東村で子守りをしている友人と会ったのです。そしたら彼が連れている子供がとても元気で、川に遊びに行くと決まったら、名前も知らない僕の手をがっちりと握って引っ張って行くのです。「はやく、はやくー!」のような感じで。たぶんもうじき小学生くらいの年齢。
「キーポンさんて子供嫌いでしょ」ってよく言われるんですが、そんなことはありません。ちょっと苦手なだけです。子供って子供だけに子供扱いしてはいけないなと日頃から思ってるんですが、実際にいっしょにいると全然大人扱いできないんですよね。親になるとみんなそんなことはどうでもよくなるんですかね。みんな普通にやってますもんね。
子守りのプロの彼の言葉を注意深く聞いてると、やっぱ子供に届いてる気がする。例えば長い棒切れを振り回して歩いている子供に、「そんなの捨てなさい。だって後ろとか全然見てなくて危ないでしょ。さっきもヒトに当たりそうになってたよ」みたいにきちんと説明して言うわけですよ。そしたら不服ながらも納得した表情になるんです。
それを僕がやると単に「危ないよ」の連発になるだけなんです。俺は都会のもやしっ子の親か!?とか思ったり。子供には説明してもわからないんじゃないか?っていう大人のオートマチックな傲慢さみたいなのがたぶん僕の中にあるみたい。もしくは大人とか子供とかではなくて単にコミュニケーションが下手ということか。
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