今日、夜の遊園地からの脱出のデバッグ公演でした。
ずいぶん長い時間かけて構築してきたゲームだけれど、やはり1万枚のチケットが売れる公演は始めての経験なので、実際に人がゲームを遊んでくれるまでは、自覚はしていなかったけど、ちょっとしたストレスを感じていたように思う。
今日、デバッグ公演で、お客さんがきちんと楽しんでくれているのをみて、やっと少しほっとした。
もちろん、いろんな思いがあり、全員が全員手放しで喜んでくれたわけではないのかもしれないけれど、それでも、会場で奇声上げながら熱狂している人を一人でも見ると、ああ、最低ラインのものはとりあえず作れたのだな、と思う。
僕らがあって欲しいの願ったものは、このデバッグ公演に詰まっていた。
ここまではうん、いい感じ。
問題はここからだ。
僕らが願った以上のことを起こさなくてはならない。
想像も出来なかったような時間が流れるためには、今からたくさんのことを思いつかなくてはならない。
90点を取るのは必死でがんばればできるけど、そこから奇跡的なひらめきがないと100点のイベントにはならないと知っているのです。
それにしても、これから来るお客さんはいいなあと思います。
あんな空間でゲームが楽しめるなんて。
夢みたいな世界ですよ。
あの異世界空間でイベントの制作をさせていただいたよみうりランドの方々には本当に、心から感謝しなくてはならないな。
さあ、ゲームをはじめましょう。
これは歴史を変えるような遊びになるかもしれない。
「夜の遊園地からの脱出」。明日から本番です。
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