嫌な事は何一つ起こらなかったけど、良い一日では決してないような一日でした。
いくつかの打ち合わせ。
前にインタビューを終えた原稿の仕上げ。
いくつかの請求書。
とても冷静であるとは思えないような思考の数々。
断片的なメロディーと歌詞が、ぐるぐる回って自分の立ち居地がいまいちわかりませんでした。俺のことも救えないくせに、何様のつもりだ、音楽め。
さて、先日書いたある匿名のスタジオに関しての日記ですが、僕の数人の音楽的友人から「あそこはいろんなトラブルを起こしている」という話を聞きました。これはしっかりと確認したわけではないので、こんなところに書いてはいけないことではあるのですが、まあ、ある地域のある匿名のスタジオに関することなので問題ないでしょう。京都市上京区スタジオ○ッシブです。○にはマが入ります。
ああ、なんか、この執念深い俺が嫌いだ。好きだ。
まあ、いいや。
今日は一度解いた逆転裁判をもう一回やりながら眠ろう。
あ、忘れてたけど、ソロライブが12月に2回あります。
よかったらお越しください。 僕に直接メールをくれるか、ロボピッチャーのチケット予約フォームから送ってくれてもとりおき予約を受け付けます。
たぶん、なんか、ものすごく新曲をやる気がする。わからんけど。やらんかもしれんけど。やるかもしれんやん。
2005年12月9日(金)
みみずくず -ひこうき雲e.p.発売記念ライブ- ”転がってホープ”
@レインドッグス(06-6311-1007)
OPEN 19:00 / START 19:30
ADV \2300 / DOOR \2800
(2ドリンク付き)
みみずくず
スペシャルゲスト:加藤隆生(ロボピッチャー)
みみずくずは大好きなバンドです。僕はオープニングアクトですが、こういうときの加藤は異常なエネルギーでオープニングをつとめることがあるので要注意です。ものすごくすべる事があるので、それは注意しておきます。
2005年12月28日
ジャイアントシリーズ
@丸太町ネガポジ(075-252-8856)
OPEN18:00 START19:00
前売1500円 当日1800円
滝が鼻温泉/シスターテイル/加藤隆生(ロボピッチャー)/プパボーンファミリー
そして、ネガポジ。
なぜか最近こっそりネガポジで歌う事が多いです。ここでは告知できないような極秘ライブがあって、それでネガポジで今年は2回ほど歌いました。
思うに、あんなにぴりぴりした場所はないな。もうそれはノスタルジックですらあるのかもしれないけど、僕はネガポジのステージの上で、何度もサンドバックのように撃たれ、なんども音楽をやめようと思い、ネガポジのお陰で(ネガポジのせいで)まあ、いまでもなんとか音楽を続けています。
その他、ロボピッチャーのライブ情報はHPにてご確認ください。
「クリスマスのロボピッチャーライブに行ったら負け組みだ」という噂がSCRAPスタッフを中心に回っているようですが、だらだらと愛だ恋だと生ぬるい場所で、一時の快楽に身をゆだねるくらいなら、ロボピッチャーのライブを見て、その中にあふれる歓喜の一瞬に触れるほうがずっと優雅で美しい行為だと僕は考えます。
負け組とか勝ち組とかの愚かなカテゴリーの中で一喜一憂するよりも、ここは一つ、未来に向かってきちんとある扉を開くか開かないかの決断を皆様におかれましてはしていただきたい。
ロボピッチャーが果たして、そのときにどんなライブをするのかは今はまだわかりませんが、少なくとも僕は、ここ数年でもっとも音楽的な存在になっており、おかげさまで、社会生活がまともに営めず、ただ、メロディーの断片と歌詞の断片を抱えて、ひどい有様になっているので、きっとその頃には、高度成長期の日本国を彷彿とさせるような、すさまじいまでの音楽的な存在となり、たかだか2000年前に作られたくだらない神話に従事する世界の人々をあざ笑い、また同時に慈しみ、満面の笑みで「メリークリスマス」などといいながら、僕は数年前に個人的な興味で調べまくったイエスキリストの陰惨な人生と、その死後に使途たちがクリエイトしたキリスト教という壮大な物語についてあたかも映像で網膜に焼き付けるような、新しい神話を提示してやろうかと思っておりますが、それにつきましては、宗教的な観念ではなく、あくまで音楽的思念においての話であり、観念と思念の間にある距離感はあくまでも自己の他者との距離感であり、僕は、今からの数週間、「壁のしみがなんだか顔に見えるよう・・・。ねずみばあさんがくるよう・・・。」というような「おしいれのぼうけん的恐怖感」と、「天上天下唯我独尊的な圧倒的個人主義」の相互的な乖離のまま生きていくのだと思われます。ああ、おれは、本当に本当に本当にいつになったら、もっとまともな言葉を獲得する事が出来るのか。
ダンボールの中にあった死体が語っているのは、明らかに未来の事であると僕は思うのです。
その未来。
哀しいだけじゃなく、美しいだけではなく。
きっと、ある寒い朝に履くはずの靴下の色合いとかが決められてしまうような、そんな散文的な話。
永遠の中の一瞬。
どこか遠い星の誰かの、間隙を縫った一瞬の思考。
思念。
今、チベットの山奥で行なわれている、その村の人達しか知らない血塗られた儀式についての記憶。
思念。その、行程。肯定。
信号を渡っているときに横断歩道の白いところだけを歩きたくなるような、白いところにこびりついている微生物だけに生きる価値があると心から信じたくなるよな、それ以外のだれにも会いたくなくなるような、
そんな、日々の記憶。
人生というカリカチュア。
精子の背負った罪悪。
原罪とはすなわち、精巣と卵巣の不貞によるものだ。
僕は、すこしおかしいな。
いくらなんでも、ちょっとひどい。
あ、思い出した。明日、SCRAPの最新号が家に届きます。
明日から配布をぼちぼち始めるので、まあ楽しみにしていてください。
ひょっとすると最高傑作かもしれません。
ひょっとすると、最低かもしれません。
まあ、そんなこんなです。
あ、それから、こんなところに書くことでは絶対にないのですが、もしこれを読んでおられましたら「もときさん」。約束の批評をそろそろ送ってください。もう一年も待ってます。
では。
Posted by kato takao at 2005年11月30日 01:26 | TrackBackクリスマスイブに、ロボピッチャーのライブに行くこと。ある意味、好きな人とクリスマス過ごすんだーと自慢しまくりです。ハッピー!
Posted by: イイヅカ on 2005年11月30日 22:18あ…
Posted by: mさん on 2005年12月05日 06:37
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