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2014年04月02日

確かあれは1997年。
22歳のときに僕は「飛べない高さを飛ぶシューズ」という曲を作った。
出来たときあまりに興奮して当時の彼女に電話して、電話口でギターを弾いて歌った。
その曲の歌詞に以下のようなフレーズがある。


長い時間を生きてきた男がその人生を語る
次のバスが来るまでにすべて語り終えている


僕はこの歌詞を書いたときに「そんな人生はいやだな」という気持ちで書いた。
たった数分で語りつくせちゃうような人生にはしないぞ!みたいな決意も込められていたかもしれない。

でもさっきふとこの曲のことを思い出して口ずさんでみて、「その人生最高やな」と思った。
自分の人生を短い時間でいい終えることが出来るほど、ぶれない生き方をしたってことだ。

「どんな人生でしたか?」って聞かれて
「面白いものをつくって、げらげら笑って、げらげら笑わせて、それだけでした」
とか、そんなふうに言ってみたい。

作ってから17年も経って、俺にメッセージを伝えてくるとは名曲だなおい。

Posted by kato takao at 2014年04月02日 04:04 | TrackBack
みんなのコメント

ぜひライブで聞きたいですなぁ

Posted by: ななこ on 2014年04月02日 19:46
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