ずつきのつづき

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今回の話はいつも以上に僕の主観と憶測によって書かれています。

「あいつ、いいやつそうなのになあ」っていう小さい引っかかりから、あの試合の【頭突き】(←音でかいよ)について追っかけていました。実際にはそういうのを追っかけている人たちを追っかけているだけなんですが。(イッツWWW!)

イギリスの新聞社が挑発したイタリア人選手の口の動きを専門家に読んでもらって、なんと言って彼を怒らせたかを推測したそうです。イタリア語から英語へと訳されたものを読んだのですが、民族的(&宗教的)背景に対する差別用語、母親への侮辱など、関係ない僕が読んでも感情的になるような内容でした。僕は知りませんでしたが、(1)彼は自分の生まれ育った背景やその回りの人々、さらに父親が生まれた国に対して人一倍の誇りを持っている。(2)母親が今病気中。のふたつのことをそのイタリア人選手は知っていたと思うんですよ。

もしその推測された発言が本当なら、世界中にいるにわかファンの一人の代表(僕ひとりの代表です)として「僕は今回の優勝にあまり価値を感じない」と言わせてもらいます。それが今回だけではないのなら今回だけじゃないです。勝つためにそこまでやるという行為に僕がなんの感動も感じないんだから仕方ない。今風に言えば「ひいてます」です。イタリア人に言ったら殴られるかもしれないのでしばらくはイタリアには旅行に行かないことにします。

同じ気持ちのヒトが世界中にたくさんいると思うなあ。そしてたぶんこの話は今からもっと大きくなると思います。もしそれにたいして何か大がかりな対処がなされるなら、彼はサッカーに限らずスポーツにたいしてプレー以上の大きな貢献をしたと考えることもできるんじゃないかなあ。

色々なサイトでいろんな書き込みを読みました。なかなかいいなあと思ったのが「彼は今回サッカーよりも大切なことがあるということを教えてくれた」っていうやつです。そう。逆に、あそこで頭突きしたことによってスポーツの枠を越えたヒーローになってしまったと僕は思うんですが。

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