近所の小さな医院で『手術といってもそんなおおげさなものじゃありませんよ』と言われながらひさしぶりに歯の治療を受けました。治療の規模が大きかれ小さかれ、切って縫うと<手術>になるのだろうか。かなり長い間、口を開けていました。30分ぐらいたった頃に「もしかして赤い自転車持ってませんか?」と先生に聞かれ「あっ。ひーひゃいやふれすか?(小さいやつですか?)」と口を開いたまま答えました。どうも先生はまったく同じ自転車(色は白だそうですが)を持っているみたいで、その同じ自転車を乗っている自分を近所で何回か見ていたそです。自転車話に花が咲く。
歯医者さんは患者との不自由な会話に慣れているんだろうなぁ。
『あれ(自転車のこと)速いですよね。』「はーいれふれ(はやいですね)。」『ちょっとブレーキのききがあまい感じがしませんか?』「あー、あうぇろひろかひをつれたほーはいひれふお(雨の日とか気をつけた方がいいですよ)。」『あっ。私、雨の日に一回転しました。』「(笑)」『かわいくて小回りもきくんですけどねぇ。』「えー(ねぇ)。」『・・・はい。では切りますからねー。おしゃべりはここまでですよー。』「・・・・(自分からふってきたくせに)。」
nakashu* 金曜日 22:00 | TB