やっときちんと日常の中で能力を発揮できるようになってきた。
いくつかのブレが修正されて、あるべき感覚があるべき場所に戻りました。
やっと今日からアイデアが生まれるようになってまいりました。
アイデアを出すためのコツは、出るまで出そうと思い続けることだと思っているのだけど、そもそも「アイデアを出したい」と思うためには土台が必要です。その土台が揺らいでいたんだなあ。
まあでももう大丈夫。
がつがつ働き、がつがつ遊びます。
そして、今何よりも大事なのはロボピッチャーのワンマンライブ。
どうぞみなさまお越しください。
■ 2009/8/19(水) 東京・下北沢440(four forty)
ロボピッチャーCD廃盤記念ライブ
~東京初ワンマン!~
【出演】ロボピッチャー opening guest:とうめいロボ
【時間】OPEN 19:00 START 19:30
【料金】前売¥2,500 当日¥2,800 (いずれも+drink)
■ 2009/8/22(土) 京都・CLUB METRO
ロボピッチャーCD廃盤記念ワンマンライブ
【出演】ロボピッチャー
【時間】OPEN 18:30 START 19:30
【料金】前売¥1,800 当日¥2,300 (いずれも+drink)
チケット予約は http://www.robopitcher.com/
今ロボピッチャーでリハーサルを重ねていて、やはり僕は誇り高い気持ちになる。
このバンドは僕に人生の意味を教えてくれるようです。
僕らの奏でる音はその不安定さを不安定なまま提示し、決してがんばれとはいわず、悲しみを喜びに変えることもない。
僕らが提示するのは、今のこの場所で虚像を信じずに生きていくことだ。
あとから事実を捻じ曲げて人のせいにしたり、時代のせいにするんじゃなくて、間違いなく今のこの場所でその二つの足で強く歩んでいくことを僕らは音楽にしている。
なんとなく聞いている間だけほっとする音楽ではない。
僕らは生き延びなくちゃいけなくて、そして死ぬ時には満足してなくちゃならん。
われわれは誰かが作ったシステムの中で幸せになるのではなく、われわれとして幸せにならなくちゃいけない。
毎日毎日幸せになるための方法をクリエイトしなくちゃいけない。
失敗したらものすごく悲しまなくちゃいけない。
しかし失敗を恐れてはいけない。
自分の幸せと、他人のシステムを守る喜びを勘違いしちゃいけない。
箱の中で無理矢理やりたいことや生きがいを見つけるなんて愚かなことだ。
僕らは日々の生活の中に埋没していくキラキラしたものをきちんと提示して行くバンドだ。
あらゆる瞬間を自分らしくありたいと願うおろかものだ。
会社が終わった時間から自分らしく生きてるってそれほんとに生きてるのか。
趣味ってそれ時間つぶしじゃないのか。
なんとなく同じ種類の人間が集まってほっとしてるだけじゃないのか。
もっと人生の濃度は上がらないのか。
時間は確信をもって流れているのか。
あらゆる瞬間にうなずいていけるか。
本当になにもあきらめてはいないのか。
ああ、なんかそういう恥ずかしいことを声高に叫んでいるのがロボピッチャーだ。
僕らは少しもぶれていない。
少しも揺らいでなどいない。
ただこのまま走る続けて、いつか倒れて消えてしまうだろう。
もう俺はそのことを少しも怖がっていない。
可能な限り高い場所まで上がって、そこから落ちて壊れてしまえばいい。
いつまでもだらだらと幸せを薄めるのではなく、今の瞬間瞬間を歓喜の瞬間に変えてしまえばいい。
それをどこまでも続ければいい。
ロボピッチャーは揺るがない。
僕が作った曲が、僕にいろんなことを教えてくれます。
CDが廃盤になって、もうロボピッチャーの名前を世間でそんなに見かけない。
でも、音楽は残る。ロボピッチャーが存在したことは消えない。
俺はやはりせめて誇り高く生きよう。
ああ、なんだか恥ずかしいが、恥を忍んで生きるのだ。
たしか、そんな風に生きていたのに、忘れていたなあと、夏の夜にひとりでふと思った。
Posted by kato takao at 2009年08月13日 02:06 | TrackBack
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