すでに時代遅れになった感のある話題ですが。太陽系の惑星がひとつ減るっていうのは子供達の教育にとってすごくいいエピソードだと思うんですよ。この話がどういう科目に分類されるかよくわかりませんが、これこそが「学」の形作られる過程なんだよ、って教室で熱弁ふるった先生がきっとたくさんいると思うのです。特にその星を発見した国の学者達が中心になって反論している話とか、すごくいいエピソードやと思うんですよ。惑星が増える話でも減る話でもどっちでもいいんですよ。旬。
それにしても教科書の影響力ってすごいなあ。太平洋戦争が終わって戦中使っていた教科書を墨で塗りつぶした世代のヒトからすれば「何を騒いでるんだ」って感じなんじゃないかと思う。世の中には学問に影響を与える学問以外の力がたくさんあるんだよ、と教えるのはいい教育だと僕は思います。
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