前回予告した「今月もう一枚出る僕の作品」ですが、jimamaというアーティストの「ガーリックトースト」という曲です。歌詞だけが僕です。作曲はjimama。
シングルで、3/24に発売になりました。jimamaのHPで試聴も出来るようなので、聴いてみて下さい。で、出来たら買ってみてください。
この曲はデモ音源をもらって、簡単なイメージを聞いた夜に、あっとゆうまに書き上げました。しかも、その歌詞を一字一句書き直さずに使ってくれたので、ものすごくうれしかったです。僕らしい詩と言われることもありますが、どうかな?
奇妙なスピードで時間が流れていて、うまく安定することができません。
とりあえず、僕はCDショップに足を運び、挨拶とかして「今後ともよろしく」とか「今後はよろしく」とか言ったりしています。その他、もうものすごく細かいことから大きなことまで、勝手に一人で抱え込んでプロモーション活動を行ないました。大学に行ったり、雑誌のインタビューに答えたり、ラジオ局にも行きましたし、知り合いの編集プロダクションにも挨拶に行きました。
多分、そういうのも音楽なんだろうと僕は思います。
僕の中で何かがはじけて、ちょっとした奇跡みたいに音がはじけだして、それにロボピッチャーが色彩を加えて、人前で演奏する。でも、それだけではまだ完璧ではない。それが、だれかの耳に届いて、その人の心をほんの少しでもかすったら、やっとそれで音楽なんじゃないかな。だから、一人でもたくさんの人に届くように努力するのも、音楽をやる人の仕事なんだと思います。当たり前だけど。
しかし、近所のCDショップとかに行って、ロボピッチャーは一枚も入ってなくて、でも「お・ま・せ・な女子中学生ミキ」とかいう作品は入ってて、くらくらしてしまいます。
いや、そんなことにちょっぴり傷ついてる俺もどうかと、俺も思う。でも、これは、しっかりと哀しい。俺はこの店でかなりの買い物をしてきたけど、この店は俺のことを買わなかったんだ、と思う。親友だと思ってた人に「知り合い」呼ばわりされた感じ。まあ、いいんだけど。
ところで、そんなことはひとまずおいておいて、現在のところ僕が世界一嫌いな場所は六本木ヒルズですが、(2003/9/27日記参照)今やっと世の中的に、あの建物への悪い評価が高まってきて、ほっとしています。しかし、人が一人死なないと物事の善悪が判断できないなんて、なんて愚かなんだろう。あんなに恥知らずな建物を公然と造って、そのあさましさは救いようがない。
あの醜悪な建物を造ったのが、自分と同じ国に住む人間であることを哀しく思う。そこで流れてしまった血は、いくら洗っても絶対に取れないってことを、せめて知っていて欲しい。
この度亡くなられた方のご冥福を、本当に本当に心からお祈りいたします。
では。
Posted by kato takao at 2004年03月30日 05:14 | TrackBack
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