どうやら謎脳になっている。
謎ばかり考えていると謎脳になるのだ。
謎にまつわるイベントを山ほどやっているので、謎脳になってしまった。
しかも「作り手の気持ちが痛いほどわかる謎脳」なので、ミステリー小説や、映画をみていても大体次の展開がわかってしまう。
京極夏彦の「魍魎の箱」を読んで、これもうなんかものすごく長い小説なんですが、そしてその雰囲気や、理屈っぽさや、語られているこまやかなガジェットは本当に好きだったのですが、読んでいく中で「ああこれはこの先こうなるな」とか「お?このセリフは次の展開への布石だな」とかが全部当たってしまって、しかもこの小説最後の謎解き部分が異常に長いのに、特にびっくりすることもなく終わってしまって、本当にしょんぼりした。せっかくの名作が楽しめない。
このままではいけないと思い、これまで何度も何度も「脱出ゲームって”SOW”とか”キューブ”みたいな奴ですね!」と言われていたので、次のリアル脱出ゲームに向けてみてみようと思ったが、本当にびっくりするくらい次の展開がわかってしまって困った。特に「SAW」に関しては一緒に見ていた人に本気で怒られた。ごめんなさい。
今日はなんだか酔っぱらってしまって、夜10時には眠ってしまったのだけど3時に目が覚めた。
そして、妹から借りた「魔人探偵脳髄ネウロ」を読む。こんだけ浮世離れしていたら謎脳もくそもない。ある意味楽しく読んだ。
東京にしばらく滞在していた。
ライブではなくて、たくさんの打ち合わせのために。
本当はもっとたくさんの人に会いたかったのだけど、どうしても時間がとれなくて、限られた人にだけ会った。
東京に行くといつも思う。
この街に住んだらどうなるのだろうと。
きっとたくさん仕事があって、もっと大きくて、新しくて、厳しいだろう。
今よりずっと刺激的かもしれない。今よりもっとチャンスが多いかもな。
でも、僕はたぶん京都で生きていくだろうってのも思ってる。
うまく説明できないんだけど、東京でうまくやるよりも、京都でうまくやるほうがかっこいいんじゃないかって思うのだ。
あれは、ちょうど10年くらい前だったと思うけれど、東京でカメラマンになった女の子に「東京ってなんか俺に合わない気がするんだよなあ」みたいなことを言ったら「それは東京で生活してから言わなあかん」と言われた。
確かにそうだ。まだ僕は東京で暮らしたことはない。
たくさんの友人たちが東京に暮らしている。
みんな一度は京都で苦楽を共にした友人たちだ。
そっちはどうですか?
こっちはあいかわらずです。
それが京都で、僕はそれを内側から壊そうと思っています。
あ、そうだ。
今週の日曜日にBAR探偵でSCRAPのイベントがあります。
「BAR探偵からの脱出」
脱出ゲームとしては本当に珍しいことに、まだチケットが8枚くらい残っています。
急に二部制にしたから、まだ入れるの。
もし、日曜日の夜にお時間のあるかたはどうぞお越しください。
18:00OPEN、19:00startです。
http://blog.livedoor.jp/scraptantei/
2/20には久々のロボピッチャーライブです。
とても楽しみです。
では。
Posted by kato takao at 2009年01月19日 04:59 | TrackBack
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