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2016年10月02日

8月28日

最近の僕は幸せについて考えている 世界中のみんなを幸せにすることじゃなくて
たった今この僕を幸せにする方法 そんな方法なんてないのかもしれないけれど

僕は今ずいぶんいろんなものを持っている それに伴ってどんどん空洞も増えていく
満たされない飢えた狼みたいになって そのうち君に噛み付きそうだぜ

最近の僕は失うこと恐れている 今持ってるものを失うことを恐れてる
僕はすでに今ずいぶんいろんなものを持ってるのに それを失うことも怖いらしいぜ
もともと何も持ってなかったくせに 持ってなかったときのほうが幸せだったくせに

さあ世界を変えなくちゃ こんな俺にぴったり合うサイズに
さあ世界を変えなくちゃ もし君が俺みたいだったときに世界が君にやさしくなるように

最近の僕は幸せについて考えている たった今この俺だけが幸せになる方法を
お金ではなんにも買えないこの世界で いったいどうすれば幸せになれるのかを

自分を特別な人間だと思ってなんていないんだ 特別な人間になりたいと20代の頃は思っていたけれど 
でも自分を特別でないと思えば思うほど 世界との距離が開いていくような気もするんだよ
いっそ自分が特別だと思っちゃったほうが簡単なのかもしれない。
そうすれば「あなたはなぜ成功したのですか?」っていうインタビューにも不愉快にならずに答えられるのかも。

さあ世界を変えなくちゃ こんな俺にぴったり合うサイズに
さあ世界を変えなくちゃ もし君が俺みたいだったときに世界が君にやさしくなるように

オリンピックでメダルを取って、カメラの前で泣き叫ぶ彼や彼女たち
僕は彼らがうらやましい 「肉体」というわかりやすい下り坂が用意されている彼らがうらやましい。
普通一般の僕らの下り坂は誰にも気づかれないうちにはじまって
いつの間にか急な坂になり まっさかさまに落ちる直前に気づく。
どこで間違ったのかなんてわからない。ひょっとしたらもう間違っているのかも。
だから僕はいつも思うのです。いつでもすべて捨ててしまえるように。
最悪あの京都の木屋町通りで、弾き語りからやり直せばいいじゃないかと。


さあ世界を変えなくちゃ こんな俺にぴったり合うサイズに
さあ世界を変えなくちゃ もし君が俺みたいだったときに世界が君にやさしくなるように


さあ世界を変えなくちゃ こんな俺にぴったり合うサイズに
さあ世界を変えなくちゃ もし君が俺みたいだったときに世界が君にやさしくなるように

Posted by kato takao at 2016年10月02日 03:33 | TrackBack
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