2009年12月26日
3週間くらい前にライブで聴いて「つまんない曲だなあ」と思った曲を昨晩ラジオで聴いて「おお、すげえ曲じゃねえか」と思ったら、今日そのボーカルが死んでしまった。
大ファンだったわけじゃないし、直接話したこともないけれど、やはり歌うたいが一人いなくなってしまうとなんだか心に穴が開くようにさみしい。
今歌える歌を歌わなくてはならない。
誰かのためではなく僕の為に歌わなくては。
俺はせめてがんばろう。
こんなふうに時間が流れてて、こんな風に生きてきて、こんな風に気持ちが動く。
今がんばらないなんて嘘だ。
楽して手にできるものなどなにもない。
必死でやろう。
できる限りの時間と能力を使おう。
そして心にひとひらの毒だけ忘れずに。
毒を体の中で養っていくのはとても楽しくて、とてもスリリングです。
そのうち、毒が僕を食い殺すかもしれないという甘美な未来を楽しむことができます。
毒のない未来など、どうぞ来ませんように。
今日は歌いながら眠ろう。
どこにも届かない歌は、きっと死みたいに正しく朽ちるだろう。
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