子供の頃に「もう家に帰ってきなさんなよ!」って外に放り出されたことがあるヒトって少数派なんだろうか。まあ年代によって違うんだろうけど、僕らの頃は結構あったと思う。僕個人に関してはあったようななかったような。あったという風に思い込めばあった気がするし、なかったといえばなかったような気がする、ほんとにどっちかわからない状況。
あったと思い込んだ時に頭に浮かぶ景色が、外は暗いのに自分がいつもは内側にいる玄関の外側にいて、いつもはガラリ(そうガラリ)と開く玄関が開かなかったようなそんな感触。そしたらとなりのおばちゃんが通りかかって「怒られたの?じゃあおばちゃんがいっしょに謝ってあげるから」というような景色。このよくできた話がほんとにあったことなのかどうか確信がないのです。よくできすぎてて嘘くさくもあるし。記憶って曖昧だわさ。
まあこういう話をyahoo知恵袋とかに書いたらたくさんのヒトから「常識的な意見」で嗜めされそうですけど、でもまあ愛情があればいいんじゃないかな?というのが僕の意見です。内面的なことなのでそれを傍目で見分けるのは難しいことですけどね。こういうのはそん時は嫌だけど、物心ついた時に思い出す思い出としては結構良質な部類に入るんじゃないかと思います。
やっぱ放り出された気がするなあ。
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