宜野湾のコンベンションのバイパスのところに建設中のマリーナがあります。半年くらい前にカメラを持って散歩に行ったら海のすぐ近くに自転車で遊ぶ若者たちがたくさんいたのですよ。太めのズボンを履いてアクロバティックに自転車を操る遊び。
みんなが集まっているところは傾いた半円の壁があって、その傾いた壁をすり鉢の中をぐるっと回るように走って遊んでいます。なかなか難しそうで、うまいひとは端から端までぐるーっと回るのですが、下手な人は途中で失速して水平面に降りてきてしまう。これはなぜかというと怖いからです。この壁は特に自転車で遊ぶために作られたわけでもないので、壁の高さが1メートルくらいしかありません。あんまり上のあたりを走ると誤って壁の向こう側に落ちてしまいます。壁の向こうは2メートルくらい下にコンクリート製の通路があってその向こうはテトラポットなんです(だったと思うけど)。つまり向こう側に落ちるとかなりの怪我をしてしまうのです。20人くらいいたけど完璧にコントロールできていたのは2人くらいでしたね。
さっきシャワーを浴びてたんですよ。うちのシャワー室にはトイレがありますす。沖縄の古めのアパートでは定番ですが、ユニットバスというよりもシャワー室の片隅に便器が設置されている感じ。ほんで水タンクの上の石けんを手にとってもみもみしようとした瞬間に石けんがつるんと飛んでいったわけです。
石けんが着地したのが便座を上げた便器のふち。「落ちる!」と思って思わず「うわーーっ」と叫ぶ僕。そしたら石けんがマジカリーに便器の縁の内側をぐるーーっと滑っていって幸運にも最後に外側に落ちていったのです。あれはすごかった。絶対に内側に落ちると思いましたね。結構長い距離を滑ってましたよ。70度近くは回ったんじゃなかろうか。そんなこたないか。
まあ自転車と石けんがうまくリンクした、という一例です。
なんでも繋がろうと思えば案外繋がるわけです。
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