式もいるかも

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相変わらず沖縄の年末は年末ムードがないなあ。ものすごく強い風が台風を連想させる。あさっての伊江島行きの船は出るだろうか。外はびゅうびゅういってる。

手帳がにわかに流行っているらしい。僕も手帳とか希望を感じさせてくれるグッズは大好きです。毎年年末になると本屋の手帳コーナーで結構な時間をかけていろんな手帳を手にとって見ます。そしていつも買う寸前まで行くのだけれど最近はまず買うことはなくなりました。相変わらず僕は電池で動くPDAを使っているのもあるけれど、僕の場合は自分の能率をあげるのはそのときの気分が一番重要な要素だということを学んだからです。つまり、やる気。やる気を起こさせてくれるものにお金を使う方がいい、ということをこの10年くらいで学びました。

手帳を買うとやる気が出るけどそれはそんなに長続きしない。やる気アップ効果がなくなったときに開く手帳は逆にやる気をそぐ。だから手帳は買わない方がいいと思っています。いつも欲しい気持ちをぐっと抑えています。ていうかいらんしね。やりくりするほどの予定がないんよね。

アメリカあたりのブログコミュニティではGTD関連の本やホームページやソフトに関する話題が最近増えています。GTDというのは「Getting Things Done」の頭文字で「物事を進めていく」っていう意味だと思います。たぶんこの同じタイトルの本から火がついたのかなあ。まあおもしろそうではある。毎日しなきゃいけないことが山積みになって待ちかまえていて、さらにそれをやる気がすでに満々な人(もしくはやらないとまずい事態に陥る人)にはきっとオススメなんでしょう。

僕の場合はしなきゃいけないことっていうのはほとんどなくて、これやったらおもしろいんじゃない?ということばっかりです。しなくても誰も怒らないし(<たぶん)収入が減るわけでもないこと。そういうことが僕にとっての「どんどん進めていきたいと思っていること」です。ということで、おもしろがることができる自分作りにお金をかけたいと思っています。そしてそれが何かはわかりませんえん。誰か教えてください。

そういやこの前読んだ水木しげるの「神秘家列伝」に「式を打つ」っていう表現が出てきてたなあ。なにかをする前にそういう能力のある人が式神様にお伺いをたてる平安時代頃の儀式、のようなことだったはず。退屈な開会式とかもまんざら軽んじてはいけないものなんだなあと思いました。「形式的なもの=意味のないもの」ではなくて、「形式的なもの」っていうのは「とりあえずそれをすることに意味がありますよ」っていうニュアンスが含まれてるんですね。あれ?なんか話がずれてきた?

まあ今の時代では何かにお金払うっていうのは一番手っ取り早い「式」なのかもしれません。ということです。必然的じゃないときにそういうふうにならないように気をつけよう。「式」かあ、いい式打ってみたい。

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