kato takao | weblog: blogが10年続いたことについて
ということはここのメンバーの何人かも10年近くやっていることになるのですが、かとうさんほどの濃密さで更新し続けたヒトはいないかと思います。それにしても彼を取り巻く環境は10年でかなり変わりました。地味にですがその傍に居れたことが嬉しいです。
このサイトを始めた頃は、ブログさえあればなんでもできる、ずっとやっていける、なんて思っていましたが、この10年間ネットに現れては消えるいろいろな技術を見つづけていたら、逆にこんなに長い間ブログというカタチが消えなかったことのほうが驚くべきことなのかもしれないと思ったりもします。
今twitterのようなおそろしく手軽で便利なツールが出て来たりしていて、僕も楽しく使っていますし、それに反比例してブログの更新はピタリと止んでいます。でもだからと言ってブログというカタチがなくなるとは思えません。ブログって言ってもたんなる文章や写真の置き場なんですから、結構それがウェブページの本質だったりします。本当はブログという言葉さえももう要らないのかもしれません。本当にそこにあるのは、書きたい気持ち、書かれる気持ち、読みたい気持ち、とかそのくらいのものだけです、たぶん。
この3年くらいで世の中からたくさんのブログが消えていきました。実際のところはそこにあった気持ちがよりその気持ちにあう場所に移動しただけです。(twitterで済む話はtwitterでオケーのような)なのでブログはこれからが本番だと僕は考えています。ノイズの消えた晴れやかな場所に向かってるはず。
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