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2009年12月20日

 日記を毎日書くといった翌日に後悔を公開して、その翌日からはもう書かずにほったらかしにするという自分の暴挙にあきれるを通り越して深い悲しみとして受け止めている。ひょっとすると俺は骨の髄までダメ人間なのではあるまいか。
 しかし、よくよく考えてみると、この数日はかなり華麗に立ち回っていたのだ。
 日記を書かなかったくらいで自分をダメ人間と断定するのは早計というものであろう。
 自分のここ数日を振り返ってみる。
 火曜日から東京で過ごす。ついていきなりロックな打ち合わせ。ロックな人たちとロックな未来について話す。かなりテンションが上がる。大切なのは今をもっと豊かにすることであって、未来のことを考えてせせこましくなる必要はないということだ。そのあと、「廃倉庫からの脱出」の大道具さんと打ち合わせ、あとチュンソフトの方々と打ち合わせ。「428」という大好きなゲームを作ったイシイジロウさんとブレスト出来たのがものすごくうれしかった。あと、「極限脱出999」のシナリオの打越さんともお会いできた。ゲームを作っている人たちの発想力はすごい。めちゃくちゃに楽しいブレストだったけれど結論は出ず、持ち帰りとなった。無念。その後ロボピッチャーのディレクターさんと飲む飲む飲む。たのしかった。
 水曜日は次回公演の為に会場を下見。とても良い感じ。新しい脱出ゲームが作れそうです。さらに脱出ゲームをイベント以外のさまざまな用途に使うためのプロジェクトが稼働。こんなふうにエンターテイメントが別用途で使われていくのはとても面白いです。頑張ろうと思った。あと打ち合わせに行った会社がおしゃれすぎてややかちんときた。で産経新聞の取材などを受けつつ、ロックの学園っていう東京の音楽イベントの人と打ち合わせ。一緒に組んで何かが出来そう。いろんな人と仕事ができるってのは素晴らしいことだなあと思いつつ、SEGAの人と打ち合わせ→カラオケという不思議なコースになだれ込む。3人で行ったのだけど途中からみんな切ない歌ばっかり入れだして切ない歌会となった。しかししんみりと染みた。
 木曜日はお昼にメディアファクトリーの方とランチを食べて、その後「リアル脱出ゲームの作り方」という公演のための準備。ものすごいたくさんの人たちが来てくれて本当に驚いた。どこでこの情報を知ったのだろう。そして、リアル脱出ゲームの作り方に興味のある人たちがこんなにいるなんて!自分の話がどれくらいその価値があったのか自分ではわからない。これまでやってきたことを正直に話しただけだったけど大丈夫でしたでしょうか。
 金曜日は新幹線に飛び乗って京都に帰りそのままライブ会場へ。ひさしぶりのソロライブ。しかし、集客が前の日のトークライブの1/8くらいで切なさを通り越して絶望すら感じた。そして声の調子が非常に悪い。必死で歌った。歌がもっと届けばいいのにと思いながら歌った。歌は歌のままで飛んで行った。
 で、今日。土曜日は一応オフ。少し仕事をして、いくつかの処理をして夜はマーブルの長井さんたちと遊ぶ。楽しかった。初めて会った36歳の仕事のできる男性が「これから30年つきあいましょう!」といって最後に握手してくれたのには驚いた。いろんな人がいて、いろんなことがある。あらゆる瞬間がもう面白いなあと思った。
 全部の過程がいまもう面白いよ俺は。結果はまあついてくるよなあ。

 とかそんなこんなでした。
 毎日日記を書くのはもう無理かもしれませんが、励ましの言葉はまだ募集していますよ。
 どうぞみなさま、加藤を監視する意味でももっとはげまそうじゃありませんか!
 責任が高まれば高まるほどがんばるタイプですよおれは。

 それではみなさま。
 しばらくおやすみしてすいませんでした。
 次は12/24の「第一回最強失恋伝説決定戦」でお会いしましょう。

 加藤


Posted by kato takao at 2009年12月20日 01:55 | TrackBack
みんなのコメント

色々おつかれさまでした。
リアル脱出ゲームのトークライブで「本業はミュージシャンです」と言い切った加藤さんが輝いて見えました。
たとえリアル脱出ゲームでどんなに有名になっても、私の中ではミュージシャンの加藤隆生です。
なんで来年はいっぱいライブをやってください。
ひとつよろしく。

Posted by: ななこ on 2009年12月20日 12:02
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