ここ数日間体調を崩してしまって、あまり快調とは言えなかったのだけど、昨日行われた「SCRAP少年探偵団新年会」の熱狂と、福岡でやたらとおいしい水炊きを食べたことによって復活した。
やらなくちゃならないことが山ほどあって、しかしそれに対応する自分の能力が低くてとてもいらいらした。「とびっきりのアイデアが必要」な時に自分がとびっきりでないのはとてもストレスだった。
驚くべきことに今日一日 原田博行の「お仕事お仕事」がずっと回っている。
「耐えて耐えて耐え抜いて終わらない仕事に追われて どこへいくのだろう何があるのだろう?」素敵な歌詞だなあ。当時はわからなかったんだよ。
「流されてないならいいよ 自分で決めたらならいいよ」
一緒にがんばってきたミュージシャンの顔が流れて消えた一日だった。
みんな元気かな。まだ歌ってるかな。
原田さんは元気だろうけど。
原田さんが歌えなくなったらもうこの世界もだめだろうな
原田さんがずっとこれからも歌っていける世界でありますように。
ちょっとした機会があって占い師に手相を見てもらった。
占い師「なにか気になることありますか?」
加藤「ちょっと勝負に出なくちゃならないことが今年あるんですが、勝負に出るべきかどうか」
占い師「手相を見る限りあなたはもう勝負に出ることを決めてるから、その結果がどうなるかは関係ない」
というやりとりを経て、占いってすげえなあと思っているところ。
勝つか負けるかを見てもらうんじゃないんだね。
俺はもう打って出ることを決めたから、その結果負けるか勝つかなんてどっちでもいいのさ。
京都でちょっと大きなプレゼンがあって、なんとなく70点くらいの感じで、そのあと高級料亭で打ち上げみたいな時間があって、とても不思議な時間が流れて、祇園や木屋町をふらふら歩いていたら知り合いにばったり会って、一緒に飲みに行ったらその店のマスターが知り合いで、お客さんの半分が知り合いだった。
僕にとって京都ってそういう街だった。
「加藤さんは時代と寝てるってみんないってますよ」って言われて「そんなことないですよ」って答えた。京都において「時代と寝る」は褒め言葉じゃない。
文章を書いてるのは楽しいな。
なんでもない文章を書いてるのは楽しい。
このテキストが何百万円もの価値を生まないってのが素敵だな。
ホテルで一人でテキストを書いているとなんだか不思議な気持ちになる。
この場所でしか書けない何かが多分あるんだろう。
夕暮れみたいな色の悲しい話が、ここにはたくさんあるような気がする。
原田さん元気かな。
会いたいな。
フテハリのライブとかみたいな。
そういえば「時の徘徊」の池田さんがnanoでライブをしているらしい。
みたいな。会いたいなあ。
昔は会ったら喧嘩ばかりだったけど。
なんであの頃は会う人みんなと喧嘩ばっかりしてたんだろうな。
あんなに楽しかったのに。
さて、東京に帰ったらまた濁流だ。
とにかく眠って、起きて、また歩こう。
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