" /> miz氏のmetal stance music review: February 2003 Archive

February 24, 2003

イベントの方も、無事、大成功に終わりまして。

来ていただいた皆さんありがとうございました。

Hip Hop には全くもって疎いんですが、スクラッチやラップのライブは、なかなか衝撃的でイイものを観れたという感じです。
新しい世界に出会うときは、(実際にその質の良し悪しは分からなくても)、新鮮な感動というものがあるんですね。
こういう機会を与えてくれた友人と、30になっても好奇心を持ちつづけて感動できる自分に感謝。

一番好きな音楽は昔もこれからも、HR/HM なんだろうけど、世の中にまだ聴いたことのない音楽が山ほど存在して、
また生まれつづけて、再構築されているということを考えたら、眠ってる時間も惜しいくらい。
レコード屋(本屋でも)に行ったらドキドキして嬉しくなります。この時ほど、お金と時間が欲しいと思う時はないんじゃないかな。
オタクですよ。ネクラなんです。たぶんカワイイ女の子にでも、これほどの情熱はかけないでしょう(笑)。
ニック・ホーンビーハイ・フィデリティの主人公のようだと言われて、みんな納得。

いやなことがあったり、落ち込んだりした時はレコード屋に行きます。今はCD屋と言わないといけないのか。
こないだ、どこかのバーで常連の客と、レコードを開けたときの独特の匂いって子供の頃を思い出すよね、って話になって、
そうですね、僕も中学生の時に少ない小遣いで何とかレコードを買ってた頃を思い出しますよ。
神経質にほこりを取ってみたり。スプレーかけたり。

学生時代にCD屋でバイトをしてた頃は、毎日楽しかったですよ。
毎朝配送される商品のダンボールをあけ、伝票と突き合わせてチェック。
僕は店長に内緒でマニアックなCDをこっそり仕入れていたので、他の人にチェックされるとまずいのです。
で、陳列も僕が。
で、それがボチボチ売れていくのが楽しいという、暗い青春。

学生の頃までは、周りにバンドのメンバーもいれば、音楽を聴く時間もたくさんあったし、
どっぷり音楽漬けだったなぁ。
それが今じゃあ、周りに音楽の友達はいないし、時間も限られてる。
生活に追われてるわけじゃあないけど、あの頃とはちがうなぁ。

とおもって、日記代わりのスケジュール帳を見る。
じゃん!2002年ライブにいった記録です。

1/10 RACER X
1/12 MR.BIG
2/5 hi*limits
2/10 ちえみジョーンズ
2/15 OZZY OSBOURNE
4/20 hi*limits
5/10 PFM
5/25 hi*limits
6/9 D.R.I.
6/20 ANGRA
7/4 HAREM SCAREM
8/22 アナログ
9/5 DEEDS
9/7 ちえみジョーンズ
9/8 ちえみジョーンズ
10/13 ラヴァーフェニックス
10/17 三宅ノブヤ(?)
11/5 21 CENTURY SCHIZOID BAND
11/24 GARMARNA
11/25 DEF LEPPARD
12/6 絵はがき(featuring 永井真理子&尾藤イサオ)
12/8 YNGWIE MALMSTEEN
12/8 JOHN ZORN
12/14 life
12/15 HIGH RIZE
12/29 hi*limits

頑張ってるなぁ。おれ。
注目すべきは、12/8。生まれて初めてライブのはしごをしました。
東京ならではの1年。楽しいなぁ、東京生活。

Posted by miz at 07:23 PM | TB | コメント(0)

February 23, 2003

Q - QUIET RIOT

起き抜けに、テレビをつけたら、アメリカで火事?のニュース
なぜか僕の好きなミュージシャンがインタビューに答えている。
コンサート会場で事故があったらしい。パイロが原因で、会場が燃えたらしい。
ギタリストが行方不明らしい。見つかるといいけど。

日本のニュースでは、「80年代に人気を博した」とか書かれてて、
悲しい気持ちになったりするけど、日本では全く話題になってない模様。
アメリカの掲示板を見ると、こんな大惨事なのに、時代遅れのバンドだからか酷いことを書かれてたりして、もっと悲しい。

そんなに80年代のメタルってだめなの?って思ったりして。誰もダメだなんて言ってないけど。被害妄想。
無責任に掲示板に書き込まれた言葉なんて気にしても、しかたがないからすぐ忘れるけど。

80年代のバブル景気で(?)レコードは濫造され、いまいちなバンドのレコードもメジャーから出てた。
だけど、数打ちゃあたる、じゃないけど、その中には大ヒットを出すバンドもいれば、
隠れた名曲を残してひっそりと消えたバンドもいました。
それからもうひとつ、当たったのにひっそりと消えたという、妙な感じなんですが、そんな感じの QUIET RIOT。

QUIET RIOT は全米 NO.1 を出しながらも、ヒット曲がカヴァー曲であったり、
その後のヒットが続かなかったり、今ではMTV世代の人の記憶にかすかに残る程度じゃないでしょうか。
初期メンバーに、あの故ランディ・ローズ(OZZY OSBOURNE BAND)がいたということが話題にもなりました。

偏屈な僕が敢えて代表曲をはずして選ぶ1曲は、
1983年発表の「Metal Health」アルバム収録の、"Slick Black Cadillac"という曲です。
ポップでノリのいいロックンロール。SWEET とかイギリスのバンドがすきなんだろうな、ここの人は。

Posted by miz at 01:28 AM | TB | コメント(0)

February 18, 2003

P - POISON

誕生日も過ぎまして、おかげさまで三十路。
そんな誕生日の週末はライブ。今年はちゃんと観れました。

MR.JIMMY(Tribute To LED ZEPPELIN)

'77年のセットだったそうです。ボーカルがとにかくすごいですよ、
このバンドは。
シナモンよりももっと有名になってもいいのでは。

GEORGIE PIE

日本のレイボーンとか言うヒトもいますが、ここのギターはすごい。
早いフレーズも織り交ぜながら、スライドも小気味よく。

週末に立て続けに2本のライブを観て思ったのは、やはりエンターテインメントとしてのロック、
というかヘヴィユーザーでなくてもわかるキャッチーさって大事だなと。
どちらのバンドもテクニック的に巧い!
しかしそれに加えて、ステージ上の存在感というか、見せ方っていうか、そんなところ。
2つともスゴク良かったですよ。皆さんもぜひお試しを。

僕が中学・高校生のころに、かっこいい!って思ったのが、L.A.GUNS と POISON という2つのバンド。
L.A.メタル全盛(末期?)にあって、黒ずくめのL.A.GUNS とケバケバしい POISON。両極端。

共通点はギター雑誌で特集されるほど巧くはないけど、キャッチーなハード・ロックを書いて、
キャッチーなギターソロを弾くところでしょうか。(トレイシー・ガンズはある程度巧いけど。)
特にギター初心者だった僕は POISON に入りやすかったっすね。俺でも出来そうで(笑)。
POISON のギタリスト、C.C.デビルはほんと下手ですよ。ソロ弾かせたらヤバイですよ。
それなのに、延々ギターソロを弾いてしまうあつかましさ。
でも、あのポップなロックンロールってのは彼の味だし、今でも大好きです。
とか言いながら新譜まだ買ってないんだよね。

偏屈な僕が敢えて代表曲をはずして選ぶ1曲は、
1993年発表の「Native Tongue」アルバム収録の、"Body Talk"という曲です。
C.C.好きといってるくせに、リッチー・コッツェンの時代の曲です。
これの何がイイって、リッチーがソロでやったらもっと切れがよくて、ファンキーになるだろうところを、
POISONのメンバーがやると、ちょっとユルめになっちゃうってところ。
さびのポップ感もボーカルのブレットならではだし、このミックスがいいんじゃないかと。
--
忙しさのあまり告知するのを忘れてました。
何故か HIP HOP のイベントやります。

それから HANOI ROCKS 好きなヒトがいたら・・・
2/21 新宿厚生年金のチケット、1枚あまってます。
2階の後ろだけど。

Posted by miz at 02:04 AM | TB | コメント(0)

February 05, 2003

O - OZZY OSBOURNE

10日後に誕生日を迎えるmizです。
今年は何かいいこと起こらないかな。って、また THE PAN の "ハミング" に流れていってしまいそうです。

去年の誕生日は、武道館で OZZY OSBOURNE のライブを見に行く予定だったんですが、
当日の夕方に仕事のトラブル発生。で、結局行けず。
無駄にしたチケットは、アリーナの10列目だったんですよ・・・

元 BLACK SABBATH で、80年代のアメリカでのメタル・ブームの中心的存在(もうひとつは JUDAS PRIEST)、
しかしメタル低迷の現在(とはいえ巨大なマーケットではありますが)においても、その人気ぶりはすごいですね。
「オズボーンズ」でさらにお茶の間に接近。
ペプシのCMにも出演してます。バカっぽくて好きです。

偏屈な僕が敢えて代表曲をはずして選ぶ1曲は、
1983年発表の「Bark At The Moon」アルバムの US ヴァージョン(!)収録の、"Spiders"という曲です。
現在日本で発売されている CD にはボーナス・トラックとして収録されています。
一時期 "Spiders In The Night" と表記されていましたが、また "Spiders" になっています。
LP 発売当時は、US 盤はこの曲が入る代わりに、日本盤の "Slow Down" が外されていました。
"Slow Down" は明るめのハード・ポップ的な曲ですが、"Spiders" は怪しい感じのダークな曲です。
日本とアメリカではこんな嗜好の差があると思われていたんじゃろうね。たぶん。
"Spiders" の怪しげなアルペジオを聴くと、Jake E. Lee (G.)やるなぁ。と僕は思うんですが、
オジー好きで有名な(愛犬の名もオジィ)元 508 のベーシストの N 友君は「何でこの曲なんですか?」
と憤慨するんだろうなぁ。

Posted by miz at 10:56 PM | TB | コメント(2)


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