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久しぶりに映画を観た。

と言ってもテレビ映画。
と言ってもタイトルも知らない。

さっきまでやっていた、ポーカーの映画。主役のヒトの名前も知らない。「グッドウィルハンティング」の男の人、かなり昔観た、「バートンフィンク」という映画で主役だった男のヒトも渋い役で出ていた。あの人はいい。

と言っても始まって4分の1くらいのところから見始めたので全部は観ていない。珍しく引き込まれてしまった。結末まですぐにわかるような話で思った通りの結末。わかりきった結末を敢えて楽しむのがハリウッド映画の楽しみ方かもしれない。実は。

今日(昨日)はなかしゅうを空港に送ってきた。(なかしゅうは元気です)空港についたらレッカー移動車が来ていたので車のところでばいばいした。去年は結構な数の友人が沖縄に遊びに来たので、空港へよく来た。仕事以外で空港に来るのはなかなかいい気分だ。出迎えるのはいい気分。フラッシュバック9を出迎えたときも、彼らにはもったいないくらいの高級車が借りることができてしまって、フラッシュがつくなり車の前で写真を撮ろうと言い出したのが嬉しかった。

去年おもしろかったのが友達を送りにいくのと迎えに行くのを同時にやったとき。さらに送られる友達と出迎えられる友達も友達という「なぜいっしょに来なかったのだ」という感じ。全員でいっしょに写真を撮った後、新たに来た友達といっしょに、帰っていく友達を見送った。(あの写真はだれが持っているのだ?)なんか得した気がしない?

もひとつは送りにいったら滑走路のはしっこに貨物船が座礁していて、帰れなかったこと。見に行ったら本当に船が止まっていた。素人目には離発着できそうに見えたのだけどそんなことはないのだろう。その友人は滞在を二日ほど延期して帰っていった。これも得した気分がする。

空港が好きな人は多いと思う。
僕は飛行機は沖縄に来るまでは日常生活にまったく入ってこなかったので、空港には縁がなかった。ので無理して誰も知らない「北九州空港」とかにたまに飛行機を見に行った。一日に二回しか飛行機を飛び立つ姿が見られないので時間は知っていた。売店が2つしかない小さなターミナルのデッキに登って飛行機を見た。小さな空港はいい。
那覇空港の国際線ターミナルは北九州空港よりも小さい。国内線はできたばかりでまだぴかぴかの四階建て。国際線はたぶん世界最小(&最古?)の国際線ターミナルなのではないだろうか、っていうくらい小さい。ここを使ったのはまだ一回きり。でも使ってる滑走路は国内線といっしょなので出国手続きをして通関してしまえば、機内に入ってスチュワーデスさんの顔を見るまではまるで福岡にでも行くようだ。ああ、異国に行きたい。

小さな飛行機もいい。
琉球エアコミューターという会社が短い離島線を飛んでいる。一番近いのが慶良間諸島の渡嘉敷島行き。たぶん20分くらいで着く。フェリーで二時間、高速船で一時間の島。乗る前に体重計に乗って右と左のバランスとれるように席が決められる(はずだったと思う)。観光遊覧飛行みたいだ。

乗ったことはない。乗ることはまずないはず。

初めて飛行機に乗ったのは21才の時でオーストラリアに長く行ったとき。
初めての海外と初めての飛行機が重なり、独りぼっちだったし、かなり緊張していた。その上、福岡空港を離陸するときに僕が想像していたスピードの3倍くらいのスピードが出たのでかなりおののいた。とても平静を装いきれないでいたので乗務員に大丈夫?と聞かれた。自分で新しい言葉を考える余裕がなかったので「大丈夫」とそのまま言ったけど両手のひらとも汗だくだった。

未だにそんなに慣れていないので飛行機は緊張する。でも嫌いではないな。

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