SCRAPの合宿へ行き、ボロフェスタが始まり、それと並行していくつかの重要な仕事が動き出している。
ぐっと日常の濃度が濃くなってきた。
SCRAP合宿は例年通りとても素晴らしい時間でした。
この年で合宿に行って、連日朝までわあわあ遊ぶってのもなかなかできる体験じゃない。いろんな話をして、いろんな話を聞いた。ずいぶんと笑ったし、いろんなことを考えた。
いろいろ吹っ切れちゃって、とにかくやるしかねえなあと思った。
あと、小豆島への愛が深まって仕方がない。
あの島には何かとても美しいものが埋まっているのではないか。
もっともっとゆっくりと探してみたい気がする。
そして今日はボロフェスタのスタートの日。
まずは8月ボロフェスタが今日だった。
この狂騒の宴。
音楽がきちんと音楽のまま存在していた。
リアルな音。
祝祭と呼ぶのになんのためらいもいらぬ。
炎が立ち上るのが僕には見えた。
大切なことを告げる火柱が確かに上がった。
大文字なんかより、ずっとリアルな炎。
スーパーノアについて書く。
立体的な音像、鋭いリズム、弱さから始まる虚勢、かっこつけないかっこよさ。
今日、彼らがロックだったと言おう。
転がっていけばいい。
もっと遠い場所があるのだから。
今日、世界一かっこよかったバンドの為に今一人で俺は飲んでいる。
今日から激動の2週間が始まる。
まだ泳いだことのない川を泳ぎ切らなくちゃならん。
東京-京都間を3往復。
ワンマンライブが2回。
SCRAPのイベントが1回。
SCRAP編集。
宝探しの製作。
東京で大きな会社のイベント。
その他動き始めているたくさんの企画。
長い時間かけて蒔いてきた種が、やっと芽吹いてきた。
僕はこれをきちんと育てていこう。
あたらしい価値を生み出してやろうと思う。
まだだれも見たことのないものを現出させるのが僕の仕事だ。
8月ボロフェスタ。
悲しみを背負った人々がぽつりぽつりと語り。
浮かれたニュースがさまざま飛び交い。
つがいとなった人たちと、片腕をもがれた人たちが同じ場所で踊り。
さあ、じゃあ、次はなにやって遊ぶ?と問いかけると全員の顔が曇る。
今ここの快楽を僕らは享受し、明日のことは考えないでまずは踊り叫ぶ。
我に帰った後、僕らに残ったものこそが音楽の本当の意味だ。
今年のボロフェスタは僕らに何を残してくれるかな。
ロボピッチャー東京ワンマンライブまで、あと二日。
どうしても来てほしいと、もう一度書こう。
きっと明日も書く。
僕が愛しているものを、君にも好きになってほしいだけなんだ。
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