はい!今年はライブです!わざわざカナダのトロントまで見に行ったロンセクスミスのマッシーホールでのライブがキーポンのミュージック大賞です!!
これにはちょっとひねくれた説明がついてきます。正直僕の人生で海外まで行ってライブを見たり、いろんなミュージシャンに会ったりとかそういうことはないものだと勝手に思っていたのです。でも実際にそういうことが起こってしまった。というかほんのちょっとの自分のアクションでそうなってしまった。
つまり「自分が行ってみたかった場所と、今自分がいるところは本当はかなり近い、というケースもある」ということに気づかせてもらった僕にとっての記念ライブなのです。奇しくもこのライブはロンセクスミスにとってもカナダ国内でのステップアップの第一歩となるような初めての大きなライブでした。僕の中では、彼はちょっとシニカルなスーパーソングライティングマシーンのようなヒトだと勝手に思っていたのでライブが始まった直後の緊張した様子はかなり意外でした。まあでもとても良いライブでした。
以上。
それでは、今年出会ったグッドミュージックについて。やはり誰にとっても年末に聴いた曲が一番残る、ということで年末中心、かつ新しい出会い中心です。
マーガレットズロース「こんな日を待っていたんだ」
夏くらいに借りてたまに聴いていたのですが11月に入ったあたりからすごく来ました。最初はマイナスポイントだと思っていた手作りっぽい音質も今では「これでなくっちゃ!」という感じです。来年は必ず見に行ってきちんとCDを買うつもり。これ名盤です。
Sexsmith & Kerr「destination unknown」
これはよく聴きましたし聴かせました。音楽を趣味としないヒトビトがうちに来た時や僕の車に乗った時はほぼこれが流れていたはずです。聴き込んでも聴き流してもいいすばらしいメロディとハーモニー。美しいアルバムです。
鳥ストリッパー
沖縄のバンドです。3ピースロックバンド。表面的なことから言わせてもらえばまずGu.Vo.のしのぶさんのキレ方がいいんです。「キレてないあなたの替わりにキレてくれる」っていうのはヒトがロックに求めているコトの結構な部分を占めるんじゃないかと僕は思っています。例えばイギーポップが出てきて動き出した瞬間、もうそれだけで「ああ、見に来てよかった」って思うファンはたくさんいると思うのです。それと同じなんですよ。当たり前ですが、これがあるヒトは才能あるヒトなんです。ワイドショー風に言えば「美人ロックギターボーカリスト、キレる!」のような感じでしょうか。まだ音源がないのでライブ必見。
友部正人「1976」
今年前半しつこくずっと聴いてました。「どうして旅に出なかったんだ?ぼうや」って尋ねてくるわけですよ。昔の曲をリアルタイムで聴いていたおじさんも当時「ガツン」と来たと言ってましたね。これ名盤。
Official HPの「友部正人だより」はたんたんと続いていって読み始めたら止まらなくなるね。ニューヨークの地名が少しだけわかるのが嬉しい。それにしても楽しそうな日々送ってる。
THE KINKS「Everybody's in Show-Biz」
このアルバムに限らず、いい曲いっぱいですね。何度でも聴ける。
っしゃあー、エントリーするぞ!
見事にTシャツ当てて制作費を抑えるぞー!
(ジョークですよ↑)
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