世界はせまい。
と思うときもあれば「世界は広いな大きいな〜」と思うときもある。「どこに行っても同じじゃないか」と思うときもあれば「こりゃ全然違うわー」と思うときもある。「雨かよー」と思うときもあれば「雨だよ♪」と思うときもあるのさ。
小さなころは自転車があれば果てしなくどこへでも行ける、と思う。高校卒業のころは原付があればどこにでも行ける、と思う。大学生で車。飛行機に乗って外国にも行く。大人になると、大きな目標が、日々の積み重ねの向こうに漠然とある、ような、そんな気持ちがいつもするようになって、日々を分断する旅には出られなくなる。ずっと旅して暮らせたら幸せ!とは思えない。本当は思ってるんだけど、まず漠然とした何かがクリアにならなきゃいけない気がする。
しかし、実際のところ日々の向こうにはなんにもないのではないか、なんて少しでも考えると非常につまらなくなってしまうので、僕はいつも「なんか知らんけど大丈夫」「なにやっていても大丈夫」「俺だから大丈夫」と思う。思いこまなくても自然に思ったりできるので楽である。でもまあヒトなのでどうしてもそんな風に思えない時もある。
26億円で宇宙旅行?
なんにもないなら「もういいではないか。映画でも見に行こう」と、ひっくり返ることのできるヒトに、私はなりた〜い〜。
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