案外もうすでに異次元

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福岡に向かっています。

くもり。かなり分厚い雲の上をかなり長い間飛んでいます。このぶんだと福岡も曇っているだろうなあ。飛行機の下がこんなに隙間無く真っ白なのは初めてだ。眩しすぎてピントがあわない。眩しいくらいにシロ!!(<どこかで聞いたことあるね)

さっき理解不能なものを見た。陰のような黒色の線が雲の上にありました。最初は飛行機の翼の下にあったので翼の陰かなと思っていたら結構な早さで後ろに流れているようでした。陰はあんなにはやく移動しない。

自分のちょうど真下に来たとき、その線はまるでなにかのレールみたいな細い2本の線になっていました。雲平線に向かってまっすぐに延びる2本の線。リチャードバックの"ONE"みたい。あの2本の線に沿って飛んでいけばこの世界とは違う世界へマジカリーに抜け出るのだろうか。

案外もうすでに異次元に入っているのかもしれない。この飛行機が降りるのはどんな世界なんでしょう。

とんこつラーメンがうまい世界だったらいいなあ。いいライブが見れる世界だったらいいなあ。僕はその世界から戻ってこれるだろうか。

どんどん後ろに流れていく2本の線を前と後ろの窓から交互に見ていたら機内乗務員の女性に肩をたたかれた。飲物の時間ですよ。アップルジュース。ジュースはオレンジジュースがございます。じゃあオレンジジュース。

窓の外を見たら線はもう消えていました。

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追加更新(到着!夜です)
ふう、僕が降り立った世界はいいライブが見れる世界でした。
久しぶりな人々と再会できる嬉しい世界でした。

よし!ラーメンラーメンラーメン。

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