April 2007 Archives

今日は12年前僕と友人のたろくんとで作った北九州にあるライブハウス「バードマンハウス」の12回目の誕生日です。今夜はたくさんのひとがお祝いするため、遊ぶために集まってるんだろう。行けない不孝をお許しください。気合いが足りない。

実は、毎年4月30日の午後9時30分には店内にいる、っていう契約書がたろくんと僕の間には存在しておりまして、さらにその違約金は実は1回5万円なのです。ちなみに2回くらい払ってますが(多少負けてもらって)、すでにまた15〜20万近く貯まってるはずなんです。いつかきちんと返すからね。もしくは逆に妨害工作をして少しずつ減らしていくからね。その時はみんな協力してね♪もうすぐ生まれそうな妊婦の役とか、でね。(ヒトのいいたろくんは病院までにいっしょについて行くことになるんです)

まさか沖縄に来るとは思ってなかったんです。

おめでとう!&ありがとう!

山に登った日のこと。

この日はジェイムスといっしょにやんばるに行くことになった。やんばるは沖縄本島北部の森があるエリアのこと、厳密には発言者がどこにいるかによってその言葉が指す広さが変わる。「北の方の森」のニュアンス。町が終わるところからやんばるは始まる。だから名護市を町だと思ってない人にとっては名護市もやんばる、名護市が町だと思っている名護市民にとっては名護市以北がやんばる。

昼過ぎに沖縄市で合流。ハンバーガー・イズ・マイライフと言ってはばからないジェイムスに世界で一番おいしいとある人が言ってはばからないハンバーガー屋に連れて行く。「ふーん、これが世界一おいしいハンバーガーか?ふーん」とまったくそう思ってない感じの感想。

職場の友達数名がバスで北部に向かってるから合流できないかと言われる。車に乗れるなら問題ないと伝える。人数を聞くとこれは法律違反かもしれないと思ったけれど、調べる方法がないので途中のリゾートホテルで合流。僕の小さな車にでかい外人がぎゅうぎゅうに乗っている。どう見てもおかしいのでみんなで写真を撮る。日本から持って帰ると喜びばれそうな感じの写真。

コンビニで腹ごしらえ。わさびのお菓子はどれだ?聞かれて教えてあげる。これはジュースか?と言ってチューハイの缶を持ってくるので「ちがう」と答える。おまえはどの菓子が好きなんだ?聞くのでアルフォートを教えてあげる。

コンビニの駐車場で軽く宴。インディアナではビールの空き缶が車の荷台に載っているだけで違法だと教えてもらう。あと日曜日はお酒を売ってはいけないという法律があると教えてもらう。「日曜日にナンの意味があるんだ?」と聞くと「プロテスタントの休日だよ」と軽く自虐的な笑いといっしょに返答。わさびスナックの袋をあけると中味が一個一個包装されていることに驚く(僕がじゃないよ)。

自然の中を歩きたいということだったので「滝」と「山」どっちがいいと尋ねるとインディアナにはない「滝」を選択。インディアナはすごく平らなところらしい。山はほとんどなく丘が少しあるだけだと。インディアナ最大の滝を見に行ったらこのくらいだった、とジェイムスが肩の高さを指さして言っている。本当だろうか。

名護市も通り越して結構な距離を走ってやっと滝に到着。到着間近の曲がり角の看板に最終入場3時30分の文字。今は4時30分。あきらめの悪い僕らは当たり前のように事務所まで行っておじさんと話す。今から入ると日暮れまでには帰ってこれないのでもう入れませんとおじさん。あきらめて山に行くことにする。今来た道を名護市まで戻る。山はたしか今帰仁(なきじん)半島にある。(今見たら今帰仁半島ってのはなくて本部(もとぶ)半島みたい。)

今帰仁まで戻ってくる。山の場所は大体わかっているのに登り口がどこにあるのかよくわからない。名もなき十字路の名もなき商店のおばあに尋ねる。山の名前をなんど言ってもわかってもらえない。途中でもうちょっとわかってもらえそうな違うおばちゃんが話に参加。

「そこの道があるでしょー?」
「はい」と僕。
「その道をまーっすぐ行くと次の角に商店があるさー」
「はい」と僕。
「そこの人に聞きなさい」
「はい」と僕。

車に戻って「場所はわかったのか」と聞かれたので上のやりとりをそのまま伝える。もうさすがに後ろの人たちはきついみたいで止まるたびにローテーションで人が入れ替わっている。名護で自然探検ツアーのガイドをやっている友人に電話をして場所を聞く。この山を教えてくれたのも彼だ。山の中なので電話が切れる。圏内に戻るとメッセージが入っている、という感じ。一番最初に「懐中電灯を持っているのか?」と聞かれてまわりが暗くなり始めていることに気づく。2,3回のやりとりの後なんとか登り口にたどり着く。

ビーチサンダルは僕だけ。ガイドの友人曰く、片道30〜40分くらいで頂上まで行けるけどその分傾斜がかなりきつい、とのこと。登り初めてしばらくしてその友人から「大丈夫?登り口まで行けた?」とやさしいメール。すでに心臓ばくばく足ぷるぷる。とてもじゃないけど携帯の小さなボタンを扱ったりできる気がしない。さらにビーチサンダルで登っているなんて怒られそうで言えない。返事はあとまわしだ。空気もきっと薄かった。ジェイムスたちは狭い車内から解放されたのと駐車場の展望台からの景色がよかったのが嬉しかったようで、ふざけて追いかけっことかしている。

途中で軍人の家族とすれ違う。夫婦と子供2人。全員サンダルだったので少し安心する僕。さらにお父さんは疲れて眠った子供をおぶって歩いている。その時は何も思わなかったけど実際そこから先がどのくらい急な道か知ってたら「父ちゃんってすごい」ってみんな思うはずよ。英語を喋る者同士ですばやい情報交換が行われ、僕らの未来が少しわかる。最後の15分くらいがとにかく急らしい。

途中から道というより岩山をよじ登っている感じになってきた。さすがにやつらもここでは走れない。でもお喋りは途切れない。ジェイムスがこれは今までで一番きついトレッキングだ、と言っている。インディアナはそんなに平らなのか?と思うがもう口に出す余裕は僕にはない。僕は弱音を吐けない。唯一の地元人の誇りとプライドにかけて。

頭の上の木がどんどん無くなってきて周りが見え始める。やっと頂上に到着。すごくいい景色。来たことない方はぜひここ来た方がいいですよ。いいところです。写真を撮りまくる彼ら。セルフタイマー機能をフルに活用してみんなでいっしょに写る。みんな構図にうるさくてバンド写真の撮影か何かみたい。この写真を僕は見ることがあるのだろうか。

メールの着信。僕らの頼れるガイドからだ。「山登り経験者だとしてもこの時間に頂上まで行ったらだめよ」の一言。とても「今頂上です」とは言えない。返事はあとまわしだ。みんなに伝えてすぐ下山開始。やつらのひとりが「車に懐中電灯あったのに」と言う。「まじでー?じゃあ待ってるから取って来てよ」とみんな思いついただろうに敢えて言わなかったジョークを敢えて口に出してちょっと後悔する。まあいい。とにかく下山開始。

下りは体力的にはきつくないのだけれどこけると怪我しそうなので精神的に疲れる。途中で左手の親指を突き指したみたいなのだけれど、いつやったか全く記憶にない。どんどん暗くなる中なんとか無事帰着。駐車場には車が2台だけ。もう一台の車の持ち主がトイレの水道で顔を洗っている。ランニングシャツに黄色い短パンのおじさん。ちょっと変かもしれないおじさん。おじさんの車の中は生活道具でいっぱいのように見える。おじさんは「オカエリー!」と至近距離から異様にでかい声でみんなに言っている。

あまりにも声がでかいので不審がるジェイムスたち。「おかえり」って言ってるんだよと言って安心させる。日本人がひとりいるのを見つけて「この人達兵隊さんかい?」と僕に聞くおじさん。ジェイムス軍団のなかの沖縄5回目くらいのにいちゃんが「兵隊ジャアリマセン」と日本語で言う。これだけは言っときたいらしい。

それじゃ帰ります、とみんなで車に向かうと後ろから「うわー、その車にみんな乗るのかい??!!」と黄色い短パンのおじさんの(大きな)声。「この小さい車にみんな乗るのか?って言ってるのか?」って沖縄5回目のにいちゃんが僕に聞く。よくわかったね、と答えると嬉しそう。

名護市街までもどってそば屋で晩ご飯。ゴーヤチャンプルー定食。おごってもらう。箸の使い方の話とそばを食べるときは音をたてて食べるという話など。僕らのガイドに無事帰還したことと山を教えてもらってありがとうと感謝の連絡。実際みんなとても喜んでいた。

沖縄市で何人か下ろして那覇の居酒屋にいるちえみさんと合流。その後カラオケ。「沖縄で一番いいカラオケプレイスだ」と伝えて、沖縄で一番古いと言われているカラオケボックスに連れて行く。朝3時くらいまで史上最高に盛り上がる。相当笑った。僕は運悪く次の日の朝用事があったので後ろ髪を引かれつつジェイムスと彼の友達を連れて帰る。ふう、長い一日でしたね。今まで一番長いエントリーじゃなかろうか。

この前言ってたインディアナのミュージシャンが昨日帰っていきました。短い期間に数回遊んで結構仲良くなりました。音楽の話だけでなく、政治の話とか宗教の話とか戦争の話とかいろいろしました。歴史の先生を目指してるとのことで若いのにいろいろ物知りなやつで、おもしろい話だったのだけれど肝心なところで僕の英語があまり役に立たず、歯痒い思いもしました。でも本当は英語ではなくて意見がまとまってないことのほうが原因なんだけどね。どっちにしろもっと勉強しなくちゃって思いました。

アメリカの田舎の保守的な感じをいろいろと客観的に教えてくれたのもおもしろかった。彼はまだ25才なんだけれどライブハウスに行くと自分より上の出演者がいないらしいです。昔一緒にやっていたメンバーももうほぼ全員結婚して子供もいて一緒にできないって淋しそうに言ってました。なんでみんなそんな結婚が早いんだ?って聞いたらアメリカの田舎はこんな感じだって言ってました。

ということで来年のいつか、ちえみさんと彼はあっちでツアーをするという約束をしていました。ほんとにできるんか?インディアナかあ、どういう感じなんやろ。

山に登ってきた

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いろいろあって名護の嘉津宇岳に登ってきました。なかなかの景色。なかなかの珍道中。詳しい話はまた今度。

嘉津宇岳

今朝の雨

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朝起きたら真っ暗で、雨の音がすごかった。車を運転中、対向車線からまとまった水が飛んで来るたびに、目の前がぼかしフィルターをかけすぎた写真みたいになった。と同時にその都度息を止めてしまってる自分に気付いて笑った。

夜になって蚊が出始めました。

iRiver F700 recording edition

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以前僕にこれをしつこく薦められたのに買えなかったみなさんに朗報です。

iRiver F700!登場!このシリーズは外部マイクを使って録音できて、録音レベルも調節できる唯一のMP3プレーヤで、見た目以外はチョーかっこいい製品なのです。さらに単三電池で40時間!バッテリーのへたりも関係なし!僕は充電池使用!さらになんとなんとなんと嬉しいことにF700は録音中にも録音レベルが調節できるようになってる!すげー便利!ユーザーの声に答えるメーカーってのはいいぜ!買い換えたい!

と思ったらMacOS非対応だって。なにそれどゆこと?前の買っといてよかった。

昨日Tシャツが届いて明日からの梱包を待っています。今日中に名前を書いた付箋紙を一枚ずつに貼っていこうかと思ったけど、たぶん今日はもうやらない。眠い。今週はなんやかやであんまり眠れない流れ。今日はもうすぐ寝ます。

知り合いから、夏にCDを出すのでジャケットの印刷データを作ってほしいと頼まれました。好きなバンドなので引き受けまして、昨日たまたまそのバンドのメンバーに会いました。そしたら初めてのCDリリースということで目がきらきらしてるんですよ。細かいところを「ああしたいこうしたい」って一生懸命話してるわけですよ。自分の頭の中の絵がとてもきれいに見えている感じ。「おい、売れなくても次はあるんだぜ」っていう野暮なことは言わないでおきました。うらやましい。

Tシャツのオマケっていつのタイミングで発表したらいいんだろう。やっぱ実物を見て何かわかるのが一番いい気がするのでみんなに届いた時点で発表することにします。色々探したら今回のオマケが何かわからないでもないんだけどね。気づいたヒトいるかな。まあ気づいててもしらんふりよろしくお願いします。たいしたもんじゃあございません。オマケも昨日届いたんですが、思ったよりも小さくていい意味でちょっとチープでかわいいんじゃないかと思っています。あとは好みです。はい。

今週忙しいなあ。月曜は睡眠不足。火曜はTシャツをとりに行ってそれから用事ででかけたら水曜と勘違い。今日はその用事で今帰ってきた。明日はナカシュウんとこで宛名をプリントしておまけをシャッフルして梱包。金曜は発送。夜食事兼うちあわせ兼機材搬出。で、土曜はこの前書いたインディアナから来るにいちゃんのライブのセッティング。電話でうまく道案内できるんだろうか?日曜と月曜に火曜締切のホームページを作る。水曜はドラムの練習(まだやってます)。で確か金曜日に飲み会だったような。

よーく読むと全然忙しくないね。もっとなんかせんと。ああ、ずっとのびのびにしてた鶴坊のページのディスコグラフィーをきちんと整理して試聴できるようにすること。締切は22日にしよう。試聴はどの曲にしよう?あとTシャツの利益を一気にアレにアレしてアレしよう。締切は25日にしよう。よーし盛り上がってきたー!今月は無理するぞー(せんかもしれんけどー)!イマスグネル!

今日は昼まで寝ていました。で、全然眠くならないのでオーストラリアにいた時(1991-92)に土曜の朝の音楽番組でよく流れていた僕の懐メロを、ユーチューブで見つけては猿のように見続けていました。ベスト11と書いていますが実際思い出せたのがこれだけです。懐かしい順に並んでいます。上の3つはもう本当に懐かしい。2番目のはプロモーションビデオを見つけられなかった(画像は違うモノです)。

Julian Lennon - Saltwater
Jimmy barnes & John Farnham - When something is wrong with my baby
Prince - Cream
Lenny Kravitz - It Ain't Over 'Til It's Over
Right Said Fred - I'm too sexy
Guns N' Roses - Live And Let Die
U2 - Mysterious Ways
Bryan Adams - Everything I Do (I Do It For You)
Elton John & George Michael - Don't let the Sun Go Down on me
R.E.M. - Losing My Religion
Michael Jackson - Black or White

はい、全部見ましたかー?このころは音楽を受け身で聴いていたのでいざ並べてみるとメジャーなヒトばかりです。ひとつオーストラリアのバンドでむっちゃ懐かしいのがあるんだけれど、その人達の名前も曲名も思い出せない。同居人がしょっちゅうかけていたあの曲。サビのメロディが「君はファンキーモンキーベイベー」とまったく同じなんだよ。まあ他にも本当は果てしなくあるんだろうけど全然覚えてない。さっき間違って違う年代の曲を入れかけました。ヒトの記憶って本当にいい加減だすな。

おやすみすていく。

髪の毛早く伸びないかなあ。不評ですわ、おかげさまで。まあいいんですが。ヘルメットかぶる前に頭を振って髪の毛を後ろにやる癖が治りません。ヘルメットをかぶる前の儀式になっています。

髪を切った直後に何回も頭を触っていて思ったのですが、手がべたべたするのですよ。ちょっと触っただけで。油ってやつですね。もういい年ですし。でもね、これ人体の神秘ってやつでしばらくすると油の料が劇的に減ったんですよ。皮膚の方がどうやら髪のさっきっぽの大部分がなくなってることに気づいたんでしょうね。

めずらしくやることが結構あって、いつものようにやっていないことがストレスになってきてます。昨日は朝4時までデスクトップタワーディフェンスver.1.2をやりました。6400点まで行きました(あと少しで100位以内)。美しい陣形を作りたい。

電化製品運のいい僕ですが、プリンタが壊れました。コールセンターに電話したらそこは名古屋で、イントネーションの違いで少し心が和みました。なんかどっか壊れてしまってるらしくお見積もりになりました。14日に代替機が送られてくるそうです。つまりキーポンミュージックTシャツ2007の宛名は僕の手書きになるってコトです。

一昨日入ったラーメン屋で店主のおじいが「最近の若い女性はハンカチ持ってない」ってしきりに客のおっさんに言ってました。「食べた後見ても散らかしてるのは若い女性」なんてことも言ってました。店にはおじいとその客と僕しかいなかったんですが、ぎょうざに入っていたニンニクがかなりフレッシュだったため、僕はその後かなり臭かったみたいです。(オチなしです)

最近myspaceにはまっています。はまってるっていてもちえみさんのページを地味に管理してるだけなのですが、なにがすごいかって繋がろうとしてるヒトの数が多いのが凄いですね。同じフォーマットを共有することのメリットって計り知れないなあって思いました。ひやかしを別にしても海外のミュージシャンから毎日のようにフレンドリクエストがあるし、好きな音楽の趣味を見てわざわざ「このヒトいいよ」ってメールくれたり、今オキナワにいるからってライブ見にきてくれたヒトもいたし、挙げ句の果てには来週用事でオキナワに行くのでライブしてくれませんかってヒトがいました。

ということで来週末に僕の企画でライブをやることになりました。すべては自分のため、とか自分のお金のため、みたいなことだけ考えてやってたら「おえっ」てなる時があるからね、たまには無意味に純粋にヒトのために動いてみるのもおもしろいかなあって思っています。メッセージを送った彼もまさか本当にできるとは思ってなかっただろうなあ。「こういうコトってあるんだなあ」ってコトの一部分に僕はなりたかったんですね、きっと。まあお近くの方はぜひ。日にちは4月14日。場所は沖縄市のサロン・カッソー。いいところです。16時から開いてるので来れるヒトは早めに来てメシ食った方がいいはず。20人くらいでいっぱいです。

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