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2007年07月01日

 一度眠ったけれど目が覚めてしまった。

 ギターをぽろりと鳴らしたら曲が出来た。
 とてもかわいらしくて、すこしかなしい曲。

 後3ヶ月ほどで33歳になる。
 ふと、10年後にも音楽をやっているだろうかと考えてみた。

 40代になっても音楽をやっている人は本当に一握りだ。
 ましてや京都のライブハウスとかで音楽を続けている40代ってほとんど知らない。
 今後何かの拍子にどかーんと僕の音楽が売れて、日本中の人が僕のメロディーと歌詞を知ることになったら、10年後にも音楽をやっている可能性は高まるだろうか。
 そんなの関係ないのかな。

 続けるってのにどれだけの体力が必要かを知っている。
 息をするのと同じくらい大変だ。
 やめようと思ったことは一度もないけれど、いつかふと息をするのをやめるように、音楽をやめてしまうかもしれない。
 それはきっと僕の意思ではなくて、もっと他の圧倒的な力でねじ伏せられるように僕は音楽をやめるんだろう。
 
 まあ、やめる時の事を考えてもしょうがない。
 今は少しでもたくさんの歓喜の瞬間を積み上げよう。

 たぶん、10年経ってもなにかつくっていると思う。
 変なイベントをプロデュースしたり、変な雑誌をつくったり。その他いろいろ。

 さっきコンビニにビールを買いに行ったら、道端で立ちションしている若者がいた。
 じょぼじょぼと音を立てて小便をする彼を見て、それはそれで1つの表現なんだろうかと思った。
 生きている音を奏でる青年。午前3時の烏丸通り。
 なかなかいい演奏だったよ。
 まだ少し、リズムに深みが足りなかったけれどね。

Posted by kato takao at 2007年07月01日 05:04 | TrackBack
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