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2001年08月09日


 今日は琵琶湖に花火を見に行った。すごい人だった。
 僕は花火は嫌いで、人ごみはもっと嫌いなんだけど、いくつかののっぴきならない理由としがらみで見に行きました。

 花火はきれいだった。文句なくきれいだった。
 どんなにつまらないことでも純粋に一つの方向を目指したら、それは何がしかの結果を導く。音楽だって一緒です。

 夏の夜空に花火が上がって、隣には浴衣の女の子がいて、手にはビールを持っていて、少し風が出てきて、花火が湖にうつる。音がビルを反射して何度も聞こえてくる。15、6の男の子がタバコを吸いながらはしゃいでいる。煙がゆっくりと空に伸びる。僕は少しだけうれしい。まるで幸せみたいな風景だな、と思う。

 その後庭でバーベキューをした。歌ってくれとせがまれたけど歌わなかった。お肉をたくさん食べた。ビールを飲んだ。蚊にさされて、キンカンをぬった。ひやりとした。

 またたくさんの人達の話を聞いた。いくつかの意見を言った。
 
 帰って曲の歌詞を作ろうとしたけど出来なかった。結果としてものすごく混乱した。手当たり次第に電話して慰めてもらおうかと思ったけど、直前で全部踏みとどまった。眠れなくてしんどくて、ベッドで横になっていたら泣き出してしまいそうだった。

 長い夜です。今AM4:24だけど、まだまだ終わりそうにない。永久にゼロの線には触れない反比例のグラフのように。
 あ、でも今AM4:26になった。大丈夫。うん。大丈夫。

 それでじゃ(造語)。

Posted by kato takao at 2001年08月09日 04:33 | TrackBack
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