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September 29, 2003
ジャケ買いしたり、友達に薦められた、よく知らないアーティストについて、
インターネットで検索してみると、よく引っかかるページがある。
新しい情報をもたらしてくれて、まあ便利なものではありますが、
しかし、これがまた謎を呼ぶような記述があって、混乱してしまう。
「ヘヴィ・メタルという用語は、アメリカの音楽ライターWilliam S. Burroughsが使い始め、」
「イギリスのアイアン・メイデンやデフ・レパードは、『英国ヘヴィ・メタル界のニューウェイヴ』」
むむむ・・・バロウズって音楽ライターだったのか。NWOBHM を日本語に訳してしまうなんて新鮮!!
メタルでランキング(何の?ダウンロード?)1位は limpbizkit。BURRN! 系のヒトには違和感があるかもしれないけど、これもいわゆる一つの Nu Metal 系ということで。
そしてメタルのサブ・ジャンル。カッコ内はランキング1位のアーティスト。この定義はアメリカで作られとるのかな?
> オルタナティヴ・メタル(Linkin Park)
オルタナティブ音楽は、本来の意味を無視して、長い間、時代のメインストリームにいる。意味合いとしては、(80年代的ではないという意味で)90年代以降の主流ってことなのかなぁ。音楽的には脈絡のない時代だと思うけど。
Linkin Park はヒップ・ホップとメタルの融合ですかね。ANTHRAX と違うのは、メタルもヒップ・ホップもあの頃とは違うってことかな。
> ブラック・メタル(Children of Bodom)
チルボドをブラック・メタルと呼んじゃいますか。三重の SABBAT はブラッキング・メタルです。UK ハード・コアの大御所、Extreme Noise Terror も 10位にランク IN。最近の ENT は、デス・メタル化した NAPALM DEATH そっくりですけどね。
> デス・メタル(Slayer)
SLAYER がデス・メタルか。わからんでもない。が、違和感ある。CARCASS がカルカスと表記されている。
> ドゥーム・メタル(Black Sabbath)
これは元祖ってことで、妥当かな。でも 1st の1曲目以外はそんなに暗くないし、むしろポップなブルーズ HR という趣。トニー・アイオミのアコギの響きがいいんだよねー。トニー・マーティン時代は、もっと洗練された HR になる。
> ファンク・メタル(limpbizkit)
ということは今のメタルの主流は、ファンク・メタル? MOTHER'S FINEST じゃないのね。LIVING COLOUR でもないし、 もちろん EXTREME でもない。ELECTRIC BOYS だなんてもってのほかだよー。
> グラインドコア(Napalm Death)
グラインドっていいよね。 BRUTAL TRUTH とかね。初期 CARCASS とかしびれますよね。そういえば SxOxB が復活しましたね。鳥肌が立ちますね。
> ニュー・ウェーヴ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィ・メタル(Iron Maiden)
NWOBHM。この言葉が作られてから、もう25年(四半世紀)近く経とうとしているのに、いまだに IRON MAIDEN を語るときには用いられる。70年代後半から80年代前半のイギリス、NWOBHM の嵐が吹き荒れるころ、IRON MAIDEN みたいなバンドは他にいなかった。だいたいハード・ブギーなやつらか、ポップなやつ、プログレがかったやつ。そんなに目新しい音楽ではなくてリバイバル+α。
> ポップ・メタル(Whitesnake)
80年代 MTV のヘヴィローテーションで成功したという意味か。3位に MEGADETH が入っててビックリ。8位には STRYPER の名前があって別の意味でビックリ。忘れられてなかったのね。
> プログレッシヴ・メタル(Metallica)
はぁ(´へ`;)。このバンドこそいまやオルタナティブ・メタルでは?!
オーケストラと共演しただけでしょうに・・・。しかもそのアイデアは、それほど進歩的ではない。と思う。METALLICA の曲をチェロの四重奏にしてしまったAPOCALYPTICA は斬新だった。が、すぐ飽きた。
> ラップコア(limpbizkit)
ファンクもラップも一緒すか。「アンスラックスやメタリカに代表されるようなメタル勢がクロスオーヴァーを試みたことから始まった。」って、メタリカがどんなクロスオーヴァーしまっしたっけ?今の時代、オルタナティブ・メタルと同義ですか。
> ストーナー・ロック(Queens of the Stone Age)
サザン・ロックとか、ヘヴィなブルーズ・ロックみたいな感じかな。
> スラッシュ/スピード・メタル(Metallica)
そりゃないぜ!昔の METALLICA だったら間違いないけどな。10位に SCORPIONS が入ってて、椅子からずり落ちた(伊藤正則風)。
> ジャーマン・メタル(Helloween)
そりゃそうだ。80年代後半から、ドイツのメタルといえば HELLOWEEN だ。HELLOWEEN スタイルのバンドは山ほどいる。それだけに「Keeper Of The Seven Keys Part 1」アルバムは多大な影響力をもった名作といえましょう。そしてこのアルバムの最初の2曲は JUDAS PRIEST の「Screaming For Vengeance」の流れを踏襲しており、基本の上に新しいアイデアを追加して再構築しているという点で、めちゃめちゃ正統派なんですよ。
「ボーカル急募 当方、東京を拠点に活動するジャーマン・メタル・バンド 英語で歌える方。」こんな広告を見たことがあります。メンバーは全員、日本人だったみたいです。
10位に UFO が入っててまたまたビックリ。ドイツ人のギタリストがいただけでしょ。VOW WOW がブリティッシュ・ロック、LOUDNESS はアメリカン・メタルになっちゃいますね。STATIC X はジャパメタ。FREE もだな。
> 北欧メタル(Yngwie Malmsteen)
へぎゃぴぃ〜☆。って意味はないんですけど、「地名+メタル」ってむずかしいですね。RAVEN はイギリス出身だけど、その後アメリカに移住して、今はドイツだっけ?インターナショナル・メタル?ワールド・ワイド・メタル(WWM)?
北欧メタルって言うと、EUROPE の "Seven Doors Hotel"みたいなのを言うんだろうなぁ。きっと。
長くなって疲れた。
ほぼ日手帳買おうかな。
September 24, 2003
知ってます?エレクトロ・ポップです。
メタルな僕が何で?っていうかというと、
MEGADETH から MINISTRY を知って、そこからインダストリアルに入って、
DIE KRUPPS とか KMFDM を聞くようになって、そこから DEPECHE MODE、ERASURE、PET SHOP BOYS みたいなのも好きになりましたね。
チンプンカンプンですか?
それはさておき、これはその DEPECHE MODE の中心人物、マーティン・ゴアのソロ・アルバム「Counterfeit 2」です。
01. In My Time Of Dying (trad.)
02. Stardust (David Essex)
03. I Cast A Lonesome Shadow (Hank Thompson)
04. In My Other World (Julee Cruise)
05. Loverman (Nick Cave)
06. By This River (Brian Eno)
07. Lost In The Stars (Kurt Weill)
08. Oh My Love (John Lennon)
09. Das Lied Von Einsamen M dchen (Werner Heymann)
10. Tiny Girls (Iggy Pop)
11. Candy Says (Lou Reed)
(01)は LED ZEPPELIN もやってました。あとは(05) METALLICA も。
それらとは全然違った雰囲気ですね。当然のように。
カヴァーの仕方が違うっていうのは、原曲のイメージのとらえ方の違いなんでしょうか。
同じ曲でも、歌メロがすきなのか、全体の雰囲気がすきなのか、音のつくりがすきなのか。
このヒトは歌メロに重きを置いているような気がします。
叙情的というか、繊細で浮遊感のあるというか。
僕の全くの空想なんですが、映像にすると、モノクロで取ったくもの映像の早回し。
そんな雰囲気です。
September 23, 2003
ちょっと古くて1997年の作品なんだけど、こんなのはどうですか。
PAT BOONE「In A Metal Mood」、メタル気分のパット・ブーン。
メタルの名曲をビッグ・バンド・スタイルにアレンジして、パット・ブーンが歌うという企画。
01. You've Got Another Thing Comin' (JUDAS PRIEST)
02. Smoke On The Water (DEEP PURPLE)
03. It's A Long Way To The Top (AC/DC)
04. Panama (VAN HALEN)
05. No More Mr. Nice Guy (ALICE COOPER)
06. Love Hurts (NAZARETH)
07. Enter Sandman (METALLICA)
08. Holy Diver (DIO)
09. Paradise City (GUNS N'ROSES)
10. The Wind Cries Mary (JIMI HENDRIX)
11. Crazy Train (OZZY OSBOURNE)
12. Stairway To Heaven (LED ZEPPELIN)
定番といえば定番ですが、(8)とか意外な選曲じゃないですか?
(5)は SPARKS がオリジナルだろ!といってわかる人はいないですよね。
なんだかんだいって、アレンジも演奏も一流どころがやってますし、BGM には面白い1枚でしょう。
(2)にリッチー・ブラックモアが参加してるんですけど、(4)でパーカッションに参加しているシーラ・Eの名前を見つけたときのほうが、心拍数は上がりました。
この系統でいってですね、「Metal Rules」というメロコア系のバンドによるメタル・トリビュート・アルバムがありまして、そのなかで THE NEW MORTY SHOW がやっている POISON の"Unskinny Bop"がスィングになっててメチャメチャかっこいいです。
POISON っていい曲かいてるんですよ。ポップなロックンロール。
それからJUMPIN' JIMES がやってる W.A.S.P. の"I Wanna Be Somebody"も。スィングというかロカビリーというか、そんな感じでかっこいい。
他に「Metaliska」っていうスカコアのメタル・トリビュートもあるけど、あまり上手くなくてイマイチ。
秋ですね。
秋といえば、食欲の秋、読書の秋。
僕の場合、スポーツの秋はない。好きじゃないから。
それでも、最近からだが重くなったなぁと思って、懸垂をやって、体重と体脂肪率の変化を眺めたりしています。
ダイエットというわけではないけど、ちょっと気にしてる。
だから最近は大食いもしないし、おやつのシュークリームも食べなくなった。
お酒を飲む量もぐんと減った。
僕の相方はお酒を飲まないし、好き嫌いが多いので、共通点を探っていくと、和食とか結構ローカロリーになったりする。
でも食欲の秋だから、という理由をつけて、いろんなものが食いたい。
秋じゃなくても、読書は日常的にする。かなり乱読気味だ。
うちの本棚をみると、ばらばらで全然系統だっていない。
文学の流れとかには無頓着だから、作家とかタイトルで目にとまったものを選んで買うからだ。
そんな中で最近読んで、衝撃的だったのが、鈴木光司の「現在(いま)を生きよう」だ。
「リング」の作者、という認識だけで、内容も確かめずにかった文庫だ。
エッセイというかなんというか。伊丹十三のエッセイほどではないけど、そのマイペースぶりはショッキングだった。
成功した人間だからこそ許されるであろうメッセージの数々。読みながら「はいそうですか」とはあまり思えない。そんなことを自信たっぷりに語ってるから、ひいてしまうのだが、共感できることも少なくない。
スマートに生きようとか、未来は明るいとか。
ヒトに言われなくたって分かってる。
昔の自分より今の自分は幸せだし、そして、やがて来る未来は明るい。
+
どんな相手でも500回セックスをすると飽きてしまうという、「セックス500回説」というのははじめて聞いた(笑)
いちいち数えとられんが、ほぼ毎日したとして2年弱?