岡山県総社市でタイトルの展示を見に宝福寺へ行きました。
宝福寺といえば雪舟。
岡山に生れながら初めて宝福寺を訪れましたが、とても美しいお寺でした。
寺院や茶室で開かれる現代美術展は過去にも数回体験したことがありますが、作品と寺院建築がどのように溶け合うのかというのが私なりの観覧上の大きなポイントのひとつになっています。それぞれがどのように場所を共有しているのかという「調和」について。そして何をもって「調和」と判断するのかということについて。
というのも、過去に見てきた展示にはあまりにも寺や茶室の佇まいにのみ込まれてしまっているものを数多く見てきたからです。それは寺から受け取る畏怖を前に立ちすくんでしまった結果ではないのかと。必要なのは今一歩前にでて、もっとその場所を知ることが重要だったのではなかったのかと。
「心のひだ・きびの美術」には調和が在り、寺の借景とその光に溶け込む作品たちは美しく、作家のひとにぎりの挑戦を感じることができました。
またあらためて宝福寺を歩いてみたいです。