最近読んだ本

|

梅雨ですなー。風呂場におきっぱなしの本の一番下のやつにカビが生えていました。白いやつ。北海道の有名なお土産の表面に付いてるみたいなやつ。

しばらく前に衝動買いした本をちょっとずつ読んでいます。

「石油の呪縛と人類」amazonのレビューに翻訳の質がどうとか書いてあって気づいたのですが、僕はこの本を「英語から翻訳されたもの」として読んだようです。つまり無意識に、不自然な表現が当然あるもんだという心構えで読んでいた。気づかないうちにこういう本が普通に出回る世の中になってたんだね。当然翻訳の質がどうとかはまったく考えなかった。

内容的には、帯の立花さんの言葉の通り「石油のすべてが解説」されています。あんまり楽しくない現実ですが、ぜひとも読むことをお薦めします。せめて目を背けないように、みたいなことをかとうさんも言ってた気がするし。

最後の二段落で急に時間のスケールが大きいところに飛ばされてドキッとさせられました。

--++--

「イカの哲学」を読みました。中沢さんの本で初めてある程度理解できた本です。うまく説明できませんが、石油のほんと通じる何か(終末?)があります。石油の本よりおすすめです。何についての本だろこれ。平和とか戦争とかの理由とか。

++--++

志ん生長屋ばなし」を途中まで読んだ。落語を聞くとココロがピースフルになるのは有名な話ですが、これはその話が文字で書いてある本。寝る前に聴くのではなく読む。でも聴いたことのある話でないとイマイチ効果が薄いようだ。

僕のiPodにはいくつか志ん生さんの落語が入ってるのですが、あのヒトの地でいって笑わせてるキャラはタケシの原点ぽい感じがするね。生で見てみたかったなあ。金持ちになったら大人買いするDVDリストの3位以内に入っています。あんま他の人は知らない僕ではありますが、これはもう絶対に天才だと思います。今の人というか時代からは絶対生まれてこないヒトであり技なんだという気がしますね。

Comments and Trackbacks

my stuff

Categories

月別 Archives

powered by MTOS