なんば地下帝国からの脱出のデバッグや、うだつのあがらない勇者からの脱出のデバッグなどありつつ、進撃の巨人の脱出ゲームの司会のために大阪に行ったのに、ウィルス性の胃炎でぶっ倒れて直前でキャンセルしたり、頼まれていたちょっとした原稿を書いたり、クリエイティブサークルの面接をしたり、友人の結婚式で司会をしたり、リアル脱出ゲームTVの謎を作ったり、社員と遊んだりして暮らしている。
相変わらず楽しくて、ちょっぴり切ない日々だ。
ツイッターにも書きましたが、祖母が昨日の朝逝去しました。
たくさんの方から「最後に挨拶ができてよかったですね」と言ってもらいなんだかうれしかった。
明日からしばらく京都に帰ります。
きちんとさようならをいおう。
おばあちゃんが死んだっていうメールが来たときは、覚悟もしてたからそこまでびっくりするくらい落ち込んだってわけじゃなかったけど、やっぱりずっとじわじわかなしい。
ふと夜中に誰かに電話をかけたくなったり、誰かにそばにいて欲しくなったり。
仕事が手につかないってほどじゃないけれど、やっぱり少し集中力は下がってる。
一度だけおばあちゃんと二人で旅行をしたことがある。
相当小さい頃。
五歳くらいかなあ。
おもちゃを買ってもらったり、お菓子を買ってもらったりした。
何で二人だったんだろう。
明日母親に聞いてみよう。
極彩色の毎日の中で、ふと五月の風に気づいたりする。
すれ違う女の子のスカートがふわりとゆれて、街路樹がかすかな音をたてる。
僕は少しだけ前かがみで歩く。いつもよりゆっくり歩く。
そんな時、自分の中の深い部分がずいぶん疲れていて、ずいぶん飢えていることに気づく。
切り裂いてやろうと思うのだ。
傷跡も残さないくらい鮮やかに。
まだ誰も見たことのないやり方で。
おばあちゃんにお別れを告げたら、新しいことをはじめよう。
それは遊びの未来だ。
今ここにある退屈への宣戦布告だ。
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