先日、ながらくアマゾンにリストアップ(ウィッシュリスト機能ってやつですね)しておいた本を、宜野湾の古本屋でみつけることができた。古本の楽しさの一つに、以前の読者の書き込みに出会える事があります。その人にとって重要であると思われるマーキングやちょっとした感想・疑問の書き込みを丁寧になぞっていると、その本の二人目の作者の姿がぼやっと浮かんでは消えたりするようで、なんともいえない味わいがあったりするのです。最後のページに、読書開始・終了の日付に並んで読者の氏名が達筆で記されているのを目の当たりにした時なんかは「二人目の作者」というより、「二人目の著者」という方がしっくりきてしまう気がしたり、、、。
古本屋ではソンタグの「他者の苦痛へのまなざし」を購入しました。戦争写真とそれを見る側の不可解な(不可解と思われている)距離についての論考。二人目の作者は不在でしたが、今回僕がそれになりうる可能性大です。おそれおおくも。
nakashu* 木曜日 01:49 | TB第二の著者・・・わかります、その感覚!!
洋書の場合、ポイントにアンダーラインがあって、そこを読むと手っ取り早いとか・・・あと著者からの手紙がはさんであったり・・・そんなのに出会うとうれしいね。
図書館の廃棄本もうれしいのがあります。借りた日のスタンプがあって、どれだけ読まれたかが分かったりして・・・
きれいな本もうれしいのですが、
第二の著者もうれしいね。
あぁ、そうそう廃棄本もいいですよねぇ!
自分も手紙が入ってたことあります。大正生まれの女性の方でした。なかなか投瓶的な行為ですよね。メッセージ・イン・ア・ボトルみたいな感じで。
となかしゅうは伝えたい。2006年03月22日 23:13