今日は久しぶりにSCRAP以外の会社が作っている謎解きイベントに参加してみました。
二つの場所に行ったのだけど、一つはすばらしく面白くて、もう一つは吐き気がするくらいつまらなかった。
でも、その差がなんなのか明確ではない。
難易度や、演出や、システム以外の根本的な何かが決定的に違った。
人が作ったものを体験するのも参考になるなあと本当に久しぶりに思った。
リアル謎解きゲームでははじめてそう思ったかもしれない。
時間について考えている。
SCRAPが作るリアル脱出ゲームは1時間閉じ込められて2800円ちょっとかかる。
アジト系だと10人閉じ込められる。
ヒミツキチ系だと60人から300人程度。
スタジアムでやるときは1000人から3000人まで。
一時間みっちり謎解きをして、物語を体感するっていう枠組みは、たまたまなんとなく6年以上前に作ったリアル脱出ゲームがそうだったからそのまま継承されているけれど、特に深い思索の上そうしたわけじゃない。
だから、いつかきちんと時間について考えつくしてみたいと思っていたのだけど、最近これは一時間って結構ベストなんじゃないかと思いはじめている。
リアル脱出ゲームセンターという、ゲームセンターで展開しているリアル脱出ゲームは、10分のものが結構あるけれど、コンティニューが前提にゲームバランスが作られている。
でも、リアルゲームのコンティニューはデジタルゲームコンティニューよりもずっとハードルが高い。
コンティニューしなくても最高の物語体験がないといけないし、もしコンティニューさせたいのなら、させるだけの明確な理由が必要になってくる。
その理由は「もう少しやれば楽しくなる」とか「もう少しやればクリアできるから」ではダメだ。
もっと明確な「続けたくなる理由」が必要だと思う。
それを見つけないとな。
時間をどう区切るか。
料金設定をどうするか。
そこから生まれるシステムってなんだろう。
1時間2500~2800円っていうなんとなく作ったシステムがあまりにも的を得ていて、なんとなく6年間も続いてきたが、まずはこの辺から改革していかなくちゃなあという気持ちが強くある。
何かご意見などありましたら、こっそり教えてくださいませ。
時間に関してですが、やはり1時間という時間がベストだと感じます。
シチュエーションや設定に応じて多少の変化はあっても、プレイしている側としては適度な緊張感も保たれ、何よりゲームに集中できる丁度いい時間ではないかなと思っています。この物語の先はどうなっているんだろうと思える時間が、また遊びたいに繋がるのかなと。これが長くなれば長くなるほど、苦痛になってしまいます。(あくまで、個人的にですが)
また料金に関してですが、アジト系は、本当にカラオケに行くようなイメージでふらっと遊びに行きたいので、1500円から2000円くらいが理想かなと思います。初めての人も、もっと行きやすくなるはずです。ヒミツキチ系、大型会場系に関しては、特別感が強い公演、そこでしか出来ない公演・ライブ感があり3000円くらいでもあまり高いとは感じませんでした。
以上、長文失礼致しました。
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