昨日はなんだか殺伐とした日記を上げちゃったので、あらためてみやこ音楽祭について。
実はさっきまで西部講堂で歌ってた。
みやこ音楽祭後夜祭に出演してきたのです。
昨日のお昼に電話がかかってきて「加藤さん明日もしお時間あったら出演していただけないですか?」といわれ、「5時から打ち合わせがあるのですが何時までやってますか?」と聞くと9時までとのことだったので、行けたら行くと伝えたのですが、奇跡的にいつもは長引く打ち合わせが7時半に終わり、そのまま西部講堂に飛び込んで4曲だけ歌いました。
なんていうか。この後夜祭があったことで、今年のみやこ音楽祭はイベントとして成立したんだと思う。クリエイティブでお客さんとの距離が適切で、なにより音楽的だった。お客さんとアーティストのことをきちんと考えてあらゆるものが配置されていて、それがすべて適切に機能していたと思う。
僕は前日にライブのオファーをされたことなんてなかったから、ひょっとしていい加減なステージなのかなあと思っていたけどそんなこと全然なくて、まあすばらしかった。弾き語りとしてはここ数年で一番ぐっと歌えたように思う。今日歌ったのは、売春婦の歌、ロマンチック探偵、ちょうどいい2人、ルキアの4曲。
みやこ音楽祭ってどうでしたか?っていろんな人に聞かれたけど、僕にはわからない。そもそも出演者である僕にそんなこと聞かれてもわかんないよ。
僕らはただよいライブをしたと思う。
よいライブ。
今ある音楽を、今あるままに放出したら、今そこにあったものが揺らぐような演奏でした。
なんだかずいぶんCDが売れてよかった。
僕らが売り場に立って必死に声を張り上げたからかもしれないけれど。
ボロフェスタのスタッフがたくさんみやこ音楽祭のスタッフをやっていて、まあ7割くらいは顔を見たことある奴らだった。二ヶ月で二回も西部のイベントを手伝うのは大変だったでしょう。 お疲れ様。
そして、僕は新しい生活をしなくてはならないと思っている。
そろそろちゃんと行こう。
まず曲を作って、録音するのだ。
メロディーと言葉を吹き込んで、それを世の中に放出する準備が整ったんじゃないかと思っている。
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