スロウフード
今日はやる気です。こんな時間にミルクコーヒーを飲んでいます。ペコペコと音がする薄い鍋でミルクを温めて、それにコーヒーの粉を入れます。泡立ってきたら火を止めてしゃもじで軽く混ぜてできあがり。それを急須の中に入ってるタイプの銀の漉し器で濾過して飲んでいます。すぐに表面に膜が張るので飲みにくくはあります。
そして案外濃いのができてしまうのです。
青春の旅行者が愛して止まないインドという国を旅行したときに、現地のヒトが素早い手つきで作っていたのを真似してみました。お茶に疲れたらコーヒーも悪くない。最近はちょっとコーヒー飲み過ぎですが。
さっきまで聞いていた沖縄のラジオで「スロウフード」の特集をやっていました。つまり食べ物を投げるわけです。違います。ゆっくり作られた食べ物をゆっくり食べることでゆっくり生きよう、というコトだと思います。「ファウストフード」の対極にあるとされています。
でも「ファウストフード」を作るヒトタチも最近は確実に「スロウ」を意識してますよね。
さて僕を知っているヒトは知っていると思いますが、僕にはあんまり「食」を語る資質はないです。そんな僕ですが、今日からはゆっくり食べます!良いことに簡単に影響されるのは良いことです。
僕はゆっくり食べるのが非常に苦手です。心の底から自慢ではないのですが、無意識で食事をしてヒトより遅かったことが、物心ついてから今まで1度しかありません。その1度は確か学時代に日雇いのバイトでいっしょになったヒトです。顔も名前も覚えていませんが確かに僕より早かった。
直木賞作家の誰かがテレビでインタビューに答えて言っていました。
−いつも食事はどんなものを食べているのですか?
「麺類です。時間が惜しいので噛まなくて済むなら噛まないで済むモノが好きです」
この手の気持ちになることが僕も多々あります。が、こういうのはかっこわるいので僕は今日から改めます。食事の時間は人生である。やっと気付きました。うーん、コーヒーを
早く
飲み過ぎて
ちょっと気分が
悪い。
スロウ(スローではなく)と書かれているところに少し一過性っぽさを感じるね。フウドとは書かないのか?
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