本当に久しぶりの「健康な二連休」が学生とのトークセッションと、ヨーロッパ企画の上田君とのイベント「文作りコンクラーベ」の二つで終わった。
なかなか面白いイベントで、人前でしゃべるってのは奥深くて、自分の中でもいろんな発見があるなあと思った。
その場で思いついたことをぱっとしゃべって、それをお客さんが見てくれているってのはすごい体験だ。
呼んでくれた方々どうもありがとう。
ちなみに、東京でも12/17にトークイベントがあります。
テーマは「脱出ゲームの作り方」。
原宿でやるのですが、詳細がまだ固まってないので、また告知します。
興味がある人は日程だけ空けておいて!
考えなくてはならないことがいくつもあって、行動を起こさなくてはならないこともたくさんある。
それらがないよりもあった方がいいことを僕は経験上知っているのだけど、そのことを幸せだと感じられるほどにはまだ老成していない。毎日なんとなくそわそわしながら、締め切りが来た物事をかたっぱしから片付けていく。
それでうまくいってもいかなくても、少しずつ後悔が残る。
しかし、後悔の残らない創作に未来はないだろう。
これでいいのだ、とも思っている。
ここから抜け出したいとも思っている。
「学生の間にやっておいたほうがいいことはありますか?」と聞かれて、とっさに「少しでもたくさん心を動かすことです」と答えたけれど、心を動かさなくてよい時期などない。
学生の心の震えは学生の時にしかないという意味では「学生の時にやっておくべきこと」ではあるけれど、30代には30代の、40代には40代の心の震えがあるだろう。
つまるところ、絶えず心は動いていなくてはならんのだ。
いつも自分のキャパシティーよりも少し大きな責任を抱えて生きていくのだ。
忘れていた感情を思い出す。
それは何かをたたきつける激情の爆音。
抒情を具現化するには音楽しかないように思える。
指がギターを弾きたがっている。
僕はもうすぐとても素敵な曲を作るだろう。
横浜のリアル脱出ゲーム「廃倉庫からの脱出」のチケットが異常に売れています。
まだ間に合う公演もあるので、興味のある方は今のうちにご購入を。
SCRAPの新刊が配布中です。
どうぞ手にとっても見て下さい。
僕の失恋から生まれた「失恋特集」です。
愛について思うときいつも、日常に思いを馳せます。
僕の名を君が呼ぶ、ささやくような声で。
僕はそれに答えずに幸せの意味を知る。
なんかそういう感じです。
Posted by kato takao at 2009年12月01日 04:35 | TrackBack
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