間はもう費やされてしまった。

 振り返ってにっこり笑って「また会おう」と、心にもないセリフを吐けばいいか。
 違うのなら教えて欲しい。

 そうだ。黙っていることに疲れたのでもういってしまうけど、清原がバンドを辞めます。理由はいろいろ。
 文句のある人はメール下さい。

 それでは。

kato takao** 18/9/2001 火曜日 01:20 | Link | TB (0) | コメント(0)
2001年09月17日
57


 友人とお酒を飲んだ。とにかくお酒だ。あんまりたくさん飲んでいるので、最近は飲むと体にぼつぼつが出来る。
 ぼつぼつが出来ると、ちょっと苦しい。誰かが僕のために悲鳴を上げているのだ。ごめん。
 でも大丈夫。ぼつぼつはそのうち消える。
 で、また僕はビールの栓をあける。

 東京から帰ってきて、たくさんの人達と会って、また飲んだ。僕は小さい声で話す。そんなにたくさんの人に聞いて欲しい話を僕はもってない。

 もう、前みたいに傷ついたりしないのです。前みたいにふわつかないのです。ステージの上で泣いたりなんかもうしないよ。
 強くなったのだ、と言ってみて、ややうすらさむい気になる。
 何かが僕からぽとりと落ちて、地面に染み込んで、別の何かになるのかもしれない。

 いっそ、人が死んで哀しいという感情も麻痺してしまえばいい。

 テレビで、映画みたいな映像を見る。それで気持ちがぷつんと途切れる。何も考えられない。
 でも、それが一番卑怯でつまらないことだ。せめて哀しみを抱えて、生き延びる。生まれながらにしみついた、哀しみを糧に。
 どうだ。

kato takao** 17/9/2001 月曜日 02:40 | Link | TB (0) | コメント(2)
2001年09月14日
56


 今日東京から帰ってきました。お世話になった人達どうもありがとう。
 とてもたくさんの人達に相変わらず愛されているなあ、と思いました。

 愛されているというのがどういった種類のプラスであるのかはあいまいではある。でも、演奏する、表現を発表するということになるとたくさんの人達の協力が必要になります。当たり前のことだけど。
 東京での宿を提供してくれた林さん、三谷、響。ライブハウスの小路さん、柴原さん、鈴木さん。結構たくさん着てくれたお客さんたち。そして何より、このツアーをブッキングしてくれたダイスの大島さんありがとう。っていうか、ここに書いた人達たぶんだれもこのページ見てないだろうけど。

 東京でもよい演奏が出来たと思います。良い演奏。つまりいつもどおりの演奏ってことです。

 たくさんの人達と知り合って、いろんな感情を体験して、意外に美味しいものをたくさん食べて、飲んだくれて、良い演奏をして、良い話を聞いて、初対面の人の恋愛相談にのって、深夜のコンビニを目指して、デモCD(ニワトリはいつもはだし)を配りまくって、京都では考えられないようなルックスのお客さん(金髪、10代バリバリ)に握手を求められたり、いろんな人達に名刺を渡されたりしてるうちにツアーは終わりました。とにかく楽しかった。メンバーともゆっくり過ごせたし。

 東京はあまり好きではなかったけど、好きになりました。また行こうと思っています。

 ただ、対バンで僕の琴線に触れるバンドはほとんどなかったなあ。うまいうことはうまいんだけど、だれもやったことのないことをやってやろうっていう意気込みの人は見当たらなかった。沖縄にも福岡にも大阪にも京都にもたくさんいたけどなあ。たまたまかしら。どっちかというと「ひどいバンド」のほうがだんぜん多かった。そういうバンドがトレンディー(!)だとするなら僕らのバンドが売れない理由もわかる。もちろん主観的な意見だし、バンドなんて全部で8個くらいしか見てないけど。

 まあ、でもとにかく花の都大東京でした。

 そんじゃね。

kato takao** 14/9/2001 金曜日 00:58 | Link | TB (0) | コメント(0)
2001年09月10日
55


 あさってからまた東京です。行ったり来たりですね。なんか売れっ子って感じ。二日続けてライブをします。

 どんな未来があるだろうと思う。
 どんな未来ならばよいのだろうと思う。

 しばらく考えていつも、それは未来にならないとわからないことなのだと僕はおもう。

 こんな風になってるなんて思ってもみなかった。
 18の僕が今の僕を見たら失笑するだろうなあ。こんな人生最低だよ、って。

 でも、少年。人は歳を取らないとわからない種類の矛盾を抱えている。かっこいい30歳っているんだよ。実際。高校生の頃空を見上げてため息をついた、あの高さを軽々と越えていく40歳っているんだよ。子供を3人抱えながら自分の夢を熱く語る50歳っているんだよ。
 そして、30にしかわからない哀しみを、40にしかわからないやるせなさを、50でしかわからない切なさをだれもが抱える。

 残されてる時間の中でいくつ空を憎めるだろう。

 愚かなことは存在する。馬鹿なことも存在する。僕自身が嫌いなこと、好きになれないこと、嫌悪する事だってたくさんある。
 でも、「間違ったこと」というのはひょっとしたら存在しないのかもしれないですね。

 なにもかもがめくるめく速さで美しい。

 そんなふうにはやってけないだろうか。

 やっていけないよな。

kato takao** 10/9/2001 月曜日 01:15 | Link | TB (0) | コメント(0)
2001年09月08日
54


 変な話を聞いたのだけど、最近僕の名前を騙って大学の頃の学部の人たちに電話をしている人がいるそうです。
 僕は心理学出身なのですが、「心理」というあざといカテゴリーの中でやや常軌を逸した質問などをするそうです。ここを読んでいる人達には関係ないと思うけれど、もし万が一僕から「○○新聞の取材で電話してるんだけど」とかいって電話がかかってきたらさわやかに受け流してください。

 何年か前から思っていたのだけど、この場所で誰かを本当に本気で辱めようと思ったら、それは犯罪抜きで出来るんじゃないかと思う。電話、インターネット、FAX、手紙、携帯をうまく使って、本当に努力すれば結構いろいろ出来ると思う。少なくとも僕なら出来る。

 こういうところで文章を書くってこと一つ取っても、たぶん僕が思っている以上に気を使わなくてはならないんだろうと思う。キーポンさんにも少し前に指摘されたけど、いろんな人が世の中にはいて、いろんな能力と、いろんな生き方を背負っている。適切な言葉で、適切なことを僕に出来る範囲で書いていきたいです。僕に出来る範囲を越えちゃったらまた別の話になるけど。

 たぶん、心のある部分が損なわれている。それをどうやって癒していくのかが僕の最重要課題なのです。

 それでは。

kato takao** 08/9/2001 土曜日 01:50 | Link | TB (0) | コメント(0)
2001年09月07日
53


 今日は午前中に少し働いて後は家でぼんやりしていた。テレビを見たり、横になったり、テレビを見ながら横になったり。
 のんびりと過ごして思ったことは、のんびりとするべきではなかったってこと。
 なにもしなかったことによって、なんか逆にせかされるような気持ちになりました。不安が増した。人生というのはすべからく辛い方向へと向かっているのかしら。

 文章を書くということを本気で考える時間があります。ふと気がつくとやけに現実離れしたところで考えこんでいます。ライターの仕事をもらおうかと思って情報誌(関西ウォーカーやぴあみたいなやつ)を作ってるディレクターと会って話したのだけど、その人の言葉。
 「情報誌で書いてはいけません。ここでは個性は必要ない。マシーンが必要なだけです。たくさん仕事をしても信頼が増えるわけではありません。そんなことは出来て当たり前だからです。そんな文章を書いて喜んでる奴らがバカなんです。あなたはここでは書かないほうがいい。もっと別の所で書きなさい」
 はーーい。

 酔っ払うと時々手がまだらになる。あんまり美しいとはいえない様相になる。
 僕はこの手でいくつかのひどい事をした。どんなに美しい言葉を綴っても、取り返せないような。
 のっぺりとしたまだらの手を見てると、のっぺりした気持ちになる。それがどんなだかはうまく説明できないんだけど。手がまだらなのか、僕の思考がまだらなのかわからなくなるんです。音楽は相変わらず沈黙で、助けてくれる気配なし。

 もうすぐ東京ライブだ。楽しみにしよう。

kato takao** 07/9/2001 金曜日 00:00 | Link | TB (0) | コメント(0)
2001年09月04日
52


 強い言葉を書きたいと思っていたことがあります。
 くるくると回転しながらそこかしこの人々の心をえぐって深い傷跡を残したいと思っていました。

 最近になって言葉ってのはそれ自体とても強いもので、丁寧にあるべきことをあるべき言葉で書き連ねたら、それはとても強い言葉になるってことをしりました。無理することはない。良い文章を書こうと思ったらそれは良く生きる事であって、単語を選んだり、文章のリズムを吟味したりするのはほっといたって出来ることです。本当の意味で人の心を打つのは、その人の文章からその人がにじみ出ていて、しかもその人そのものがすばらしい人であるときです。
 そうありたいな、と思います。

 そうだ。関西の人に朗報。10/6、10/7びひさびさのハラッパカラッパライブが決まりました。10/6はネガポジ。10/7はダイスです。この二日間はハラッパカラッパにとってものすごく意味深い二日間になります。本当に本当に特別なライブになります。ぜひ今のうちに予定を空けておいてください。

 それでは。

kato takao** 04/9/2001 火曜日 01:08 | Link | TB (0) | コメント(0)
2001年09月03日
51


 やあ。元気ですか。しばらく書いてませんでした。

 昨日は神戸のほうにイベントを見に行ってきました。スピッツとか奥田民生とか出るやつです。とてもよかった。

 その後は倉光さんの家に泊まりました。倉光さんの家に泊まるといつもたくさんお酒を飲む。体を絞ったらお酒がじゅるっと出てくるような気がするくらい。

 あああ、言いたいことがいくつもあるけれど、なんとなくぜんぶ言いたくない。不思議なことですね。

 では要約して二つ。 
 夏が終わってしまいそうですこしさみしい。
 つかれた。

 昨日は8時間も野外でライブを見てたのです。そりゃつかれるっちゅうねん。

 あさっては僕のソロライブなの。いや、すごい選曲です。お楽しみに。

kato takao** 03/9/2001 月曜日 02:05 | Link | TB (0) | コメント(0)

Archives
2019年12月
2018年08月
2017年12月
2017年11月
2017年06月
2017年03月
2016年10月
2016年09月
2016年05月
2016年04月
2016年01月
2015年12月
2015年11月
2015年07月
2015年06月
2015年04月
2015年03月
2015年02月
2015年01月
2014年12月
2014年10月
2014年09月
2014年08月
2014年07月
2014年06月
2014年05月
2014年04月
2014年03月
2014年02月
2014年01月
2013年11月
2013年10月
2013年09月
2013年07月
2013年06月
2013年04月
2013年03月
2013年01月
2012年11月
2012年10月
2012年09月
2012年08月
2012年07月
2012年06月
2012年05月
2012年04月
2012年02月
2012年01月
2011年12月
2011年11月
2011年10月
2011年09月
2011年08月
2011年06月
2011年05月
2011年04月
2011年03月
2011年02月
2011年01月
2010年12月
2010年10月
2010年09月
2010年08月
2010年07月
2010年06月
2010年05月
2010年04月
2010年03月
2010年02月
2010年01月
2009年12月
2009年11月
2009年10月
2009年09月
2009年08月
2009年07月
2009年06月
2009年05月
2009年04月
2009年03月
2009年02月
2009年01月
2008年12月
2008年11月
2008年10月
2008年09月
2008年08月
2008年07月
2008年06月
2008年05月
2008年04月
2008年03月
2008年02月
2008年01月
2007年12月
2007年11月
2007年10月
2007年09月
2007年08月
2007年07月
2007年06月
2007年05月
2007年04月
2007年03月
2007年02月
2007年01月
2006年12月
2006年11月
2006年10月
2006年09月
2006年08月
2006年07月
2006年06月
2006年05月
2006年04月
2006年03月
2006年02月
2006年01月
2005年12月
2005年11月
2005年10月
2005年09月
2005年08月
2005年07月
2005年06月
2005年05月
2005年04月
2005年03月
2005年02月
2005年01月
2004年12月
2004年11月
2004年10月
2004年09月
2004年08月
2004年07月
2004年06月
2004年05月
2004年04月
2004年03月
2004年02月
2004年01月
2003年12月
2003年11月
2003年10月
2003年09月
2003年08月
2003年07月
2003年06月
2003年05月
2003年04月
2003年03月
2003年02月
2003年01月
2002年12月
2002年11月
2002年10月
2002年09月
2002年08月
2002年07月
2002年06月
2002年05月
2002年04月
2002年03月
2002年02月
2002年01月
2001年12月
2001年11月
2001年10月
2001年09月
2001年08月
2001年07月
2001年06月