東京の記憶1

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東京の記憶、第1日
58号線===停まった巨大トラック===ターミナルまで休まず走る===なんとか搭乗

大丈夫大丈夫30分前につけばいいから。と余裕でコーヒーを飲んでいたのがいけなかった。58号線はなぜか昼前なのに渋滞。浦添まで行くと軍の巨大トラックが立ち往生して3車線のうちのひとつを塞いでいた。それを抜けてもそんなに流れず、ウェブドライバーなかしゅうは「白線が見えない」などと血迷ったことを言う。ほんとにまずい気がしてきた。時間はせまる気は焦る。以前空港でなかなか現れない客を待つ仕事をしていた友人にとりあえず電話。会社名を伝えると彼のいた会社だった。すかさず空港に電話を入れてもらい一安心。出発20分前にはつきそうだ。

空港に着く。(3階)荷物を急いで引っ張り出して先に自分のチケットを受け取るために走る。(ありがとう、なかしゅう、また連絡するよ)チケットといっしょに「まだ大丈夫ですよ」と声をかけてもらえた。こんなことはじめて。ちえみさんはチケットをすでに持っていたのですぐにチェックイン。その時帰りの便の予約も入れるはずだったのに「当日でないとできない」と案内される。心の余裕が生まれてむかつく余裕も生まれ、そんなはずないだろうと購入カウンター(3階)で予約を頼む。問題なくできた。

最終の搭乗案内はじまる。

セキュリティの列(2階)に並ぶ。一番短いところに行ったら処理するヒトが半分でそこが一番流れない列だった。いつもは急ぎのフライトの客は早く通してくれるのに誰も声をかけてくれない。やっとちえみさんの番。持ち物をテーブルに並べた瞬間、機材ケースを購入カウンター(3階)に忘れたことに気付きちえみさん荷物もそのままに走って消える。ちえみさんが去って10秒後に機材ケースを見つけたスタッフが追いかけて持ってきてくれた。ちえみさんの携帯を鳴らすがとるわけはないよね。1分後にちえみさんカムバック。「これは機材が入っていていつもアラームが鳴って、、、」などとなかば錯乱気味に説明するものだからかえって時間を食う。

そんなちえみさんを置いてとりあえずひとりで搭乗口まで走る。走る。走る。休まず走る。(なかしゅう、キーポンはまだ走っているよ、沖縄で走っているよ)搭乗券をくぐらせたところで、もうひとりいます、とちえみさんを待つ。

無事搭乗。
ものすごく小便をしたかったがシートベルト着用のサインが消えるまで待つ。待つ。待つ。サインが消えたときにはちえみさんはすでに爆睡。

(第1日目、原宿編へと続く)

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