2005年12月19日

from canada

カナダに暮らす御夫婦より、ひと足はやいクリスマスプレゼントが送られてきました。包みを開けると木製の置物が入っていました。流木に着色が施された「じゃがいも」の置物。僕はすごく大喜びして、さっそく宝物棚に飾ることにしました。カナダでもオーロラは見えるのかしら。いつかカナディアンシールドで大きな作品つくってみたいなぁ。 

ARIGATO !!

canada-p.jpg

※追記(12月21日)※
以前、そっくり(姿・手触りともに)な木を拾っていたことがあったので「間違いない」と思っていたのですが、後日届いたEメールより流木ではなかったことが明らかに(!)。以下、この「じゃがいもさん」について丁寧な説明が記されたメールからの引用であります。

---
 素材(木球の)はギターのボディーの素材としてよく使用されるスプルース(「えぞまつ」の類)です。そして、球体なのは根に形成された「こぶ」を加工して作ったからです。「こぶ」と言えば聞こえは悪いですが、その「玉杢」と呼ばれる独特の木目が賞玩の対象となるので、骨董好きな人には花台やお盆に珍重される素材としてよく知られています。

 通常樹木の「こぶ」は、菌類(平たく言えばキノコ)が樹木に進入した際、何らかの理由で植物ホルモンのバランスが崩れ細胞が増殖し形成されるそうです。幹に見られるのが一般的ですが、この「こぶ」はまるで野菜(蕪?)が生っている様な状態で、半分が土の上に露出しているのを発見しました。
---

その「こぶ」を切り離して作ってくれたものでありました。
完成までには1ヶ月以上の時を要するそうです。


nakashu* 月曜日 21:41 | TB