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2001年08月19日


 今日はバンドの練習でした。4時間も歌いつづけた。

 たくさんの新曲を練習しました。僕は新曲を練習するのが好きです。ある程度出来あがった曲を練り上げるのは個々のプレイヤーだと思うし、極端な話、それは僕の仕事ではありません。ただ、メロディーを作って歌詞を作って、バンドとしてのある程度のアレンジを考えるのは僕がいちばん熱心になるときです。音楽をやってるなあと思います。もちろんそれだけでは問題もあるのだけれど。

 今日思ったのだけど、僕は信じられないくらいよい曲を書きます。
 それは自画自賛ではありません。僕にとって信じられないくらいよい曲という意味です。つまり、自分の実力以上の曲を書いているような気持ちになるのです。

 いつもライブなどでよい瞬間が訪れた時に「ああ、これが最後のよい時だ」と思います。二度とこんな演奏は出来ないし、こんなすばらしい曲は二度と書けない。
 それでも僕はその後も幸運に恵まれてすばらしい曲を書きます。いつまでこのラッキーは続くのだろうと思う。いつか僕の中の幸運は枯れ果ててたったの一字も出てこなくなるんじゃないかと思う。
 才能って簡単な言いぐさです。才能で音楽やってるんじゃない。
 だれも、本当にだれひとりわかってくれない場所でこっそり身を焦がすのです。自分のなかにあるラッキーを信じるのです。一つ一つの物事を注意深く見つめて、どんな些細なことからもヒントを受け取れるように研ぎ澄ましておくのです。
 それが楽しいことではないって、なんでわからないのかなあ。

 もう一つ言ってしまうと、曲を作るって簡単なことです。僕はあっという間に何曲でもつくれます。ほんとです。
 でも、信じられないくらいよい曲を作るにはやはり信じられないくらいたくさんのラッキーが必要だということです。

 ともあれ、もうすぐハラッパカラッパは根本的に変化して、すばらしい演奏をすることになると思います。楽しみにしていてください。バンドでのすばらしい演奏とはどんなものかを教えてあげます。

Posted by kato takao at 2001年08月19日 02:40 | TrackBack
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